わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

真摯に謙虚に。労働とは尊いものなのだ。

2012-05-03 14:45:01 | カイシャ・シゴト
違和感感じてる話もういっちょ。調子に乗ってます(^_^;)


直線的なキャリアに違和感があること、将来や未来を考えることがとても苦手なこと。
労働は尊いと思うこと。


震災から1年経って、いろいろあれこれ考えた。
ちょうど、社員総会の講演で復興支援活動をしている方にいらしていただいたこともあって、自分ごと化して考えるようになったこともある。


その中で、強く強く思うこと。


労働の尊さと謙虚さ。


あのね、誤解を恐れずに言うと、あたしも含め多くの文系ホワイトカラーは、あの震災の直後、言いようのない無力感を感じたと思うのですよ。
仕事はキャンセルになったり、自宅待機になったり。現地に行って何かしようとしても手段もなければ、ノウハウも技術もない。自分にできることってなんだろう?とつつましい節電と募金くらいしかできなかったと思うのですよ。


一方で、普段、ホワイトカラー文系にとって、”仕事”と捉えてなかった(ゆーしゅーな大学生がシューカツするときによもやその職につくとは夢にも思わない、という意)輸送業や建設関係などガテン系の仕事や、自衛隊のなんとたくましく頼もしかったことか。


よく言うじゃない?
労働とは時間の切り売りで生活のため、仕事はその人自身の生きざま、とか。
労働はやらされるもの、仕事は主体的に取り組むもの、とか。


その点ではガテン系の肉体労働も、労働ではなく仕事なわけですが、多くのホワイトカラーはガテン系を「労働」だ、と認識していると思うのですよ。上から目線っていうかね。


あえて、今、思うのです。
労働は尊いし、あたしたちは無力だ、ということを謙虚に受け止めたい。のど元過ぎれば、じゃないけど、グローバルだなんだと切った貼ったな世界にいて、有能感満載な人の中にいると、毎日を愚直に過ごすことをおざなりにしている感じする。
あのときの謙虚な気持ち、真摯な気持ちでいたら、やわらかくてあたたかい世の中になる気がするよ。自信満々なキラキラ☆エリートに囲まれていると、ことさらにそう思う。


労をいとわないでいたい。
労働することに感謝できる人でありたい。


そう、だから、目の前のことを愚直に真摯に取り組むうちのメンバーはすごい!って思うのです。おぢからしたら物足りない、って思うのかもしれないけれど、労をいとわないその姿勢はホント素晴らしい。世の中にはそういう人たちがたくさんいて、そういう人たちに支えられている、とそう思う。


謙虚に真摯に。そして愚直に。今だからこそ敢えて意識したい。
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