道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

10/09 唐芋ケアケーキ&鶏卵素麺

2014年10月09日 | スイ-ツ・お菓子

【唐芋レアケーキ】

「唐芋レアケーキ」とは、鹿児島県鹿屋市の有限会社フェスティバロが開発した新しい洋風銘菓。
名産のサツマイモで作ったスイートポテトをアルミカップに流し込み軽くオーブンで焼き上げたもの。生菓子であるが氷温されて売っているので日持ちがする。

当初は鹿児島県内で小規模に販売されていただけであったが、日本航空系の空港売店「BLUESKY」を手掛ける「JALUX」の鹿児島支店長が口コミを聞きつけ、鹿児島空港で販売を開始。
「客室乗務員が選ぶご当地銘菓」として評判になり、フェスティバロは急成長を遂げている。現在はJALUXとタイアップし北海道、東京、関西などでも各空港限定品を販売するなどしている。
このような経緯からフェスティバロはJALUXのライバルである全日空商事には商品を卸しておらず、空港売店では「BLUESKY」のみが取り扱っている。

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【鶏卵素麺】

「鶏卵素麺」は、ポルトガルから伝来した南蛮菓子の一つ。

『製法』

氷佐藤を沸騰させて作った蜜の中に卵黄を細く流し入れて素麺状に固め、取り出して冷ましてから切り揃えた菓子である。
福岡県福岡市の銘菓。同じ物が大阪や京都の老舗店でも作られている。カステラをさらに甘くしたような味で、極めて甘い。

作る際には、砂糖を煮ている鍋の中に、底に穴のあいたステンレスの器具から卵黄を回しながら注ぐ。菜箸としゃもじを使って形を整えながら引き上げ、完成とする。美しく作るには熟練を要するが、見栄えを問わなければ家庭でも作る事ができる。

『歴史』

南蛮貿易によりポルトガルより伝えられ、ボトルがル語では「卵の糸」と呼ばれる菓子であり、現地ではそのまま食べるだけでなく、ケーキのデコレーションとして用いられる事も多い。

安土桃山時代に、ポルトガル人商人が出入りしていた長崎の平戸に伝来した。日本人で最初に製造したのは松屋利右衛門で、貿易商だった大賀宗九とともに出島を訪れた際、中国人の郭から製造法を伝授されたと言われている。利右衛門は1673年に博多に戻って松屋菓子補を創業し、延宝年間に福岡藩主の黒田光之に献上して御用菓子商になったという。

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10/08 ベビンカ&ハルヴァ

2014年10月08日 | スイ-ツ・お菓子

【ベビンカ】

「ベビンカ」は、カスタードプディングまたはケーキの一種で、インドのゴア州の伝統的なデザートである。ゴアのカトリック教徒の家庭では、クリスマスを祝って食べられる。
人気のあるゴア料理の一つで、ポルトガルやモザンビークのゴア料理店でも食べることが出来る。マカオや東ティモールでも作られる。
「ベビンカ」は、台風委員会の定める熱帯低気圧のアジア名に3回選ばれている。

フィリピンにも「ビビンカ」というケーキがあるが、「ベビンカ」よりも相対的に澱粉の量が多く、卵の量が少ないため、プリン風ではない。

『製法』

ゴアの「ベビンカ」は小麦粉、砂糖、卵黄、カルダモン、ギー、ココナッツミルクんから作られる。特別な土製オーブンで、熱い灰の層を上に乗せて焼く。型に「ベビンカ生地」を薄く流し入れ、火が通ったらその上に生地を流し入れて焼くことを繰り返して層を作っていく。ゴアでは必ず層状に焼かなければならず、伝統的には16層である。

マカオの「ベビンカ」には米粉が用いられ、層状には焼かない。また、マカオには「ベビンカ・デ・レイテ」という、牛乳とココナツミルクを両方用い、米粉の代わりにコーンスターチを用いた「ベビンカ」がある。
ゴア以外では、ギーをバターで代用し、ナツメグで香りを付ける。
東ティモールでは「ビビンカ」と呼ばれる。

『フィリピンのビビンカ』

フィリピンの「ビビンカ」は、バナナの葉を敷いたケーキ型にビビンカ生地を流し込んでオーブンで焼いて作る。生地にはバニラやアニスで香りを付ける。
焼き上がる少し前に、おろしたチェダーチーズを振り掛けて仕上げることがある。食べる直前にバターかマーガリンを塗り、砂糖と摺り下ろしたココナッツを振り掛けて供する。

