今年度、地区の組長さんをしているお隣の若いご夫婦のTさんが、母に「敬老のお祝」を持って来てくれました。
自治会からのお祝で、毎年いただいているありがたいお菓子のプレゼントです。
プレゼントも、もちろんうれしかったのですが、Tさんは母のことを気にかけていて、母に会いたいと言ってくれたことです。
母は話だけでは、記憶があいまいですが、顔を見るとすぐに分かって、それはそれはとてもうれしそうな顔をするのです。
Tさんがお隣に家を建てて越して来られてからもう5年も経ちますが、まだ家にお呼びしたことがありませんでした。
外が大好きだった母は、外のベンチにすわって、近所の皆さんとおしゃべりをするのが楽しみでした。
Tさんが2階に上って来て、「トミさん!」と声をかけると、にっこり微笑んで・・・
お昼をほぼ食べ終わって、少しうとうとしかけていたところでしたが、パッチリ目が開いて、なにやらモゴモゴ。
Tさんにお茶をすすめながら、もう少し食べることができました。
Tさんはうちの子供たちくらいの年代の方ですが、とても心配りが細やかで、母を「トミさん、トミさん」と慕ってくれて感謝です。
夕方から少し熱が出たりして、看護師さんに来ていただきましたが、薬を飲んで下がり、夕食もとることができました。