道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

02/28 ミルクロード&サバラン&チーズオムレット

2014年02月28日 | スイ-ツ・お菓子

【ミルクロード】

「ミルクロード」は、「おかしの館・あくつ」で発売から10年以上の人気のベストセラー。
モダンな建物からは想像できないが創業約70年。帯広の洋菓子屋としては古株。初代が和菓子店として開店したが、二代目が「これからは洋菓子」と、東京の製菓学校で修行し、ケーキの道を拓く。

「ミルクロード」は、バターと蜂蜜を贅沢に使ったスポンジの上下にホワイトチョコレートをコーティング。一口ごとにやさしい甘さが満ちてくるが、厳戒の・北京情勢・テロ他市超えることなく、幸せな余韻を感じることが出来る。
店内にはなんと、羊羹が、ノスタルジーかと思えば、羊羹の人気も高いのだとか。帯広スイーツの隠れた名店である。

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【サバラン】

バターをたっぷり使ったパン生地にグランマニエ、ブランデー、キリッシュなどのリキュールのシロップをじっくり染み込ませたケーキ。
「サバラン」とは、元々、ブリオッシュを切って紅茶味のシロップを染み込ませて冷やしたものに、ラム酒やキルシュをかけて、生クリームや果物で飾りつけたお菓子。

かのマリー・アントワネットが発言したと言われる「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」と言う台詞。言語では「Quils mangent de  la brioche」。「ブリオッシュを食べろ」と言っていたのである。
しつとりとしていて、グランマニエが効いており、虜になる人が多いとか。

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【チーズオムレット】

JA帯広大正青年部が地元で収穫された野菜を使ったスイーツとして「おかしの館めあくつ」と連携して完成したのが「大正長いもの長助くんチーズオムレット」。

チーズケーキのスポンジ部分に「大正長いも」を使用し、長いものほのかな味やねばりが楽しめるケーキに仕上がった。JAの役員も試食した結果、評判は上々。価格も1ホール650円と値段も手頃でスイーツが大好きな女子職員にも公表であった。

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他にも美味しいケーキが沢山あります。

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02/26 夢うぐいす&生キャラメル

2014年02月26日 | スイ-ツ・お菓子

【夢うぐいす】

「夢うぐいす」は、洋菓子店「パテスリー・ド・ブルボン」が製造するケーキで、購入客による人気投票「三つ星スイーツ」を選出する「北海道スイーツ選手権」で、消費者の満足度が最も高い「三つ星」に選ばれた。

同店は、東京で18年間菓子職人をしていた高久社長が、「洋菓子の美味しさを広めたい」と1990年に故郷の帯広に戻って創業。

「夢うぐいす」は、東京での職人時代に考案した菓子で、エンドウ豆と抹茶の入った生クリームをブッセと呼ばれる生地で挟んだもの。調和のとれた美味しさが年齢を問わず人気を博している。

旨い菓子の秘訣は素材の良さだけではない。生地とのバランス、パッケージやロゴからくるイメージと味の整合性。「そこで初めて客が菓子を味わう楽しさが生まれる」と高久社長。

十勝は酪農無王国。これからは牛乳やチーズの味を生かした菓子に挑戦したい」として生み出されたのが「チーズプリン」。帯広畜産大学の搾りたて牛乳を使用し、十勝産クリームチーズをタップリ加えて、柔らかな舌触りにレモンソースの酸味がアクセントとなっている。

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美味しいケーキも沢山あります。

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【生キャラメル】

「生キャラメル」は、主原料に生クリームを多量に用いた新ジャンルのキャラメル。
製法は一般的なキャラメルと基本的に同じであるが、出来上がりは全くの別物である。

『発祥』

2006年北海道紋別郡興部村の「ノースプレインファーム」が牛乳消費の低迷を打開するため、牛乳の消費拡大を目指して開発した。原料に生クリームを多量に使い。、新鮮さをイメージするために名付けられた。

『概要』

一般的なキャラメルに比べ非常に柔らかく、常温で放置してしまうと溶け出す場合もある。全国的に認知度があるのは、花畑牧場製の方である。その人気もあって、北海道や他の地域のメーカーも新規製造に取り組んでいる。