2007年10月9日、フィリピンのイロコス・ノルテ州ティングラスで、1000KGものキャッサバを使って長さ1KMにも及ぶ「ビビンカ」を作り、1000人で食した。この記録は、ギネス・ワールド・レコーズの世界記録に認定された。

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【ハルヴァ】

「ハルヴァ」は、穀物、胡麻、野菜、または果物に油脂と砂糖を加えて作られる菓子。東はバングラデシュから西はモロッコまで、アラブ人の文化が影響を及ぼした地域に広く見られ、冠婚葬祭にまつわる様々な行事で重要な役割を果たすことが多い。ほとんどのレシピにはバター叉はギーが含まれるが、逆に一部では植物油を使う。ピスタチオ、胡桃、アーモンド、松の実などのナッツ類やレーズン、デーツなどのドライフルーツは必須ではない。

バングラデシュからイランにかけてはプディング状の「ハルヴァ」がほとんどだが、それ異では固形の菓子も「ハルヴァ」と呼ばれる。プティング状の「ハルヴァ」は、バターが入っているため温かいうちに食べるのが一般的である。

『起源』

古代メソポタミアのアッカド地方には、小麦粉、胡麻油、蜂蜜と水で作る「ムッタクー」という菓子があった。シュメール人の菓子「ギリラム」や「ミルスー」には、すでにナツメヤシの実の「ハルヴァ」の原型が見られる。

アッバース朝時代には、今日の「ハルヴァ」とよく似た「ハビース」という菓子があった。様々な種類の「ハビース」が穀物の粉、澱粉、油、ナッツ、甘味料(ナツメヤシの実、ナツメヤシの実のシロップ、蜂蜜、砂糖)から作られた。
今日の中東の「ハルヴァ」同様、あるものは柔らかく、あるものは固く仕上げられた。

『アラブ人のハルヴァ』

アラビア語の発音には、「ハルワ」、「ハラワ」、「ヒルワ」、「ハラウィ」などのバリエーションが見られ。ちなみにアラビア語で「ハラウェーヤート」と言えば、デザート全般を指す単語である。
「ハルワ」と呼ばれる菓子には、プティング状の「ハルワ」と固形の菓子の「ハルワ」の2種類あるが、明確な区分はない。

『その他のハルヴァ』

中東各地には、イラクのハルヴァ、トルコのハルヴァ、ウイグルのハルヴァ、ギリシャのハルヴァ、イランのハルヴァ、ペルシャ風セモリナのハルヴァ、アフガニスタンのハルヴァ、インドのハルヴァ、バングラデシュのハルヴァ、と様々な食べる習慣や行事の習慣に使用されている。

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10/07 ザッハトルテ&フォンダン・オ・ショコラ

2014年10月07日 | スイ-ツ・お菓子

【ザッハトルテ】

「ザッハトルテ」は、オーストリアの代表的な菓子(ザッハ)である。古典的なチョコレートケーキの一種。

小麦粉、バター、砂糖、チョコレートなどで作った生地を焼いてチョコレート味のバターケーキを作り、アンズのジャムを塗った後に、表面全体を溶かしチョコレート入りのフォンダン(糖衣)でコーテングする。
スポンジを上下に切り分けて、間にジャムを塗る場合もある。箸休めとして砂糖を入れずに泡立てた生クリームを添えて食べる。

こってりとした濃厚な味わいを特徴とする。ウイーンのホテル・ザッハーの名物菓子であるが、今日では広く世界各地で作られており、チョコレートケーキの王様と称される。

『歴史』

1832年に、クレメンス・メッテルニヒに仕える料理人の一人であったフランツ・ザッハーが考案した。飽食した貴族たちのために新しいデザートを作れというメッテルニヒの要望に応えたものであった。

「ザッハトルテ」は大変に好評で、翌日にはウイーン中の話題になったという。当時はザッハーはまだ16歳で下級の料理人にぎなかったが、「ザッハトルテ」の成功から頭角を現した。「ザッハトルテ」はフランスのスペシャリテ(特製料理)として好評を博し続けた。後に次男がホテル・ザッハーを開業すると、「ザッハトルテ」はそのレストランとカフェで提供された。

