道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

04/30 「軍艦巻き」と「鉄火巻き」

2013年04月30日 | 食・レシピ

●今日からは食べ物のシリ-ズです。

【軍艦巻き】
軍艦巻きとは、握った寿司飯の側面を海苔で巻き、イクラやウニなど崩れやすいネタを乗せた寿司の総称。
軍艦巻きの名は、横から見た姿が軍艦に似ていることから付いたものである。
軍艦巻きを考案したのは、昭和16年、東京銀座の高級寿司店『久兵衛』の主人で、常連客の「イクラの寿司が食べたい」という要望から考えたものといわれる。
現在では、イクラの軍艦巻き以外にも、カニ味噌やネギトロなど、柔らかく崩れやすいネタを使った様々な軍艦巻きが作られるようになった。

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【鉄火巻き】
鉄火巻きとは、マグロの切り身の赤身に山葵をつけて芯にした海苔巻き寿司。
鉄火巻きの「鉄火」は、もともと真っ赤に熱した鉄をさす語である。
マグロの赤い色とワサビの辛さを「鉄火」に喩えたもので、気質の荒々しい者を「鉄火肌」や「鉄火者」というのと同じである。
賭博場を意味する「鉄火場」に由来し、手に酢飯が付かず、鉄火場で博打をしながらでも手軽に食べられることからとする説もあるが、「鉄火」の付く食べ物には「鉄火丼」や「鉄火味噌」もあり、これらに共通するのは「赤い色」と「辛さ」で「鉄火場」も「手軽さ」も関係ないため、この説は間違いと言える。
ただし、「鉄火場」の「鉄火」も同源で、熱して鉄のように博徒が熱くなるからという。

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04/26 「ますやの菓子パン」と「豚丼弁当」

2013年04月26日 | インポート

【ますやの菓子パン】

帯広の有名店「ますやの菓子パン」は、帯広空港の空弁。
黒い段ボ-ル箱に、十勝産小麦を使用したという個別に密封された菓子パンが6個入っている。
中身はミニシロアンたパン、ミニエンドウパン、ミニオグラパン、ミニヨモギアンパン、ミニクルミアンパン、ミニアンパンということで、見た目や内部はすべて異なるが、つまりはすべてアンパン。
パン生地の密度が高いのに食べて柔らかく、確かに箱詰めして土産物にできるようなもの。調製元は1950年に帯広市で創業したパン屋で、小麦はすべて地元十勝産を使用している。

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【豚丼弁当】

帯広名物の「豚丼弁当」は、帯広空港の空弁。
帯広空港の2階出発ロビ-のレストラン「レストラン大平原」で注文販売されている持ち帰り弁当。
長方形の発泡容器に白ご飯を詰め、豚焼肉を敷き、ネギで彩る。豚肉は比較的厚くて弾力があり、タレは見た目ほどしつこくなく、出来たてなので温かく美味しい。
豚丼の焼き方の基本は炭火焼きであるが、市内で豚丼を提供している店で炭火焼きの比率は50%程度である。本当に美味しい豚丼を味わうには、炭火焼きの豚丼を店頭で食べることである。

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●空弁を終了します。


04/24 「ジンむす」と「わんこたらば」

2013年04月24日 | インポート

【ジンむす】

ジンギスカンのオムスビ「ジンむす」は、旭川空港の空弁。
小柄ながら棒寿司でも入っていそうな細長く強度の有る容器に収まっている。名古屋名物の天むすのような炊き込みご飯のミニミニおむすびを4個入れ、ミツバとゴボウを添えている。
おにぎりの具はラム肉唐揚げなので、ジンギスカンのおむすび、縮めて「ジンむす」というわけである。
ラム肉の唐揚げをジンギスカンと呼ぶには抵抗があるし、風味も鶏唐揚げでは、納得しない道民がいるのではないか。

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【わんこたらば】

2007年登場の「わんこたらば」は、旭川空港の空弁。
プラスチック製の小さなふた付き味噌汁茶碗を、商品名を書いたボ-ル紙の枠にはめてある。
中身は五目飯にタラバガニの脚肉やほぐし身を載せ、イクラやシイタケや錦糸玉子などを添えている。
味付けはカニの風味を生かすために薄味に仕上げている。とても小柄で小食向け、それでいてこの価格(1000円)だから、カニの相対的な分量は多く、小柄でぎゅっと締まった風味に一瞬だけ満足させてくれる。

