プレミアム8 世界一番紀行「世界で一番高い湖~ペルー ティティカカ湖」観ました。
送っていただいたDVDが、うちの相当古くてスペックの低いデッキには対応していなかったので、パソコンで。
これはこれで至近距離で観られるから、何だか得した気分。
各方面でよかったよ~という感想は見聞きしておりましたが、ホント、よかったです。
映像も、音もだし、問題提起というのかな?ここ伝えたかったんだろうな?ってポイントとか。
贔屓目もあるんだろうけど、旅人キッカワコウジの目線、振る舞いもとーってもよかった。自然に現地に溶け込んでいて。現地の人になりきろう、みたいな気負いもないし、新しいことや知らないこと教えてよってスタンスがよかった。
ファン的ツボは…
子供を膝に乗せて、いつもの手をひらひら~ってさせるところ。「漁をやってるところ見せてよ」とお願いして通訳さんが交渉している最中に子供を抱っこして遊んでいるので、「漁を見せてくれるって」とOKが出たときの「ホントに!?」って驚きと喜びが素でよかったです。
コージって呼んで、とさっと握手を求めるところ、もツボ。ウル族の人たちも過酷な自然の中で漁をしているわけだからゴツゴツした大きな手なんだけど、それをすっぽり包み込む大きくてキレイな手
葦で編んだお帽子がちょこんと頭に乗っているのもツボ。あれ?キッカワさん、アタマ大きいんでしょうか?笑。
最後、お祈りの儀式でお花?を頭に振りかけられてたときのぺちゃんこになったアタマ、襟足がくるんとしていてなんともかわいらしい
ティティカカ湖の全貌を見ようと駆けあがって「やったー」と万歳。「きょえーっ」と奇妙な雄たけび、とか。ご自身でも「きょえーっ」はないよな、っておっしゃってましたけど
いちいち「空気が薄いから」と息があがるところを言い訳するのもツボ。
無人島生活は見てるこっちが肩凝ってきて、アタマ痛くなってきて、息苦しくなってきたけど、ウル族の暮らしだって快適なわけじゃないし、浮島のベッドだって寝心地もよくないだろうし、やってみろ、って言われたら絶対できない自信あるけど、こんなの無人島経験をした晃司くんにとってはどーってことないんだろうな。
すごい許容量、受容する力だなぁって思った。
くっついたり離れたりがごく自然にできるやわらかな人間関係のウル族。
トトラという葦で作られた浮島だもんで、のこぎりで簡単に切れちゃう。で、島自体が船みたいなもんなので、切り離せばその瞬間に離れて行く。
島ごと切り離すって斬新じゃー。ミゲルさんが言ってたこと。
新しいに人が来れば 新しい考えもやってくる
それもいいことさ
新しいこと、変化することに対して躊躇するのは文明の中に生きているあたしたちの方が強いかも。旧態依然としたやり方を頑なに守ろうとしたり、「変化」することに対して抵抗したり、「変化」がトリガーになってココロが折れちゃったり・・・
こういう言い方はなんですが、こういう文明とはちょっと切り離された世界に住む人たちって、その暮らしを守るってことこそが美徳で、新しいことを受け入れたり、変化するってことは苦手なのかと思っていた。というか、そもそも変わる、という概念がないんじゃないかと。
でも違うんだね。
観光には感謝している
スペイン語もうまくなったし
向上心もでてきた
いろいろ考えるようになった
島をよくするにはどうしたらいいか
漁ができなくなって観光事業に乗り出したのは、湖畔の町が大きくなって湖が汚染されたかという物理的な理由からだけど、でも、そこに「学び」を見出してるのがすごい、と思った。
「歌手になりたくて東京に出てきた。東京でやった方が便利だから東京にいるけど、魂は故郷にある」と言う晃司くんに対してガイドのリナがズバリ
あなたは帰るべき
あなたが育ち、あなたの世界を作り、苦労したんだから
この瞬間、涙腺決壊。え?なんで泣く?笑
父の仕事の関係もあって、小学校時代って転校を繰り返してたし、そのあと長く住んだ小田原という街があたしはどーしても好きになれなくて、早く出たい、って思ってた。
ホームタウンと呼ぶ場所があたしにはない。もちろん故郷は?って訊かれたら小田原だし、適度に思い出もあるし、そのときに出会った友人とは今でも付き合っているし、あたし自身を形成したのは10代を過ごした小田原なんだろうけど、でも、そこに帰りたいか、魂置いてきているかって言ったら、YESとは言えない。
だから、こうして故郷に思い入れを持っている晃司くんやウル族が純粋に羨ましいって思った。
と同時になんであたしは故郷に思い入れ持てないんだろ?とぐるぐるぐるぐる。
でもね、両親、特に父親は縁もゆかりもない小田原に住みついて、終の棲家にするくらい気に入ってるみたいだから、それはそれでいいのかな?って。そこに家族や大事な人がいてくれる、って思える故郷があるってだけでシアワセなんだろうね。
変わることと守ることと大事にすること。ウル族の暮らしからいろんなことを気づかせてもらった。
父の日には小田原に帰ろうかな?
