音更町の国道沿いにある「そば処・たつみ」。
2010年10月28日に開店したばかりの新しい蕎麦屋です。
蕎麦は、道内産の蕎麦の剥き実を、当日使う分だけ石臼で挽いて、10割で手打ちしている、田舎蕎麦です。中細で、コシが強く、風味豊かな田舎蕎麦らしい田舎蕎麦でした。このような蕎麦を手打ち出来るのは、他所での修行が相当長かったと思われます。
天麩羅は胡麻油の香りが心地よく、カラッと揚がっている旨い天麩羅です。
ただ、汁については研究の余地があります。日高昆布と厚削りの本鰹から出汁を採っているとのことですが、「かえし」とのバランスが悪く、「コク」の無い汁となっています。
「かえし」の原材料の「醤油」のブレンド比率、それに加える「みりん」の量等、その「かえし」を熟成させる日数などを研究してもっと「コク」のある汁、田舎蕎麦に合う汁に仕上げてもらいたいものです。ガンバレ。
「きそば・富士屋」は土・日曜日だけ営業する蕎麦屋です。その理由は、店主が釧路市から通っているためです。釧路市の「丹頂蕎麦・富士屋」といえば、日本製紙の隣や、釧路空港で営業していた釧路市の老舗蕎麦屋でしたが、先代が亡くなり閉店しました。その後、子息が何カ所かで食堂を経営していたが、3年前に、現在地に蕎麦屋として復興しました。釧路から通っているので土・日曜日だけの営業となっています。
その子息も釧路時代は先代の手伝いをしていたので、旧富士屋の蕎麦を習得していたとのことです。
同店の蕎麦は、一番粉と二番粉をブレンドして、2:8で手打ちしています。ブレンドの割合は一番粉の水分の含水量によって微妙に変えているとのことです。
このような製法のため、更科蕎麦と生粉打ちの中間の食感で、コシがあり、風味豊かな、さっぱりした蕎麦でした。汁は少し辛めで、鰹の香りが漂う旨い汁です。
天麩羅はエビだけでしたが、カラッと揚がっていて、野菜類の天麩羅も食べたくなりました。
平成23年度の年賀状が確定しました。
我が家分は、今までの「定番」型を止め、自主製作型に変更しました。
『宛名面』・宛先は従来通り、PC登録の住所録を利用しますが、今まで通信面にあった「発信者」を宛名面に移動しました。
『通信面』・今までは「年賀状ソフト}を使い、「定番型」の文面になっていましたが、今回は、妻が毛筆での漢文の記入です。そのため、スペ-スの関係で、「発信者」を宛名面に移動です。仕上がりがどのようになるか、心配やら楽しみやら(*^_^*)。
同居している妻の両親分は、「定番型」にしました、が、宛名面はPCでの作製です。
12月の第二土曜日は毎年、白糠町で開催される「海産物市場」での買い物です。地元でとれる海産物を通常市価よりかなり安価で販売しています。これを親戚・知人に送るわけです。ただし、長男分は18,19日に引っ越しの予定なので、送付は落ち着いてからということで、冷凍庫へ直行。
会場の雰囲気
タラバカニ
毛ガニ
鮭の山漬(昔風の鮭の塩引き)
柳葉魚(ししゃも)の高級品
白糠名産「つぶこちゃん」地元の灯台つぶの加工品
トバ(鮭を潮風で乾燥し風味を高めた加工品)
数の子
筋子とタラコ(冷凍)
名物の柳タコ(前日に水揚げしたものを急速冷凍)
その他に、ほっけの干物、カレイの干物、タコの加工品、こまいの干物など、前浜で収穫される海産物が多数販売されています。
帯広の繁華街にある飲食店ビルに入っている「そば居酒屋・波瀾万丈」
場所柄、営業時間は18時から03時までと、深夜型の営業です。
蕎麦は信州の「ごま蕎麦」です。信州の蕎麦を仕入れているということは、「機械打ち」の蕎麦を仕入れているということです。ごまが練り込んであり、一種「変わり蕎麦」です。並み粉の手打ちと違い独特の食感で、楽しむことができました。
汁は、私の好みの少し辛口で、旨い汁でしたが、天麩羅は今ひとつでした。「天ざる」を注文しましたが、単価が1700円でしたので、かなりの物を期待しましたが、普通の天ざるでした。それにしても「高い」蕎麦でした。やはり「居酒屋」と銘打っているので、呑みにいくところで、蕎麦を食べに行くところではないようです。