レシピは門外不出とされたが、3代目のエドマンド・ザッハーのときにホテル・ザッハーが財政難に陥ったのをきっかけに、資金援助をしたウイーンの王室御用達のケーキ店「デメル」が、代償に「ザッハトルテ」の販売権を得た。この際に、「元祖ザッハトルテ」の文字をケーキの上にホワイトチョコレートで描く権利も譲渡したとも言われる。

ここで、「デメル」の娘がザッハーに嫁いだ際にレシピが流失したとする話があるが、事実とは異なる俗説である。その後ね、ハンス・スクラッチ『ウイーンの菓子店』という本にまで、秘密のレシピは掲載されてしまった。ついにホテル・ザッハー側が、「デメル」を相手取って商標使用と販売の差し止めを求めて裁判を起こしたが、7年にも及ぶ裁判の結果、ホテル・ザッハーにもデメルにも双方の「ザッハトルテ」の販売を認める判決が下った。その結果、デメルのものは「デメルのザッハトルテむさそと、ホテル・ザッハーのものは「オリジナルザッハトルテ」として売ることになった。ホテル・ザッハーのものはアンズのジャムを内部に挟むのら対し、デメルの「ザッハトルテ」は表面にのみ塗る、という違いがある。

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フォンダン・オ・ショコラ

「フォンダン・オ・ショコラ」は、フランスのチョコレートケーキである。日本語では「フォンダン・ショコラ」と表記されることがある。
「フォンダン」は、「溶ける」という意味の動詞に由来する男性名詞である。

中心まで完全に焼かないので、内部がチョコレートソース状になっている。温めて食べれば、風味豊かなチョコレート生地と、切断面からトロリと出てくるチョコレートを堪能することができる。

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10/04 濃厚塩チョコレートケーキ&焦がしキャラメルミルクシュー

2014年10月04日 | スイ-ツ・お菓子

【濃厚塩チョコレートケーキ】

「濃厚塩チョコレートケーキ」は、フランス菓子工房「ラ・ファミーユ」の製品。
幻のカカオ豆「オクレマ」を贅沢に使用した生チョコみたいな濃厚塩チョコレートケーキは、口の中でねっとりとろける大人の極上スイーツ。
生チョコみたいに濃厚なのに後に引かない甘さ。チョコレートをすっきりとした味わいにに仕上げたのは「フランス×日本」の塩の黄金比率である。

この「濃厚塩チョコレートケーキ」は、ファミーユのフランス人パティシエ、「ブラン・リオネル」が故郷フランスのレストランデザートの味を本当にチョコレートが好きな人のために再現した自信作。

何百種類もあるチョコレートの中からパティシエが択びぬいた空極のチョコレートは、カカオ分66%、幻のカカオ豆「オクレマ」。配合の分量は秘密であるが、この2種類をブレンドすることで、チョコレートの力強いコクと、洗練されたまろやかさを引き出すことが可能となった。

カカオの風味を引き立てる塩を探し、日本中・世界中から塩を取り寄せて試行錯誤し、最後にたどり着いたのは、パティシエの故郷フランス・ブルターニュ地方の伝説の自然海塩と高知室戸の海洋深層水の塩との黄金比率。

カカオ分66%、世界中のパティシエが最後に辿り着く空極のチョコレート「オクレマ」と、パティシエが愛用するフランスDGF社のまろやかな甘さの「クーベルチョコレート」をブレンド。
生地を流し込む前に溶かしバターを塗った型に、伝説の自然海塩「ゲランドの塩」と、高知室戸の海洋深層水塩をまぶし、じっくり、時間をかけて湯煎焼き、蒸し焼きすることで、空極レアに仕上げる。

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【焦がしキャラメルミルクシュー】

「焦がしキャラメルミルクシュー」は、大阪の焼きドーナツ屋「ベイクドマジック」の製品。

中身を見ると、ネーミング通りの中々の焦げっぷりでささある。
焼き上がったシュー生地の上にザラメをかけて焦がした状態。シュークリームの表面をブリュレしたそうであるが、中々の焦げっぷりで、食べると焦げが相当苦く感じる。

中身は白いミルククリームで、滑らかな舌触り。ブリュレして硬いシュー生地に柔らかいミルククリームの組み合わせは、斬新なアイデアである。

かじると柔らかなクリームが動き、硬い生地に阻まれて、思いもよらぬ所からピユーと飛び出す。
焦げすぎて苦いわ、クリームが飛び出してこぼしたり、大変なシュークリームである。