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04/23 「鮭飯と「オホ-ツクのたこわっぱめし」

2013年04月23日 | インポート

【鮭飯】

古めかしくシンプルにデザインした包装の「鮭飯」は、新千歳空港駅売店の空弁。
カド落とした浅い長方形の発砲材容器の中身は、白ご飯の上をタケノコ混じりのふんわりした味付け鮭そぼろで覆い、鮭唐揚甘酢あんかけを1個置き、錦糸玉子と紅生姜とグリ-ンピ-スで彩り、ワカメの佃煮やキュウリの醤油漬けなどを添えてある。
これは、現在注文生産となっている長万部駅弁を、駅弁屋と新千歳の空弁屋が共同で空弁化したもの。容器と雰囲気は現代風に簡素化されているが、どんな駅弁にも似ない個々の鮭切り身の食感と風味をしっかり再現している。

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【オホ-ツクのたこのわっぱめし】

商品名と魚の絵を印刷してある掛紙の「オホ-ツクのたこわっぱめし」は、新千歳空港駅の空弁。
中身はホタテご飯の上にタコの柔らか煮を並べ、錦糸玉子、キンピラゴボウ、姫竹、大根桜漬を添えてある。
タコは柔らかいし、ホタテのご飯とも合う。味付けも醤油ベ-スで、口の中でタコの風味を感じることができる。
これは新千歳空港駅で購入したので駅弁と思えるが、掛紙に「北の空港弁当」と書かれているので、通常は空弁として区分されているのだろうか。空港内売店でも売られてるのならこの疑問も解消するのだが。

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04/20 「中村のとりめし」と「豚丼」

2013年04月20日 | インポート

【中村のとりめし】

大正時代からの歴史を持つ「中村のとりめし」は、新千歳空港の空弁。
現在の美唄市の中村地区の名物。プラスチック製トレーを接着した小柄な円形の発泡材枠容器に透明なフタをして、円形の掛紙を置いてセロハンテ-プで留めてある。
中身は色の濃い鶏肉の混ぜご飯の上に棒状玉子スライス1個と紅生姜を載せてあるだけ。
醤油味がちょっときついものの、安くて(630円)腹の足しになるシンプルイズベストな空弁。
1894年に中村に入植した三重県と滋賀県からの約120戸600名からなる移民団のリ-ダーである中村豊次郎が、小作人に雄雌の鶏を貸与し、鶏卵や鶏肉を生産させ、これを砂糖と醤油と酒で内臓も含め丸ごと炊き込んだことが、中村のとりめしの始まりだという。

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【豚丼】

帯広名物の豚丼と大違いの「豚丼」は、新千歳空港の空弁。
まるで、ホカ弁のイメ-ジのに容器に豚丼と大書した掛紙。
中身は白ご飯の上にタマネギ炒めと味付け豚焼肉を貼り付けて紅生姜を添えてある。商品名どおりの豚丼。
帯広の名物になっている炭火焼肉タイプの豚丼とは違い、タレの分量と粘度が大きく、まるで豚肉あんかけ丼のようである。これで900円とは驚きである。
吉野家の豚丼と同じように、帯広の豚丼の評価の足を引っ張る心配がある。

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04/19 「ジン゛スカン弁当」と「いけだ牛弁当」

2013年04月20日 | インポート

【ジンギスカン弁当】

2006年5月26日の新千歳空港「空弁道場」オープンと同時に登場した「ジンギスカン弁当」は、新千歳空港の空弁。
長方形の発砲材容器を、空弁の名前と北海道の風景イメ-ジを印刷した黄色いボ-ル紙の枠にはめてある。
中身は白ご飯の上に、もやし炒めの上に載せた味付け羊肉を半分と、フライドポテトやスイ-トコ-ンやニンジンやカボチャなどのおかずを半分覆うもので、北の大地らしさが感じられる。
ご飯を肉だけでは覆わない内容、この外観と内容で加熱機能付きでも電子レンジ対応でもない容器、そしいてこの姿のままで遠隔地の催事に出てくる空弁は珍しい。
名前だけで、中身にこれほど特色の無く、味付けにも珍しさがない空弁である。

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【いけだ牛弁当】

ワインで有名な池田産の牛肉を使った「いけだ牛弁当」は、新千歳空港の空弁。
小柄な発砲材容器に透明なフタをして、濃いめの木箱のようなデザインのボ-ル紙の枠にはめてある。
中身は白ご飯の上で粒の細かい牛そぼろと玉子そぼろに味付け牛肉がストライプを描き、大根桜漬けが添えられている。
牛肉は、豊な脂身と硬めな赤身を合わせて、ほどほどに優しい味付けで、大人から子供にも好感を持たれる空弁である。
いけだ牛とは、誕生から肥育、加工処理まで地元で行われる褐色和種の牛。霜降りだが脂肪が少ない、風味が豊でジュ-シ-かつ柔らかい。ワイン製造の副産物を与えているという特徴がある。生産量は年間で230頭から250頭程度。

