道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

04/10 「蛍いかの釜飯」と「帆立釜めし」

2013年04月10日 | インポート

【蛍いかの釜飯】

この時期しかない限定の駅弁「蛍いかの釜飯」は、北陸本線・富山駅の駅弁。
フタを開けるとタケノコの炊き込みご飯にホタルイカ、エビ、山菜、キンピラゴボウ、赤カブ漬け、栗などがのっている。
3月20日から解禁になるホタルイカを甘辛く煮込み、醤油味の炊き込みご飯にのせている。その他の具材の味付けも丁度良い味付けで、食欲と旅情を誘うには十分の駅弁である。
容器が陶器でなくプラスチック製なのは、ホタルイカの漁が終了する5月中旬までの販売なので仕方ないところだ。

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【帆立釜めし】

新幹線を迎えた陸奥湾の名物駅弁「帆立釜めし」は、東北新幹線・新青森駅の駅弁。
従来は青森駅で販売されてきた駅弁であるが、新幹線開業と共に引っ越し。1968年に青森駅で登場した「帆立釜めし」はその名の通り、帆立をメインに据えた釜飯風の駅弁である。お釜の形を模したようで、ちょっと違う気もする、赤黒く平らなプラスチック製の容器に、駅弁の名前を四角くデザインした赤い掛紙が巻かれる。
中身は茶飯の上を錦糸玉子で半分、そして時にはアサリのように小さい、しかし数は賑やかな帆立の醤油煮で半分覆っている。
白い身に醤油が浸みたご飯も帆立も、同じような薄茶色。香りも食感もトゲがなく柔らかな味が共通し、口に含んだ瞬間に、両者の風味がお互いに混じり合っている。陸生と海生、穀物と貝類という、生きているうちには決して出会うことのない存在なのに、その境界がまるでない。とびこや細竹7を添えるのは、飯も具も茶色に染まる中身に彩りを添えるただろう。

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