『歴史』

生キャラメルに相当するキャラメルそのものはヨーロッパのポーランドにおいて1921年から「クルフカ」の名称で製造販売されている。

2006年2月。
生キャラメルを興部町内限定で「ノースプレインファーム」が試作販売。同年10月ノースプレインファーム札幌直営店の限定品として発売開始。あまりの人気に生産が追い付かず、数量限定に。
2007年
1月11日。北海道テレビ放送、森さやかアナウンサーのブログにおいて、「帰省土産」として紹介。
3月。花畑牧場が生キャラメルを発売開始。
7月15日。札幌テレビ放送においてノースプレインファームを、生キャラメルの元祖として紹介。
8月。エア・ドゥ利用客を対象に、生キャラメル試供品プレゼントキャンペーンをノースプレインファームが実施。
2008年5月2日。花畑牧場を経営する田中義剛によって「生キャラメル」の標章登録が申請されたが、2009年3月31日、拒絶査定された。なお、ノースプレインファーム代表の大黒宏と花畑牧場・田中義剛は、酪農学園大学の同期生である。

『作り方』

1・鍋で暖めた牛乳に生クリーム・グラニュー糖・蜂蜜・バニラビーンズを入れ焦げ付かないようにまんべんなくかき混ぜて全体を加熱する。
2・加熱し過ぎると焦げたり固まったりするので、火加減には注意が必要である。
3・キャラメル色に変化して、ある程度とろみが付いたらソースの出来上がり。
4・バットにラップ、シートを敷き、少し冷めた生キャラメルソースを流し、平たく成形し、冷やして固める。
5・カットして出来上がり。

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02/25 スイートポテト&シュークリーム

2014年02月25日 | スイ-ツ・お菓子

【スイートポテト】

「スイートポテト」は、「グランベリー」の看板商品。秋の季節のもので、ケーキやシュークリーム比べるとショーケースで脇役になりがちだったスイートポテト。「美味しいのにもったいない。インパクトのある形で売り出そう」。今やグランベリーの代名詞となった「スイートポテト」は、先代社長の水戸部昭二会長のそんなアイデアから、1972年の創業後まもなく誕生した。

皮をそのまま器に使った斬新な見た目と、サツマイモの本来の甘味を生かした味は口コミで評判に。発売から数年後には同社の主役に躍り出た、

製法は昔も今も変わらない。特大のサツマイモだけを焼いて中身をくり抜いたものに、砂糖、卵、バター、牛乳をバターを加えて練り上げ、裏漉しし、カスタードクリームを敷いた皮の上に再び盛り付けて焼き上げる。材料がシンプルなだけに、くり抜いた皮の厚さなどに職人技が光る。

秋の新物ならホクホクした食感に、越冬物ならシットリとした口当たりにと、季節に合わせた美味しさに仕上げている。サツマイモを丸ごと使うため、大きさにばらつきがあったり、サツマイモを収穫した地域や時期で風味が微妙に異なる。

同社は「スイートポテト」と共に歩んで40周年。水戸部会長の長男で社長の公平氏は「子供の頃に誰もが食べたことのある焼きイモの味が原点るこれからも素材をそのまま生かした菓子を作り続けたい」と語る。

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スイートポテトだけではありません。

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【シュークリーム】

「スペシャルバニース(シュークリーム)」は、菓子の家の看板商品。シュークリームは洋菓子屋ならどこにでもある商品。「菓子の家」の自慢は、原料への拘りから、温度管理の難しいとされる「発酵バター」を使用していることである。

管理状態の細かな指示を問屋に出し、一定温度を保つことによって発酵バターの酸化を防ぎ、新鮮で濃厚なオリジナルなクリームを演出している。

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大納言シュークリーム

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シュークリームだけではありません。

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02/24 そばやき&あさひやロール

2014年02月24日 | スイ-ツ・お菓子

「そばやき」は、1925年に創業した帯広一の老舗「竹屋製菓」の初代が今から50年程前、「他にはないお菓子を作ってみたい」と編み出した。
そば粉のみで仕上げたサクサクの生地で、十勝産小豆の餡と求肥を包んだ上品な甘さの菓子。口いっぱいに広がるそばの香り特徴である。
65年には第16回全国菓子博覧会で総裁賞に輝いた。