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04/18 「鮭といくらの親子丼ぶり」と「かにつつみ」

2013年04月18日 | インポート

今日からは空港の弁当「空弁」です。

【鮭といくらの親子丼ぶり】

新千歳空港の空弁、「鮭いくらの親子丼ぶり」は、掛紙を見ただけで中身が想像できるほどストレ-トなネ-ミングである。
円形で強度がある漆器風のプラスチック製容器を、商品名や中身の写真を印刷したボ-ル紙の枠にはめている。
中身は酢飯と、ふた付きの透明トレーに収めた鮭ルイベ漬けにいくらと鮭フレ-クや海草類。
味はどれも良好だ。

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【かにつつみ】

赤ジソの香りがカニの風味のアクセントになっている「かにつつみ」は、新千歳空港の空弁。
かわいらしい巾着袋に入った新千歳空港限定の空弁。タラバガニのほぐし身、棒身を盛り付けたカニめしを、熊本産の赤ジソで包むように容器に収まっているのでこのネ-ミングになった。
注文するとその場で調製してくれるので、シソの風味、カニの味わい、ご飯の軟らかさと、三拍子揃った出色の出来映え。出張帰りのビジネスマンに絶大な人気を誇る。

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04/17 「松茸の釜飯」

2013年04月17日 | インポート

【松茸の釜飯】

中部エリアで最後の駅弁立売の「松茸の釜飯」は、高山本線・美濃太田駅の駅弁。
全国で5駅残っている立売のひとつの「松茸の釜飯」。中部エリアでは美濃太田駅だけである。
聞くだけで美味しそうな名前である。松茸の季節によらず、1年中販売されている。釜飯の駅弁でよく使われる、1人前サイズの陶製釜形容器に、茶飯を詰めて、おかずで覆い、やはり陶製のフタをして、漬物を別添し、掛紙をかけて、割り箸を置き、紐でしばる。
松茸は小振りのスライスであるが、ご飯の三分の一はこれで覆う。千円に達しない駅弁である割には、量が確保されている。歯応えを感じるには厳しいかもしれないが、ダシしっかり吸い、奥ゆかしい香りを感じられる。
煮物として添えられるタケノコとワラビとフキは薄味に仕立てられ、松茸の味にもうまく合う。少量の鶏肉も煮られて脂が抜け、とてもさっぱりしているから、やはり松茸を邪魔しない。
おかずの下部にしっかり詰まる茶飯が、どの具に当てても引き立て役となる。これをグリ-ンピ-スとサクランボで彩る手法は、釜飯駅弁の定番である。

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●駅弁シリ-ズは今日で終了します。明日からは「空弁」シリ-ズです。


04/16 「とり釜めし」と「木曽路釜めし」

2013年04月16日 | インポート

【とり釜めし】

そぼろと唐揚げのシンプルな「とり釜めし」は、中央本線・塩尻駅の駅弁。
両手にすっぽり収まる小振りな様相だが、フタまで陶製の釜めし容器は手に持つとずっしりと重量感がある。
茶飯の上は、鶏唐揚げ、鶏そぼろ、野沢菜油炒め、うずら卵など。派手さはないが、山里の素朴な風情を醸し出している。味も同様で、家庭で食べるお袋の味わい。そぼろ、唐揚げともに鶏肉の旨味が程よく感じられ、ご飯との相性も良い。高菜は酒の肴にもうってつけだ。

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【木曽路釜めし】

木曽路旅のお供は昔にがらの名物釜めし」は、中央本線・中津川駅の駅弁。
木曽路観光の起点にしたい中津川駅の名物駅弁。
茶飯の上には、椎茸甘露煮、山菜、鶏肉旨煮、うずら卵など、昔から変わらない尾ーソドックスな具材がラインナップする。
大ぶりのタケノコ煮はシャキシャキする歯応えが心地良く、茶飯も味が良い。
どれもしっかり調理された優しい味わい。デザ-トにはチェリ-を添え、見た目以上に満足度は高い。

