茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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源氏物語 -女君の恋-

2008年09月21日 | Weblog
中々この会の魅力をお伝えしたく思っていても伝えきれないと少々考えあぐねます。
今回講演して戴く教授は源氏物語を熱心にご研究していらっしゃる先生です。
まじめな方ですがしゃいなんです。
小柄でぷっくりで女子学生さんにとっても人気高い先生です。
お茶をさせているので授業にも置物を召されて講義をされます。
ちょっと変わっているかも?!
でもごく普通に着物を着られています。
不思議な方です。
ただ、その方だからこそ寄ってきた美術品ですので研究材料が豊富。
鎌倉、室町江戸時代のそのときそのときの屏風の美しさからみえる政治的経済的背景が面白いと思います。
美術品は先生の品です。ですので、非公開で、この二日間だけの公開です。
本当に皆様にご覧戴きたいです。
源氏物語の原点、本質がわかる屏風たちです。
源氏物語は多くの方がそれぞれに解読されています。
必要なことです。
ただ、針本先生は本質を理解してほしいと強く望んでいます。
お1人お1人が感じていただけるメッセージがあるともいます。
先生の屏風や掛け軸だから放せる思いや、先生だから考えることもお伝えできるでしょう?また、源氏物語が訴える大事なこともお話されると思います。
私は針本先生だからお手元にある美術品の数々だと思います。それだけにひきつける魅力ある先生で紫式部の考える原点近くへ導いてくださると思っています。
お客様にとっては新たな源氏物語になるかもしれませんし、合点がいくところかもわかりません。ただ、皆様にとっての王手になることだけは確かだと思います。
真面目なお顔をしてさらっと冗談もおっしゃる面白い方です。
熊さんのようでもある可愛らしい方です。
ぜひ先生のお話を楽しい形で気楽にお聞き戴きたいと思います。
先生もお寺で講義をされるのは始めてだと話していました。
何が起こるかわからない楽しみがある会ですよ。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。