ティティカカ見て、故郷を思う。
晃司くんのおかげでまたいろんなことを気づかせてもらいました。どうもありがとう。
そして、わざわざ送ってくれてありがとう。今、このタイミングで観れたから、いろんなことを感じられたんだろうな~って思う。
ホントにどうもありがとう
送っていただいたDVDが、うちの相当古くてスペックの低いデッキには対応していなかったので、パソコンで。
これはこれで至近距離で観られるから、何だか得した気分。
各方面でよかったよ~という感想は見聞きしておりましたが、ホント、よかったです。
映像も、音もだし、問題提起というのかな?ここ伝えたかったんだろうな?ってポイントとか。
贔屓目もあるんだろうけど、旅人キッカワコウジの目線、振る舞いもとーってもよかった。自然に現地に溶け込んでいて。現地の人になりきろう、みたいな気負いもないし、新しいことや知らないこと教えてよってスタンスがよかった。
ファン的ツボは…
子供を膝に乗せて、いつもの手をひらひら~ってさせるところ。「漁をやってるところ見せてよ」とお願いして通訳さんが交渉している最中に子供を抱っこして遊んでいるので、「漁を見せてくれるって」とOKが出たときの「ホントに!?」って驚きと喜びが素でよかったです。
コージって呼んで、とさっと握手を求めるところ、もツボ。ウル族の人たちも過酷な自然の中で漁をしているわけだからゴツゴツした大きな手なんだけど、それをすっぽり包み込む大きくてキレイな手
葦で編んだお帽子がちょこんと頭に乗っているのもツボ。あれ?キッカワさん、アタマ大きいんでしょうか?笑。
最後、お祈りの儀式でお花?を頭に振りかけられてたときのぺちゃんこになったアタマ、襟足がくるんとしていてなんともかわいらしい
ティティカカ湖の全貌を見ようと駆けあがって「やったー」と万歳。「きょえーっ」と奇妙な雄たけび、とか。ご自身でも「きょえーっ」はないよな、っておっしゃってましたけど
いちいち「空気が薄いから」と息があがるところを言い訳するのもツボ。
無人島生活は見てるこっちが肩凝ってきて、アタマ痛くなってきて、息苦しくなってきたけど、ウル族の暮らしだって快適なわけじゃないし、浮島のベッドだって寝心地もよくないだろうし、やってみろ、って言われたら絶対できない自信あるけど、こんなの無人島経験をした晃司くんにとってはどーってことないんだろうな。
すごい許容量、受容する力だなぁって思った。
くっついたり離れたりがごく自然にできるやわらかな人間関係のウル族。
トトラという葦で作られた浮島だもんで、のこぎりで簡単に切れちゃう。で、島自体が船みたいなもんなので、切り離せばその瞬間に離れて行く。
島ごと切り離すって斬新じゃー。ミゲルさんが言ってたこと。
新しいに人が来れば 新しい考えもやってくる
それもいいことさ
新しいこと、変化することに対して躊躇するのは文明の中に生きているあたしたちの方が強いかも。旧態依然としたやり方を頑なに守ろうとしたり、「変化」することに対して抵抗したり、「変化」がトリガーになってココロが折れちゃったり・・・
こういう言い方はなんですが、こういう文明とはちょっと切り離された世界に住む人たちって、その暮らしを守るってことこそが美徳で、新しいことを受け入れたり、変化するってことは苦手なのかと思っていた。というか、そもそも変わる、という概念がないんじゃないかと。
でも違うんだね。
観光には感謝している
スペイン語もうまくなったし
向上心もでてきた
いろいろ考えるようになった
島をよくするにはどうしたらいいか
漁ができなくなって観光事業に乗り出したのは、湖畔の町が大きくなって湖が汚染されたかという物理的な理由からだけど、でも、そこに「学び」を見出してるのがすごい、と思った。
「歌手になりたくて東京に出てきた。東京でやった方が便利だから東京にいるけど、魂は故郷にある」と言う晃司くんに対してガイドのリナがズバリ
あなたは帰るべき
あなたが育ち、あなたの世界を作り、苦労したんだから
この瞬間、涙腺決壊。え?なんで泣く?笑
父の仕事の関係もあって、小学校時代って転校を繰り返してたし、そのあと長く住んだ小田原という街があたしはどーしても好きになれなくて、早く出たい、って思ってた。
ホームタウンと呼ぶ場所があたしにはない。もちろん故郷は?って訊かれたら小田原だし、適度に思い出もあるし、そのときに出会った友人とは今でも付き合っているし、あたし自身を形成したのは10代を過ごした小田原なんだろうけど、でも、そこに帰りたいか、魂置いてきているかって言ったら、YESとは言えない。
だから、こうして故郷に思い入れを持っている晃司くんやウル族が純粋に羨ましいって思った。
と同時になんであたしは故郷に思い入れ持てないんだろ?とぐるぐるぐるぐる。
でもね、両親、特に父親は縁もゆかりもない小田原に住みついて、終の棲家にするくらい気に入ってるみたいだから、それはそれでいいのかな?って。そこに家族や大事な人がいてくれる、って思える故郷があるってだけでシアワセなんだろうね。
変わることと守ることと大事にすること。ウル族の暮らしからいろんなことを気づかせてもらった。
父の日には小田原に帰ろうかな?
ティティカカ見て、故郷を思う。
晃司くんのおかげでまたいろんなことを気づかせてもらいました。どうもありがとう。
そして、わざわざ送ってくれてありがとう。今、このタイミングで観れたから、いろんなことを感じられたんだろうな~って思う。
ホントにどうもありがとう