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09/21 気になるリンゴ&完熟フレンチショコラ

2014年09月21日 | スイ-ツ・お菓子

【気になるリンゴ】

「気になるリンゴ」は、青森県弘前市の「グラノオささき」の銘菓。

青森に行くと類似品の「りんごパイ」が数多く売っているが、元祖はやはり「気になるリンゴ」である。
今や同じような商品が沢山あり、信州(長野)には「まるごとリンゴパイ」なんかもあるらしい。
この「気になるリンゴ」を青森近隣の県で探しても見つからない。やっと青森に行ってゲットできる。
その店ではなぜか、類似品の「まるごとリンゴパイ」の方が幅を利かせ、「気になるリンゴ」は隅っこの方に、こっそりと置かれてあった。

赤い箱から大きくて丸いパイを取り出して2つに切ってみると、プーンとリンゴジャムの香りが漂い、その中には本当の丸ごとのリンゴが入っている。
よく見るとリンゴが皮付きのまま使われていて、リンゴの芯をくり抜いた部分にも、リンゴと何かのジャム系のしっとりした生地が詰まっている。
食べて見ると、リンゴジャムとは違うシャリシャリする食感で、立体アップルパイのようなものである。

こりゃ旨い。さすがに人気のあるスイーツである。

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【完熟フレンチショコラ】

「完熟フレンチショコラ」は、TV番組で濃厚でとろける感じがたまらないと大絶賛されたスイーツ。スイーツ専門誌でも絶賛されている。製造元は「天使のおくりもの」である。

なぜこんなにチョコが濃厚なのか? 実はチョコレートが普通じゃないのである。
ヨーロッパの一流パティシェも御用達の世界最高峰フランスDGF社フォンダングアヤキルを100%使用している。
DGF社は、本場のプロの職人のために、レベルの高い業務用食材を提供している。

口溶けが超とろ~り、その秘密は「焼き方」にある。「天使のおくりもの」オリジナルの「半熟仕上げ」が実現。
中心は生チョコ感覚のとろける食感。パティシエ熟練の技が結実したスイーツで、厳選された材料の良さを100%引き出している。

「天使のおくりもの」のスイーツは世界中から集めた良質な素材を一つ一つ吟味して使用している。
素材選びのポイントは、まず第一に「新鮮で安全」であること、次に素材本来の味が良いことはもちろんのこと、本物の良質な「香り」が備わっていることを基準としている。

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09/20 イワタのホットケーキ&もちもちロール

2014年09月20日 | スイ-ツ・お菓子

【イワタのホットケーキ】

「イワタのホットケーキ」は、全国的に有名な「イワタコーヒー」のホットケーキ。

鎌倉は歴史のある街だけに京都のように歴史のある店も数多く残っている。小町通りにあるレトロカフェ「イワタコーヒー店」は昭和23年創業の喫茶店。入り口は敷居が高そうてあるが、中に入れば京都の「イノダコーヒー本店」を彷彿とさせる鎌倉の隠れた名所である。

メニューには色々あるが、名物の「ホットケーキは雑誌にも取り上げられ20~30分かかるとメニューにも注意書きされている。

厚さ5センチの「ホットケーキ」は特別な鉄輪を使ってジックリと15分かけて焼き上げるもので、表面はカリカリ、中はフンワリフックラとケーキのような食感になっている。
厚さ5センチの「ホットケーキ」とネルドリップで淹れたブレンドコーヒーを目当てハイヤーでやって来る常連客が居るというのも頷ける。

カップルには「ホットケーキ」をシェアして各自好みの飲み物を注文することを勧める。「ホットケーキ」は見た目の割りに結構なボリュームなのでカップルならば一人前で十分、二人前を注文すると焼き上がるまで40分待たされることになるとか。

バターとシロップをたっぷりかけて、シロップが生地に染み込んだ頃合いを見計らって食べると至福の一時を過ごせる。

かっては川端康成や大佛次郎などの文学家が足繁く通ったことからも、駅前の一等地にありながらこの広々とした空間は貴重な存在だと認識させられる。

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【もちもちロール】

「もちもちロール」は、デパートで販売され、2年たらずで1150万本のヒットスイーツ。まさに5つ星スイーツである。
栃木県の「Blanc Neige」が製造・販売している。

「もちもちロール」の名の通り、赤ちゃんのほっぺのようなモチモチとした食感に、シフォンケーキのようなフンワリとした食感までも、一つの生地で楽しめる新食感は驚き。
そして生地と絶妙な相性に仕上がっているクリーム、口に入れた瞬間、とろけて消える・・・・新鮮であるからこその、ふんわりとした軽さなのである。