つなぎの役割を果たす小麦粉を一切使わずに生地を練り上げるのは、特許を取得した独自の製法。そばの風味を最大限生かすため、あえてまとまりにくいそば粉100%に拘った。

包装紙のデザインは世界的な版画家、棟方志功氏の倭絵。作品に取り組む姿勢に感銘を受け、東京まで棟方氏を訪ねた2代目の熱い思いに応えて描いてもらったという。

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【あさひやロール】

「あさひやロール」は、手作りケーキ工房「あさひや」で1日200本以上売れることもあるという、ヒット商品。

その伝統的な「あさひやロール」の誕生は、芽室町から帯広市に移転した2003年8月、新たな会社のロゴマークを依頼したデザイン会社の人が「ロールケーキがこれからのブームになるだろう」のひと言からだった。

店のオープンに合わせて社長・中島はさっそくロールケーキを製作。生地は小麦粉・卵・砂糖のみで焼き上げた。それが、ふわっと軽く口溶けののいい生地に仕上がった。中のクリームは北海道産の生クリームに砂糖は一切使わず、カナダ産のメープルシロップで作った甘味のあるあっさりとしたもの。「幅広い世代の人に食べ味わってほしかったから」と。

オープン1週間後、飛ぶように売れ始めたという。08年7月31日号の週間文春のBEST10「手土産に選びたい美味しいロールケーキ」で第8位に輝いている。

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02/22 バナナ饅頭と春駒チーズ

2014年02月22日 | スイ-ツ・お菓子

【バナナ饅頭】

「バナナ饅頭」は、池田町の銘菓。バナナを模した形状と風味が好まれ、100年以上の歴史を持つ。
類似商品は全国に存在しているが、1905年に作られた池田町・米倉商店のものが元祖と言われている。

『特徴』

この饅頭は、小麦粉・鶏卵で作った饅頭生地に、バナナの香料を混ぜ白あんを包んだもので、形状もバナナに似せている。バナナエッセンスを使用しているが、実際にバナナそのものが含まれているわけではない。これは、バナナ饅頭を作った当時、バナナは大変高価な果物で、入手しにくいバナナの風味を大衆に楽しんで貰おうと考案されたからである。

『製造』

原材料はシンプルで小麦粉・砂糖・牛乳・蜂蜜・水飴など。中に白あんが入る。創業時は炭火で手焼きしていた。現在は専用の焼き器で焼く。焼き方は変わっても作り方は代々継承され、4代目の現社長も両親が作る様子を見ながら味を受け継いできた。

『バナナ饅頭と米倉屋』

バナナ饅頭を販売する米倉屋は、根室線池田駅の正面に位置している。バナナ饅頭が造られた1905年頃、北海道では釧路から始まった鉄道が一旦池田まで開通ところで、池田駅開業に伴い、それまで呉服や雑貨を扱っていた米倉三郎か駅弁屋を始めた。米倉は当初「親子弁当」を販売していたが、新商品として饅頭を販売した。当時は、駅構内で数人の立売を使って売っていた。現在は、JR池田駅・帯広駅・釧路駅・その他数カ所で販売されている。また、JRの特急「スーパーおおぞら」号の車内販売の品目にもなっている。

「昔馴染みのお客さんはもちろん、若い方も懐かしい、と言って買っていく」という。世代を越えて愛される理由は、懐かしく心をほっとさせてくれる味と香り。そして108年前から守り続けるお菓子への愛情なのかもしれない。

