わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

感情をおさえたくない

2010-04-21 23:59:18 | ichiro
ROCKAMENCOでギターを弾く最後のichiroさんに会いにFCイベント行ってきました。
平日だし、結構スケジュール詰まってるし、やること満載だし、どうしたもんかな?と思っていたけど、行ってよかった、行けてよかったです。


握手したーっ!とのーてんきな記事を昨日、ケータイからアップしたのですが・・・


自己嫌悪・・


あたしってばなんて浅いニンゲンなんだろう、とどよよ~ん
反省の意味も込めて、前の記事は削除しないでおきます。


なんでかってね、
イベントはとにかく楽しくて、メンバーみんなの仲のよさとか、去年1年の濃密な活動とか、ROCKAMENCOはやっぱり唯一無二の音楽だってことを再認識したりとか、ホントに充足感にあふれるイベントだったし、ミニライブとは言え、これぞROCKAMENCOだっていうナンバーがほとんどすべて網羅されていたし、満足充実なひと時ではありました。


今日でichiroさんが最後なんだ、っていうのはあえて触れないかのように、今まで通り変わらない音と7人がいた。


でも、やっぱりギターソロが鳴ると「あぁ、これがメンコでのichiroさんを見る最後なんだー」と思って涙腺緩くなってきてたし、メンバーも1音1音を愛おしむように演奏していたように思えた。


最後の最後にichiroさんからメッセージがあった。
HPやブログにも脱退に際してメッセージは掲載されていたし、その決断について今は迷いはないんだろう。ROCKAMENCOのichiroさんとして最後のメッセージ。


曲作って、CDにして、ツアーに出て・・・っていうサイクルを回すには1年くらいかかる。
ミュージシャンのサイクルは50サイクルくらい。
厄を抜けて、残りのミュージシャン人生を考えた。
そしてBLUESに行くって決めた。 (やや意訳。)


なんかね、このメッセージにすごく撃たれた。
あたしは先のキャリアなんか考えなくて、目の前のことをひとつずつ積み上げてきた。
人生折り返しって何よ?逆算するような生き方は否定もしないけど、肯定もできない。年齢とか世間の常識にとらわれないで、したいことをし続けたい、って思ってた。


語弊はあるかもしれないけれど、世の中的には先行き不安で「あんた、いつまでもそんなふらふらして~」って言われちゃうようなミュージシャンの人生であっても、先を見据えて、自分が極めるのは何なのか、ってことをちゃんと考えていく・・・アタリマエだけど大事なことを教えてもらった。


そして、
最後のMorena。
あたしのROCKAMENCOはこの曲から始まったし、この曲のギターソロはichiroさんの音そのもの。
イントロのギターソロが鳴った瞬間に、涙腺決壊
会場でも涙している人がたくさん、メンバーもichiroさんも涙。


ichiroさんご自身が自分で決めたこと・・・その決断に後悔はないんだと思う。でもそんなに人の気持ちはすぱっとは切り替えられないし、100%以上の情熱傾けて取り組んでいたことなんだもん、感情のコントロールは難しいと思う。


昨日のcihiroさんのブログ、痛いほどにストレートな思いが綴られていた。


  ROCKAMENCOを通じての全てに感謝の気持ちをもうちょっと噛み締めたくて、
  また、感情を押さえたくなくてね。
  メンバー、スタッフ、ファンの皆
  あまりにもありがとう過ぎて一人涙が止まりませんでした。


読んだ瞬間、またまた涙腺決壊 カイシャなのに


なのに、あたし、浅いなぁ。
たぶん、ichiroさんはROCKAMENCOにどっぷりはまっていたいと思っていたわけでもないだろうし、今日だけはBLUESのことは忘れようと思っていたわけでもないとは思う。
でも、放心状態というか、そのときの感情を大事にしようとしているichiroさんに対して、「次」のことを言うのは浅いよね。これからも応援します、ってことを伝えようとしたつもりだったけど、昨日は昨日の感情に流された方がよかったかも。さみしいっていう感情に。


いろんなバンドやセッションで演奏するichiroさんのうち、その頻度が高かったこともあるからかもしれないけれど、あたしはROCKAMENCOのichiroさんが一番好きだった。
SONSやセッションで観るichiroさんも好きだけど、最初にichiroさんと出会ったのはROCKAMENCOだったから。


ROCKAMENCOのichiroさんを観れないのは寂しい。
けど、
BLUES道を進むichiroさんのこと、これからもずーっとずーっと応援し続けます。
そして6人になって別の道を歩むROCKAMENCOも。


ありがとう
感情をストレートに表現できるichiroさんはホントに素敵です。
そんなichiroさんだから魂に届くBLUESを奏でられるんだと思う。
感情を揺さぶってくれてありがとう。
何回言っても足りないくらい。
本当にありがとう


コメント
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