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04/15 「鯨釜飯し」と「火焔釜めし」

2013年04月15日 | インポート

【鯨釜飯し】

全国的にも珍しい鯨の「鯨釜飯し」は、東北新幹線・仙台駅の駅弁。
この駅弁は、「いしのまき旬鮮市場」とウエルネス伯養軒との数々の協働駅弁の内の一つで、宮城県や南三陸地域の食材を全国に向けて発信したいという地元の人たちの思いが詰まった駅弁となっている。
この駅弁は石巻漁港で調査捕鯨のため水揚げされた鯨を使用している。ベ-コンに本皮、南蛮漬けが五目ご飯の上に錦糸玉子とともに載せられている。
これに
鯨肉の竜田揚げがあれば鯨のフルコ-スになるのだが!給食に鯨肉が入っていた年代の人々には感慨深いものがある。

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【火焔釜めし】

「火焔土器」をモチ-フにして作られた「火焔釜めし」は、上越新幹線・長岡駅の駅弁。
長岡で発見された縄文時代中期の「火焔土器。際しの際の煮炊きに利用されたのではないかと推定さている。利用する時に縁の部分に大きく立ち上がる4つの突起が燃え上がる時に炎のように見えることから「火焔土器」と呼ばれるようになった。
中身は、牛肉、鮭、蒲鉾、玉子焼き、人参、山菜、椎茸、くり豆、漬物などがご飯の上にのっている。
栄養バランスの良い食材が、ある程度ひとつの方向性の味付けでまとめられているという印象であるが、特別の個性がある弁当ではない。
釜飯としてはこ゛く標準的、良く言えば安心して食することのできる・・・といったところ。
ただ、プラスチック製のこく普通の容器に入ったこの弁当がなぜ「火焔釜飯し」なのか?
確かに容器の色は赤褐色で「土器むの様相を呈しているが、形状が少しも「火焔」ではない。中身の火焔のかも感じられない。もう一工夫が必要ではないか。

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04/14 「浜の釜めし漁師風」と「毛蟹釜飯」

2013年04月14日 | インポート

【浜の釜めし漁師風】

新発売の「浜の釜めし漁師風」は、総武本線・千葉駅の駅弁。
漁師風の釜めしは、炊き込みご飯。
さざえ、はまぐり、あさりがたっぷりと入った貝尽くしの釜飯。付け合わせには、はんぺん、ひじき煮、鯛味噌、のげ味噌煮が入っており、海の幸に拘って作られた釜飯。
味付けは、炊き込みご飯は貝の旨味が染み込んで結構な味。充分に煮込まれたさざえ、はまぐり、あさりも弾力があり、非常に美味い。漁師風なのでガンガン食べるイメ-ジだが、とても上品な味付けである。また、合間に鯛味噌でひと休憩しながら頂くと丁度良い。
器もプラスチックでなく本物の陶器を使っている。駅弁の良さって、こんな拘りを感じるところに魅力がある。

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【毛蟹釜飯】

1日5個というレアな駅弁「毛蟹釜飯」は、函館本線・函館駅の駅弁。
掛紙に「蟹の甲羅、中骨については除去作業を行っておりますが、手作業のため若干の見落としが考えられます。万一残っておりましたら取り除いた後、お召し上がり下さい」。と丁寧に書かれているのが本物の毛蟹を使っていることが判る。
ご飯は、毛蟹の炊き込みご飯。毛蟹の風味して、味がしっかりしていて美味い。その上に、毛蟹の身をほぐしたフレ-ク、イクラの醤油漬け、厚焼玉子、煮椎茸、塩茹できぬさや、山ゴボウ、蒲鉾が入っている。
毛蟹フレ-クは、さっぱりと優しい味、炊き込みご飯とよく合う。イクラ醤油漬けも叉違った味で結構な味付け。
箸休めに絹さや、山ゴボウがあり、美味い駅弁である。とにかくさっぱりしている。
ただ、残念なのは、器がプラスチックなのはチョットがっかり。横川駅の「峠のかまめし」は、値段も安くてちゃんとお釜の陶器になっている処からすると、プラスチックの釜はちょっと寂しい。

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04/13 「伊吹釜めし」と「林道かまめし」

2013年04月13日 | インポート

【伊吹釜めし】

横川駅の峠のかまめしにそっくりな「伊吹釜めし」は、東海道本線・米原駅の駅弁。
釜めしと言えば「おぎのやの峠の釜めし」が有名だが、掛紙の雰囲気、しっかりとした陶器の器も似ており、はたして中身はとフタを開けてビックリ。内容もほぼ一緒。
油揚げ、グリンピ-ス入りの炊き込みご飯の上に、鶏肉、海老、煮物としいて椎茸、筍、栗、蓮根、そして蒲鉾ねうずらの玉子、紅生姜におかかが乗っている。
しっかりした味付けの煮物と炊き込みご飯がよく合い、合間に紅生姜で口をさっぱりさせられる。まとまりのある内容。
釜めしはご飯の上にゴロゴロっとした食材が載っているのが定番だが、峠のかまめしに対抗するには力不足か?

