懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしの蒸気機関車写真展 その38 「機関区」 機関車集合-2

2013年10月11日 | 懐かしの蒸気機関車写真展
撮影場所 福岡県田川市 後藤寺機関区

田川線、後藤寺線の貨物列車を牽引する9600形蒸気機関車が勢ぞろい。
客車はC11形が牽引していたが後藤寺は通過していたのであろうか、
機関区には停車していない。
木造の機関庫に木造の倉庫や建物。昭和の風景である。
蒸気機関車が廃止になれば撤去される設備も多い。
それまで金を掛けず昔の建物で残してあったのだろう。
炭鉱の町でもあった繁栄と衰退を味わった町でもある。
40年ぶりに田川市を訪れたがかって機関区のあったところや線路には行かなかった。
いって現状の変わった景色をみてもしょうがない。
私の記憶は昭和40年代の風景のままでよい。一度見ると過去の記憶がリセットされそうである。

9600蒸気機関車を正面から撮っている。こんな位置から撮影できる建物はない。
多分、前にもう一台機関車がいてテンダーに乗り撮影したものとおもう。
機関車のテンダーについているモンキータラップを昇ったのであろう。
マナーの悪さでひん色をかいそうな写真である。
蒸気機関車のテンダーに乗るのは落下もあるが感電する危険もある。
広島機関区や岡山機関区、姫路は山陽本線が電化していたので機関区の構内の一部に架線が張られていた。