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【春駒チーズ】

「春駒チーズ」は、帯広市のケーキと窯菓子「ユトリベルグ」のケーキで、春駒とは、店舗を展開する春駒地区の名称である。

「ふわっ、とろっ」。この食感は一度食べたら忘れられない、ユトリベルグの代表的なチーズケーキ。
開店時は半熟チーズがちょっとしたブームになりつつあった。その中で社長は「半熟チーズで目玉になるお菓子。やるなら他にはないようなチーズケーキを」と決意。
社長は池田町で100年続いた老舗「お菓子の店 ふじた」の三代目。その舌が満足するまで、チーズケーキの配合を心行くまで試行錯誤を重ねる。
外がぎりぎり固まり、中はとろっとするベストな焼き具合に、これだと直感したという。
賞味期限は1日(冷凍で1週間)。食感を堪能するには買ってすぐ食べるのがお勧め。
原材料のチーズはフランス産、低温殺菌の牛乳、音更町の卵、最も拘るのは塩。「ベルルドセル」、別名「塩の真珠むとされるフランス天日塩。味はまろやかで柔らかい。「尖った材料は使わない」と言うだけある。
パクッと食べたら心がふんわり、思わず笑顔なる幸せな美味しさがギュッと詰まっているケーキである。

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2/21 「きなごろも」と「百代餅」

2014年02月21日 | スイ-ツ・お菓子

【きなごろも】

「きなごろも」は、柳月製菓の「きなこ」をまぶした和菓子。
似たような和菓子は全国各地 に沢山あるが、一番有名なのは「信玄餅」である。
両者の相違は「信玄餅」には黒糖蜜がついているが、「きなごろも」は大豆のきな粉を味わうために「蜜」はついていない。そして、きび餅がふんわりと柔らかく、きな粉の量も少な目である。

黒糖蜜のまったりとした食感が苦手な人には好評であり、甘さ控え目だけど十分に美味しいきな粉がまぶされた「きなごろも」は秀逸である。

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【百代餅】

柳製菓の「百代餅」は、時間をかけてじっくり練り上げた羽二重餅本来の美味しさを追求した和菓子である。

コシのある柔らかな食感が魅力で、中に包まれる餡は、白みそ、柚子、黒ごまの3種類。どこか懐かしい風味の逸品である。

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02/20 「三方六」と「ファーストレディ洞爺」

2014年02月20日 | スイ-ツ・お菓子

【三方六】

栁月の代表的な銘菓「三方六」が発売されたのは、1965年。前年にオリンピックが開催され、日本全体に豊かさの波が押し寄せて来た時代だった。

当時の「柳月」は和菓子が主流になっており、創業者の田村英也会長は、洋菓子を含め新しいお菓子作りの開発を進めていた。そんな中、ドイツから職人を招き、本格的な技術の習得を目指していた時に、目を付けたのがバームクーヘンだった。
そしてパンが主食のドイツ人とは違う、ご飯が主食の日本人が好む、しっとりとした味わいのバームクーヘンにするため、改良を重ねていった。しかし、しっとりとした食感に近づけるほど重量が増し、生地が途中で巻き取る心棒から落ちてしまう。

それを見た田村会長は「これは開拓時代の薪に似ている。人々の疲れや心を癒やしたその薪のように、人々に寄り添うお菓子として生長させたい」と提案。

北海道開拓時代、開墾のための伐採が各地で行われた。真っ直ぐな木は建築のために、その他は薪に割り、厳しい冬の燃料としていた。

小口のサイズ三方がそれぞれ六寸であったため、三方6寸で「三方六」と呼ばれたのが薪の呼称としての始まり。

今に残る「三方六」とは、薪の寸法を表す、割り方の基準だったのである。それから百年の月日を経て開拓時代の思い出深い「三方六」という呼び名から、このお菓子が生まれた。

薪の形を模した特製バームクーヘンにホワイトチョコレートとミルクチョコレートをかけ、白樺の木肌を表している。

この三方六は世界菓子博覧会「モンドセレクション」で最高金賞を受賞している。お菓子の国・十勝の銘菓は北海道の代表的銘菓として認められている。

『切れ端』

三方六を心棒に巻き取り、完成後、両端をカットする必要がある。その切れ端が影のヒット菓子となっている。
製造工場である、音更町のスイートピアガーデンでは、数量限定の切れ端を求め、早朝から並ばないと入手できない。買えたらラッキーと言う切れ端、三方六そのままの味で自家用に、贈答にまで使う人もいるという。