口に入れた瞬間はふんわり、嚙むともっちり、一度食べたらクセになりそうなロールケーキ。
その絶妙な「もちもち感」の秘密は「何が何でも企業秘密と公表していない。
メーカーの地元、栃木県の素材に拘って、添加物を極力抑え、ひとつひとつ手作りされたロールケーキは食感だけでなく、バライティ豊かな美味しさも魅力。

製法や材料はすべて企業秘密なので消費者に伝えられないが、作りたての食感はパティシェの手作りの賜物。

製造元には、その道何十年、厳しい海外修行を積んでいる腕利きのパティシェが勢揃い。最低限の機械しか使わず、すべて手作りで仕上げている。彼らが作るスイーツは高い評価を受け、世界各国にある某有名ホテルや老舗「御三家」に入る都内の一流ホテルにも出されているほどである。

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09/18 すっとぎ&かご盛りレアチーズケーキ

2014年09月18日 | スイ-ツ・お菓子

【すっとぎ】

「すっとぎ」とは、蒸かした青豆を擦り潰して米の粉を加えながら砂糖、塩で調味し、カマボコ型に形を整えたものが一般的。
使われる豆は青豆の他大豆などだが、澱粉が多く気温によって劣化しやすいため冬から春先に作られ、近郷近在の農家のおばちゃんが作ったものが店頭に並ぶ。

「すっとぎ」の由来は餅米をついて粉にしたものに水を加え固め神仏に奉納した「しとぎ」という食べ物が原型になっていて、これを米の粉から豆に代用して庶民が食べるお菓子にになった。

黒森神楽などは巡業の際、宿として泊まる家の軒先で「シットギ獅子」を舞い、舞い込んでから二対の権現様の口に米の「しとぎ」を嚙ませる。「しとぎ」を作る際に臼や杵に残ったものは「オマブリ(お守り)」として顔などに塗ったりする。

新米と新豆が収穫される11月から翌年の5月ぐらいまで製造販売される。山間部の農村では家で作ったりもするが、ほとんどは食料品店やスーパーで買う場合が多い。豆の澱粉が痛みやすいので買ったら早めに食べる。残ったら冷凍して保存もできる。

一般に「すっとぎ」は大豆や青豆を十分に水に浸して柔らかくした後、蒸しあげ、潰しながら砂糖や米の粉を加えてカマボコ型に整えたものを言う。
分類的には豆菓子でそのままでも、少し焙って食べてもよい。また、澱粉が気温によって劣化しやすいため冬から春先に作られ、季節になれば近郷の農家で作れたものが店頭に並ぶ。

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【かご盛りレアチーズケーキ】

「かご盛りレアチーズケーキ」は、北海道物産展で大人気の、さっぽろ「わらく堂」の名物スイーツ。

北海道の厳選されたクリームチーズと生クリームを贅沢にブレンドしメレンゲと合わせている。職人が全て手作業で作っているから、機械では出せない、この「レアチーズケーキ」が持つ「ふわふわ・ほわっほわ」な口溶けの良さが生まれる。

食べて感じるのは「素材の味と食感のハーモニー」。

クリームチーズが持つ酸味と風味、生クリームの濃厚さで、「レアチーズケーキ」の滑らかなまったり感を前面に感じることが出来、控え目な甘さによって、さらに素材の味が重なって活きている。
ふわふわの溶けていくような食感が加わると、チーズケーキの濃厚さがさぁっと消えていって、あとに残らずいくらでも食べられる。

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09/16 デセールキャラメル&紅いもタルト

2014年09月16日 | スイ-ツ・お菓子

【デセールキャラメル】

「デセールキャラメル」は、創作洋菓子店「シリアルマミー」の製品。

「デセールキャラメル」は、大人味に仕上げられている。「キャラメルクリーム」は、なかなか言葉で表現のが難しいが、プリンのカラメルソースをもう少し苦くした感じである。小さな子供には不向きである。

その発想は、一般的なキャラメル味は「キャラメル風味」がほとんどで、それが許せなかったので、「ちゃんとキャラメル味」が作りたかったから。

砂糖を焦がして、クリームを入れて作るのであるが、この焦がし具合が難しい。まさに職人技である。分離してしまうギリギリまで焦がしている。そうしないとほろ苦いキャラメル味が出来ないのだ。