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【林道かまめし】

野趣あふれる雪国の釜めし「林道かまめし」は、上越本線・越後湯沢駅の駅弁。
歌手の香田晋さんが歌う「越後沢駅」にちなんで、本人がプロディユ-ス。
パッケ-ジの文字は自筆によるもので、加熱式容器を採用している。
中身は、魚沼間産コシヒカリ米のご飯の上に銘柄豚である「つなんポ-ク」やマイタケなと、地産の食材をたっぷり配した山里の味。
ふっくらとした炊き込みご飯と具材の取り合わせが秀逸で、値段以上に満足できる。

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04/11 「新潟越後釜めし 山の幸」と「特製五目釜めし」

2013年04月11日 | インポート

【新潟越後釜めし 山の幸】

新潟越後釜めし海の幸の姉妹品「新潟越後 山の幸」は、信越本線・新津駅の駅弁。
2004歳に登場した新潟の山の幸をふんだんに使用した駅弁。
中身は地元新潟産「こしひかり」を使用した茶飯の上に、雪国まいたけ、栗、鶏そぼろ、椎茸煮、山みつば、生姜味噌漬けがたったぷりと載っている。
どの食材もとても良い味付けで、特に「雪国まいたけ」はシャキシャキとした食感で、醤油ベ-スの薄味で絶品である。

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【特製五目釜めし】
幻の駅弁屋の幻の駅弁」特製五目釜めし」は、東海道本線・清水駅の駅弁。
幻の駅弁とされる理由は、通常販売数の少なさがある。運がないと買えません。調製元やすい軒の毎日の製造販売数は特製五目釜めし-2個、和風カツ弁当-2個、幕の内弁当羽衣-2個、牛べん-1個、幕の内弁当見潟-1個、スポ-ツランチ-1個となっているためである。
さらに「特製五目釜めし」は、毎年11月から4月までの期間限定販売のため、幻の駅弁のエ-スである。
中身は帆立煮、かに爪肉、海老、筍、山菜、椎茸、人参、鶏肉、グリ-ンピ-スが彩りよく茶飯の上に載せられている。
味付けは全般的に濃く、甘めというのが調製元の特徴のような印象であるが、この駅弁もそれぞれの具にしっかりと味が施されている。

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04/10 「蛍いかの釜飯」と「帆立釜めし」

2013年04月10日 | インポート

【蛍いかの釜飯】

この時期しかない限定の駅弁「蛍いかの釜飯」は、北陸本線・富山駅の駅弁。
フタを開けるとタケノコの炊き込みご飯にホタルイカ、エビ、山菜、キンピラゴボウ、赤カブ漬け、栗などがのっている。
3月20日から解禁になるホタルイカを甘辛く煮込み、醤油味の炊き込みご飯にのせている。その他の具材の味付けも丁度良い味付けで、食欲と旅情を誘うには十分の駅弁である。
容器が陶器でなくプラスチック製なのは、ホタルイカの漁が終了する5月中旬までの販売なので仕方ないところだ。

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【帆立釜めし】

新幹線を迎えた陸奥湾の名物駅弁「帆立釜めし」は、東北新幹線・新青森駅の駅弁。
従来は青森駅で販売されてきた駅弁であるが、新幹線開業と共に引っ越し。1968年に青森駅で登場した「帆立釜めし」はその名の通り、帆立をメインに据えた釜飯風の駅弁である。お釜の形を模したようで、ちょっと違う気もする、赤黒く平らなプラスチック製の容器に、駅弁の名前を四角くデザインした赤い掛紙が巻かれる。
中身は茶飯の上を錦糸玉子で半分、そして時にはアサリのように小さい、しかし数は賑やかな帆立の醤油煮で半分覆っている。
白い身に醤油が浸みたご飯も帆立も、同じような薄茶色。香りも食感もトゲがなく柔らかな味が共通し、口に含んだ瞬間に、両者の風味がお互いに混じり合っている。陸生と海生、穀物と貝類という、生きているうちには決して出会うことのない存在なのに、その境界がまるでない。とびこや細竹7を添えるのは、飯も具も茶色に染まる中身に彩りを添えるただろう。

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