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【ファーストレディ洞爺】

「ファーストレディ洞爺」は、柳月製菓が作り、2008年7月、北海道洞爺湖サミットで各国の首脳夫人が出席したお茶会で振る舞われた。サミット開催前に全道の菓子店から集まったチーズケーキでただ一つ選ばれたのが、このケーキである。

北海道産クリームチーズとマスカルポーネチーズの拘りの2層仕立て。口当たりはふんわり柔らかく、厳選された北海道産の材料をふんだんに使用したからこそ生まれる、コク深くまろやかな風味。

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02/19 「サクサクパイ」と「ストロベリーチョコ」

2014年02月19日 | スイ-ツ・お菓子

【サクサクパイ】

「サクサクパイ」は、帯広の六花亭本店のみで味わえるとのことで発売され、現在は、釧路市鶴見橋店及びポスフール店でも取り扱われている。
この「サクサクパイ」を食べるために来店する客も多いとか。

その名の通り、サクサクした食感のパイ生地のなんかに、バニラビーズンたっぷりのカスタードクリームが贅沢に詰め込まれている。
サクッとした生地とトロリとしたクリームの相性も抜群!コレで1本150円はお買得。

この「サクサクパイ」、美味しく食べれる時間はわずか3時間まで、その時間内に食べないと、サクサク感が無くなってしまいます。
併設されているイートインコーナーで、無料のコーヒーを飲みながら、サクサク感を実感する人が多い。

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【ストロベリーチョコ】

六花亭の「ストロベリーチョコ」は、フリーズドライの苺をチョコレートでコーティングしたもの。

苺を包んでいるのは、もちろん六花亭自慢のチョコレート。ホワイトチョコレートとミルクチョコレートの2種類がある。
苺はサクッとした食感もよく、口いっぱいに甘酸っぱさが広がる。クリーミーなチョコレートとの相性は抜群。

乾燥させた苺というと小さいものをイメージしてしまうが、この六花亭の「ストロベリーチョコ」は、大粒の苺がたっぷりのチョコレートでコーティングされている。苺にコンデンスミルクをかけて食べているようなものである。一粒だけでも結構な食べ応えがある。

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02/18 マルセイバターサンド&キャラメル

2014年02月18日 | スイ-ツ・お菓子

【マルセイバターサンド】

「マルセイバターサンド」は、帯広市の六花亭製菓が販売している菓子。同社の販売額のおよそ4割を占める代表的な菓子であり、北海道土産としての知名度が高い。

『概要』

六花亭専用の北米産小麦粉で作ったビスケットで、ホワイトチョコレートと北海道産生乳100%のバター及びカリフォルニア州産のレーズンをあわせたクリームをサンドしている。
長らく道内のみのローカルな人気に留まっていたが1990年代終盤頃より2000年代初頭にかけその名が知られるようになった。単品の土産商品としては赤福や白い恋人と並ぶ大型商品である。

マルセイとは〇の中に成の字を入れたもので、依田?三の興した晩成社(依田牧場)が1905年(明治38年)に北海道で初めて商品化したバターのことである(当時の表記はマルセイバタ)。マルセイバターサンドの包装は発売当時のマルセイバタのラベルを復刻・再デザインしているため、レトロな外観を持つ。

『開発の経緯』

1977年六花亭製菓の社名変更を記念して発売された。代官山の小川軒のレーズンウィッチが高い評価を得ていたことから、これを参考に開発された。レーズンウィッチはショートニングをクリームに用いていたのに対し、マルセイバターサンドは六花亭の主力商品だったホワイトチョコレートとフレッシュバターで作ったレーズンバターをビスケットで挟んでおり、時間が経ってもサクサクした食感が保たれる。この食感を実現するため、開発に当たっては材料の選定に時間が費やされた。

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【マルセイキャラメル】

マルセイビスケットと大豆が入った口溶け滑らかなマルセイキャラメル。濃厚な味わいとサクサクとした新しい食感のキャラメルとして、発売以来大好評である。

芳醇なバターの風味に加え、アーモンド粉末やラム酒、ブランデーなどが、より深い香りとコクのある風味を醸し出している。主原料の生クリーム、バター、大豆、チーズは全て十勝産を使用している。