「シリアルマミー」のクリームはホイップ型の植物性。あえて植物性を選んでいる理由は、
1・デセールキャラメルのキャラメルクリームが濃厚な味のため、動物性を使用すると味がぶつかり合ってしまうため。
2・キャラメルクリームの苦さを強調する為にあっさり系の植物性を使用。動物性を使用すると食べた食感が重たく感じ、ペロッと食べることが出来ない為。

「デセールキャラメル」の本体は、「フランスパン」なので固そうであるが、どちらかと言うと「サバラン」に似ていて、しっとりと柔らかい食感です。決してスポンジのようなフワフワした感じではない。

『食べ方』

「冷たいまま食べる」

冷蔵庫で解凍した生地に、ホイップクリームをたっぷりと絞って完成。新感覚の冷たいフレンチトーストです。キャラメルクリームとホイップのバランスなんとも言えない絶品。
余ったホイップはフルーツに乗せたり、パンベルデュに添えたり、コーヒーに入れてウインナーコーヒーにしたりして楽しめる。

「焼いて食べる」

レンジでチンしてトースター。ソースが垂れるのでホイルを敷くか耐熱容器に入れて。
焼き「デセールキャラメル」の特徴はなんと言っても、キャラメルクリームがトローンと溶けていること。中はトロトロ、外はカリカリ。ホイップクリームでお皿に輪を描いて、焼きたてのデセールキャラメルを上に乗せて味わう。

『篠直余』

スイーツの常識を覆し、また追求しながら話題のデザートを発祥し、既成概念にとらわれることの無い、自由で斬新・新しい発想のエンターティメントな洋菓子を提供している。

かって経営していたカジュアルフレンチレストランにてスイーツメニュー「パンベルデュ」かヒットし、デパートなどから数多くの引き合いを受ける。
その後、レストランを閉鎖、創作洋菓子店「シリアルもミー」を開業。新商品を発表するたびに多くのTV・雑誌に取り上げられ、今や話題のデザート発祥地となっている。
パティシエたちが想像出来ないと言うほど、常にユニークな発想で「しのっちマジック」の美味しいお菓子を作り出している。

「ただの主婦」

社会知らずに結婚した世間知らず者。きっかけは、主人の経営していたレストランの人手不足と自由なお金欲しさのアルバイト。
バリバリ仕事を楽しんでいるようだが、本音は専業主婦に戻りたいと常々思っている。

「甘いのが苦手」

パティシエではない。独学でここまで来てしまった。
甘いのが駄目だから、基本はあにゆる五感を加え飽きずに、どこか懐かしい味を追い求める。
お客様に喜んで頂きたいがモットーで、微笑んでしまうお菓子や会話が弾むお菓子を目指している。「お新香が無い」と商品開発が出来ないという。

「アイデアウーマン」

性格はお笑い芸人。ダジャレ好き、オバギャグ連発、これが商品名に生きているのもある。
「ものぐさ」なお陰で工夫する努力は惜しまない。人と同じ考えはつまらないと思っている。(人のやらないことが好き)
定食を食べている時と、シャワーを滝のように浴びている時にアイデアが湧くという。

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【紅いもタルト】

「紅いもタルト」は、沖縄の特産品である「紅いも」をたっぶりと使用したお菓子。御菓子御殿「ポルシェ」が製造・販売している。

紅芋そのものの風味や色合いを楽しめるよう保存料や着色料は一切使用していない。小さな子供のいる家庭へも安心して贈呈できるお菓子である。

「ポルシェ」で使用している紅芋の品種は「備瀬」と「V4」の2種類。それぞれの特性を生かし、研究を重ねながらより美味しい御菓子作りを目指している。紅芋の繊維が残っているほど、自然の風合いを大切にした仕上がりに拘っている。

沖縄の豊かな自然の恵みと農家の愛情を受けて育った紅芋にこだわり、紅芋そのものの風味や色合いを楽しめるよう努力している。程良い甘さと柔らかさが女性にも子供にも食べ易くなっている。

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09/11 マダムシンコ

2014年09月11日 | スイ-ツ・お菓子

【マダムブリュレ】

「マダムブリュレ」は、メープルシロップを効かせたバウムとキャラメリゼの香ばしさが絶妙にマッチするバウムクーヘン。

メープルシロップをしみ込ませたバウムクーヘンの表面に、フランス産カソナード(赤砂糖)をたっぷりまぶし、一気にキャラメリゼした一品。ほかではあまり味わえない、「マダムシンコ」を代表する超人気定番商品のひとつ。

