3月上旬のコメの店頭価格は、1年前のほぼ倍になり、米価の低迷を抜け出した農家は胸をなで下ろす一方で、消費者からは悲鳴があがっています。
適正な価格はいくらなのか。
その参考として、農家から店頭までにかかるコストを、農林水産省の調査をもとに朝日新聞が試算したそうです。
農家などが生産したコメは一般的に、農協などが集荷し、さらに卸売業者を経て、スーパーなどで売られます。
農水省はコメの価格交渉の参考となるよう、2022年産米について、生産から小売店まで各段階の事業者へアンケートや聞き取りを行い、それぞれのコスト(玄米1キロあたり)を試算し、2月上旬に示しています。
精米5キロあたりに換算すると、生産から消費者に渡るまでのコストは全国平均は2007円で、内訳は生産(労働費、肥料費、農機具費など)1292円、集荷(保管料、運賃など)260円、卸売り(包装容器代、運送費など)176円、小売り(人件費、水道光熱費など)279円です。
コストが2007円であれば、利益を10%として、2200円程度、利益を20%としても2400円、利益を50%でも3000円ですね。
農水省も財務省と一緒に解体だな~。
国民の役に立たない省庁を解体する気がない政権は退場してもらいましょう。
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