まず、舌の上で転がし、芳醇なバターの風味をゆっくりと楽しみ、少し柔らかくなったところで嚙むと、マルセイビスケットのサクッとした食感と大豆のカリッとした食感が楽しめる。
キャラメルの口溶けと共に変化する食感を楽しむことが出来る。

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02/17 炉端焼き

2014年02月17日 | 食・レシピ

「炉端焼き」は、宮城県仙台市で発祥し、北海道釧路市で発達した飲食店の店舗や給仕の形態、および、そこで出される料理のこと。
客の目の前の囲炉裏端において、炭火で魚介類や野菜を焼き、長いしゃもじ(堀返べら)で料理を運ぶ。この形態の店は、昭和40年代には全国に1万店以上あったと言われる。

『発祥』

仙台市の歓楽街「国分町」にある「炉ばた」との店名において、採れた魚や野菜囲炉裏端で焼いて客に出したのが発祥とされる。

その後、「炉ばた」の一番弟子が大阪府で、二番弟子が釧路市栄町で、ほか3名の弟子が東北地方の青森県や福島県などで炉端焼きの店を出した(大阪府の店は既に閉店)。

釧路市の弟子は仙台と同様に「炉ばた」との店名で店を出し、釧路港で揚がる魚介類も焼いて出すようになった。この釧路の「炉ばた」のメニューを踏襲した形で、日本各地に炉端焼きの店が広がったとされる。

炉端焼きには仙台発祥と釧路発祥の2つの俗説があるものの、上記の経緯は両店で共通認識となっている。

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02/16 ゴッコ汁

2014年02月16日 | 食・レシピ

「ゴッコ汁」は、北海道の南部で収穫される魚、ゴッコ(ホテイウオ)を使用した鍋料理。北海道の郷土料理として親しまれている。

『ゴッコ』

ゴッコ(ホテイウオ)は、一見フグのような膨らんだ魚で体長は20~30センチほど。身は白身で淡泊な肉で表面に厚いゼラチン層がある。海の底に住む腹部に吸盤を持った魚であるが、産卵のため沿岸近くまで寄ってくるので、冬に漁獲量が多い。卵を持っているメスの方が高価で、売値はオスの倍程度になるのが普通である。

『調理』

内臓を取ったゴッコを一度湯通しして表面の「ぬめり」をとり、表面の薄皮を取り除いてからぶつ切りにする。メスは、卵を持っているので、卵と肝を具材にする。

昆布出汁に醤油を加え、豆腐、長ネギ、えのき、大根、生海苔などを入れて煮立てる。ゴッコから水分が出るため、味付けは濃い目で野菜は少な目するとよい。ゼラチン層が厚いため人によっては好みが分かれる。
尚、吸盤は食べることが出来ないとするレシピも多いが、吸盤も他の部位と同じように食べられる。
骨があるのだが柔らかく食べることが可能で、ゴッコ汁調理の際、ゴッコで捨てる部分は僅かな内臓だけである。

沸騰してくると、白濁した汁の表面に膜(アク」が出来てくる。おたまを使い後から後から出てくるアクわ丁寧にすくい取る。この作業によって、濁っていた汁が不思議なほど透き通った琥珀色になる。