ベースとなるバウムクーヘンは新鮮な卵とカナダ産のメープルシュガーに、ニュジランド産とハチミツを惜しげも無くタップリと入れて作ったもの。「これをクレームブリュレに見立てたらどうなる?」との発想から、この人気商品が生まれた。

口に入れた時に感じるキャラメリゼした香ばしい飴の風味と、バウムクーヘンの絶妙なバランスは、開発当時、思い描く最高のハーモニーを追い求め、マダムが来る日も来る日も試行錯誤と改良を重ね、ようやくたどりついた味。

その甲斐あって、今や多くのお客様から「一度食べたら忘れられない味」、「パリパリッとした飴とバウムが絶妙!」とお褒めの言葉が寄せられる大ヒットスイーツに成長した。

『冷やしてっとり、温めてふわっ』・季節で気分や味わいもチェンジ。

好みに合わせて味わい方を変えられるのも「マダムブリュレ」の魅力の一つ。
冷蔵庫でしっかり冷やすと、バウムクーヘンがまるでアイスクリームのようなしっとりした食感に変化する。ほろ苦さが香るパリパリッとした冷たい飴が程よいアクセントになり、思わず癖になると評判。

「焼きたての食感を楽しみたい」という方は、電子レンジで軽く温める。バウムクーヘンは温まり「フワフワ」になるが、飴のパリパリ感はほぼ残るため、「ふわっ、パリッ」の変わらぬ美味しさを味わえる。

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【4色バウム】

「しっとりふんわり」のバウムクーヘンそれぞれ4つの化粧を施したもの。1ホールで4度美味しいボリュームたっぶりのバウムクーヘンは季節によって装いを変える「マダムシンコ」でしか楽しめない特別なスイーツ。

マダムブリュレ・塩キャラメル・抹茶バウム・カボチャモンブランバウムの4つの味を楽しめる。

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【マダムクロワッサントースト】

小麦本来の風味を生かし、上質バターを何層にも折り込んで、丁寧に焼き上げたデニッシュパン。

トーストするとバターと砂糖の甘さ、小麦の風味がより一層広がって、表面はサクサク、中はふわふわの食感を楽しめる。
コクがある反面、しっりした生地で飽きのこない味なので、毎朝の朝食としても、午後のティータイムのお供と出来る。トーストしている間の、いっぱいに広がる芳醇なバターの香りが優雅な時を演出する。

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【幸せのクローバータルト】

パイ生地にプリンを流し込み、キャラメリゼしたもの。決して甘過ぎない上品な甘さと、カラメルの少し大人なほろ苦さが絶妙に絡み合うプリンタルト。
冷凍のままヒンヤリ美味しいアイスタルトとして食べるもよし、解凍してトロッとした濃厚で滑らかなプリンと、ソース状になったカラメルの味を楽しむのもよし、電子レンジで温めて、エッグタルトのようなクリーミーな卵の風味を楽しむのもよし、と3つの食べ方を楽しめる。

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【マダムマカロン】

「マダム」のトレードマークであるヒョウ柄とロゴ、マダム自身をイメージした可愛らしいキャラクター「マダムちゃん」が描かれた印象に残る可愛い「マカロン」。

表面のパリッとした食感と、口の中に広がるっとりとした軽やかな食感のバランスが絶妙で、ほどよい甘さとメリハリのある食感を楽しめる。他にあまり見られない個性豊かな5つのフレーバーを取り揃えている。

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【マダムラスク】

ラスク特有のカリカリ、サクサクとした心地よい食感と、デニッシュ特有のバターの効いた優しい甘さが合わさった今までにないラスクである。
シュガーバター・イチゴ・0番茶・マイヤーレモンと4つの味を取り揃え、一人でこっそり楽しむおやつとしても、贈り物としても喜ばれる逸品。

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【川村信子(マダムシンコ)】

川村信子は株式会社カウカウフードシステム創業者であり、現在は同社代表取締役会長。

『経歴』

1951年生まれ。島根県太田市出身。父親は16歳で来日した韓国人、同じく韓国人の母親の間から在日2世として生まれる。5人兄弟。
10歳の時に「大阪に行けば金持ちになれる」と考えた父の思い付きから、島根県から大阪府に移住。
1972年に貧しく厳しい環境に反発し、母親が用意してくれた50万円で、スナック喫茶を開業。未経験のまま18歳で自分の店・不動産・高級クラブ・貴金属などの販売を経て、26歳の時に大阪府で高級クラブをオープン。

