【鮭飯】
古めかしくシンプルにデザインした包装の「鮭飯」は、新千歳空港駅売店の空弁。
カド落とした浅い長方形の発砲材容器の中身は、白ご飯の上をタケノコ混じりのふんわりした味付け鮭そぼろで覆い、鮭唐揚甘酢あんかけを1個置き、錦糸玉子と紅生姜とグリ-ンピ-スで彩り、ワカメの佃煮やキュウリの醤油漬けなどを添えてある。
これは、現在注文生産となっている長万部駅弁を、駅弁屋と新千歳の空弁屋が共同で空弁化したもの。容器と雰囲気は現代風に簡素化されているが、どんな駅弁にも似ない個々の鮭切り身の食感と風味をしっかり再現している。
【オホ-ツクのたこのわっぱめし】
商品名と魚の絵を印刷してある掛紙の「オホ-ツクのたこわっぱめし」は、新千歳空港駅の空弁。
中身はホタテご飯の上にタコの柔らか煮を並べ、錦糸玉子、キンピラゴボウ、姫竹、大根桜漬を添えてある。
タコは柔らかいし、ホタテのご飯とも合う。味付けも醤油ベ-スで、口の中でタコの風味を感じることができる。
これは新千歳空港駅で購入したので駅弁と思えるが、掛紙に「北の空港弁当」と書かれているので、通常は空弁として区分されているのだろうか。空港内売店でも売られてるのならこの疑問も解消するのだが。