家庭によっては、味噌味に仕立てり、ジャガイモやワカメを加えることもある。

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02/15 チーズ蒸しパン

2014年02月15日 | 食・レシピ

小判のような見た目に、ふんわり、しっとりと柔らかな口当たり、頬張ると、チーズの香りが口いっぱいに広がる。菓子パンでもなくケーキでもない「チーズ蒸しパン」は、1990年に誕生した大ヒット商品。世に送り出したのは北海道のパン製造大手「日糧製パン」である。
「今まで食べたことのない蒸しパンを作りたい」。発売前年の89年、製造・開発の責任者だった近藤常務は、商品開発や広告宣伝を担当する社員らからアイデアを募った。
近藤常務が新しい蒸しパンの開発を急ぐのには理由があった。看板商品だった既存の蒸しパンの製造ラインを増強したものの売上は振るわず、ラインの稼働率が低かったためだ。
「今まで食べたことのない蒸しパン」がチーズ風味になったのは、いくつかの偶然による。市場調査のため社員が全国各地で買い集めたパンの中に、チーズ味の蒸しパンが一個混じっていた。
一方ちょうどその頃原材料の納入業者がパンに混ぜ込むのに適した癖のないチーズを開発。また、バブル経済末期の世間では、イタリア生まれの「ティラミス」が若い女性の間で人気を呼んでいた。
「チーズ味でケーキのような蒸しパン」。新商品の概要が固まり、89年7月に札幌本社で開発が始まった。

当時の広報担当者は「パン業界にチーズを使った大ヒット商品はなく、蒸しパンにも同じく大ヒット商品は無かった。面白い組合せだが、消費者に受入られるか不安だった」と。チーズ蒸しパンの開発は業界のタブーへの挑戦でもあった。

開発チ-ムは5ヵ月にわたり、味や形が異なる試作品を約50種類作った。試行錯誤の末に完成したのは11月。当時の開発部次長は「とても美味しいパンが出来たと感心すると同時に、チーズ味だから難しいだろう」と思った。

1990年1月に発売すると、社内の不安をよそに爆発的に売れた。まず飛びついたのは若い女性だった。1日当たりの販売個数が五千個で「ヒット商品」と言われる業界。三千個、四千個、五千個、と売上はぐんぐん伸び、すぐに二万個を超えた。2月からは首都圏でも販売を始め、量販店の中には1個千個以上を販売する店もあったという。

支持は若い女性だけでなく、老若男女に広がった。その理由は「これほどソフトな食感の蒸しパンが市場に存在していなかった」ためだ。きめ細かな生地に仕上げるため、卵や小麦粉などの材料は小型の容器で少しずつかき混ぜる。すると、ふっくら蒸し上がり、しっとり感も出るという。

大ヒットを目の当たりにした山崎製パンや敷島製パンなど全国大手も90年夏ごろから参入。「チーズ蒸しパン戦争」の様相を呈した。

菓子パン業界は競争が激しい。日糧製パンの場合、毎月発売する30~40種類の新商品のうちヒットするのは一握りで、大半は半年足らずで消えて行く。
チーズ蒸しパンは発売から四半世紀たった今も人気を保っている、希な例だ。チーズ蒸しパンは当初、一個120円で売り出したが、現在は希望小売価格わ設定していない「オープン価格」で、実勢価格は100円前後。スーパーやコンビニ向けに出荷する商品の一部は、相手先の要望に合わせて、包装デザインを変えることもある。そのため、日糧製パンの製品とは知らずに口にしている消費者も多い。

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02/14 ほし甘いも

2014年02月14日 | 食・レシピ

「ほし甘いも」は、珍しい北海道産の「干しいも」。石狩管内新篠津村の「大塚ファーム」が製造販売している。
自社農園で農薬と化学肥料を使わずに栽培した、有機サツマイモを加工した珍しい道産「干しいも」。砂糖などは全く使用していない自然のままの素朴な甘味が特徴だ。

「大塚ファーム」では2005年からサツマイモの栽培を始めた。当初は子供のおやつにと自家用に干しいもを作っていたが、味が評判を呼び製品化下味つけてからものである。08年から地元の食品加工業者に製造を委託、10年からは自社工場で製造し、販売している。

サツマイモは収穫後、約1ヵ月間保存して糖度を上げてから、加工する。皮付きのまま1時間以上蒸かしてから皮を剥き、スライス。網に並べて、1日弱乾燥機にかけて完成する。全てが手作業。

大塚ファームでは昨年、80アールの畑で、「タマユタカ」、「ベニハルカ」、「パープルスイートロード」、「ベニアズマ」、「安納芋」の5品種を作付けした。甘味の強い「ベニハルカ」、紫色であっさりとした「パープルスイートロード」など品種それぞれに味に違いがある。
同ファームでは、「お好みのサツマイモを探してみては」と言っている。

「石狩管内新篠津村第36線南42、0126-57-2573」

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02/12 そば粉のガレット

2014年02月12日 | 食・レシピ

北海道のそば粉を使ったガレットを提供する「ダーニーズ・レストラン」。北海道が全国有数のそば粉の産地であることや、北海道農業の発展、麺としてのそば以外のそば粉料理の魅力発進などを目的に昨年11月に開店。

シェフはフランス人のフェック・ダニーさん、2006年に本国で行われたコンクールでガレット部門一位、クレープ部門二位を受賞した腕前の持ち主。1999年にブルターニュでガレット&クレープのテークアウト専門店を開業し、日に数千のオーダーをこなした。
2009年には東京・目白のクレープ・ガレット専門店のシェフに就任、2011年には「ミシュランガイド東京」に掲載されるなど、ガレットとクレープのスペシャリストとしても日本で活躍している。

同店で使うそば粉は、創業60年の、「山加製粉」協力の下で作り上げた独自製法のもの。本場フランスのそば粉は日本とは異なる粗挽き製粉のため、本場の味わいや食感、風味を生かせるものに仕上げたという。

『ガレット』

「ガレット」は、フランスの料理・菓子の名称。「円く薄いもの」を意味するが、特にそば粉のガレットを指すことも多い。

「そば粉のガレット」

フランス・ブルターニュ地方の郷土料理である。そば粉・水・塩などを混ぜて寝かせた生地を熱した平鍋またはガレット調理専用の鉄板に注ぎ、コテで薄い円形に伸ばす。クレープとは異なり、片面だけを焼き、生ハムなどの肉類、魚介類、おろしたグリュイエールやゴーダなどのチーズ、鶏卵、サラダなどを飾って提供する。
鶏卵は、焼いている途中のガレットの上に割り込み、目玉焼きのようにして火を通す。熱いソーセージをガレットで巻いて提供することもある。

元々はブルターニュ地方の貧しい家庭の料理で、生地はそば粉・鶏卵・水だけで、暖炉で焼いていた。クレープ・シュゼットのように、ジャムやバター、リキュールで甘く味付けし、デザートとされることもある。

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02/11 豚肉工房 ゆうたく

2014年02月11日 | 食・レシピ

「十勝豚肉工房 ゆうたく」は、帯広の老舗精肉店「有澤精肉店」の直営の「トンカツ」を主体とする店。
同店の豚肉は、十勝産の美味しい豚肉を低温熟成させ、ジューシーな豚肉となっている。

『トンテキ定食』

見た目もボリューム満点。結構大きくカットしていて、厚みも2.5センチ位ある。また、調理の時に火を通りやすくするために、すでに切り込みが入っている。

ナイフを入れると、サクッと切れて柔らかいが、噛み応えもある豚肉です。適度の脂身部分も甘味を感じられ上品な味わいである。

トンテキのソースは、ケチャップとソースの味が強く、デミグラスソースを少し濃くしたような感じである。が、そのソースがキャベツに染み込んで、キャベツの味を弱くしている。キャベツを別盛りにして提供すれば、キャベツも美味しく頂けると思います。
メニューに書いてある「ゆうたく風チャレンジメニュー」が、豚肉の量を指すのか、味を指すのか、また、別の何かを指しているのかは不明のままでした。

『ヒレカツ定食』

メニューには「低温のラードでじっくり揚げるため時間がかかります」と書かれているが、そんなに時間がかからずに目の前に。
皿に盛られた「ヒレカツ」はかなりのボリューム。お盆にはゴマの入ったすり鉢が付いている。ゴマをスリスリしてソースを入れて準備完了。

厚みのある豚肉、少なめの脂身ともにジューシーで美味しい豚肉である。衣もサクサクとして食感も上々。
カツは網の上に置いてあり、ラードが切れて最後までサクサク感を保っている。

キャベツのドレッシングはゴマドレッシングが置いてあり、トンカツソースと好みを選べる。

「トンテキ定食」

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『ヒレカツ定食』

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『メニュー・店舗』

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