1989年37歳の時に上京。4ヵ月でNO1銀座ホステスになり、1990年僅か9ヵ月後に独立し、クラブ「銀座クラブ信子」をオープン。そこでボーイの面接に来た、後に夫となる19歳年下の川村幸治と出会う。
1993年8月1日西宮市に、「焼肉ハウスダンテ」開業。バブル崩壊後、1998年銀座クラブ信子を閉めて大阪に帰り、1999年8月1日高槻市に「焼肉かうかう倶楽部」を開業。
2002年に結婚。その後、株式会社カウカウフードシステムを設立。2006年2月、高槻市の「焼肉かうかう倶楽部1号店」が放火よる火災に見舞われる。
2006年11月に洋菓子店・喫茶店「マダムシンコ」をオープン。独創的な菓子の創作によって関西での人気店となり、関東にも進出している。テレビ出演も多く、全国的に認知されている有名洋菓子店として成長を続けている。


09/10 京町屋ケーキ&まるごとりんごパウンドケーキ

2014年09月10日 | スイ-ツ・お菓子

【京町屋ケーキ】

「京町屋ケーキ」は、京都の今を表現する新感覚のスイーツ。
抹茶の生八つ橋と、抹茶のジェノワーズ(ケーキ生地)を黒豆餡入り抹茶ガナッシュ(抹茶チョコレート)でつなぎ、もっちり、しっとりの新食感を実現した。

また、それぞれの素材に、京茶の老舗「森半」の宇治抹茶を惜しみなく使い、「濃茶味」を楽しんでいたたげるよう仕上げている。
長い歴史の中で磨かれ、工夫されて来た匠の技をまったく新しい着想とスタイルで表現している。

京都の老舗「おたべ」から京都の町屋をイメージして作られた、生八つ橋を使った抹茶のケーキ。パッケージにも京都の町屋の絵が描かれ、可愛らしいパッケージとなっている。

食べ感じは生八つ橋がもちっとしていて、お餅の食感。もちっとしていてよく伸びる中の生地もしっかりしていて抹茶風味が美味しく感じられる。苦味はそんなにありません。甘みも甘過ぎず丁度よい。餡と抹茶がよく合っている。

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【まるごとりんごパウンドケーキ】

「まるごとりんごパウンドケーキ」は、弘前産のリンゴをパウンドケーキに丸ごと入れた、青森県主催のスイーツコンテストで優秀賞を受賞したスイーツです。

アールグレイの風味かしっかりついたケーキ生地の中に、丸ごとリンゴが一つ。
見事なのはリンゴの酸味が生きていること。さらに意匠を感じるのは、芯をくり抜いた部分にクリームチーズを詰めてあること。

製造・販売しているのは、「フランス食堂・シェ・モア」。1987年創業。当時からある「りんごコース」は全国的に有名で、シェフが考案した商品はいずれも地元の特産品をアレンジ。「ご自宅で青森の味を楽しんでほしい」、そんなシェフの願いが込められている。

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09/08 大麦ダクワーズ&ドリームプリン

2014年09月08日 | スイ-ツ・お菓子

【大麦ダクワーズ】

「大麦ダクワーズ」は、栃木県の「大麦工房ロア」が、地元栃木県の日本一の大麦を使って焼き上げた焼き菓子。

遠い昔、フランスのダクス地方で生まれた伝統菓子「ダクワーズ」。ザックリとしたメレンゲ生地の間にアーモンドクリームを挟んだものである。これを、栃木県産の大麦で焼き上げた柔らかく香ばしい焼き菓子である。

卵白に砂糖・アーモンド・そして焙煎した大麦の粉「麦こがし」を入れる。「ダクワーズ」の形に絞り出したものを180度のオーブンでカリッと香ばしく焼き上げる。
それに特性フレッシュクリームをサンドして「大麦ダクワーズ」が出来上がる。

大麦工房では、100%足利産で、六条大麦よりも風味のまろやかさと透明感が出る、世界初の「二条大麦100%の麦こがし」を使用している。
「麦こがし」とは、大麦を焙煎し粉にしたもので、日本では古くから食料、菓子として親しまれ、近年ではナチュラルで体に優しい素材として、健康食品としても注目されている。

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【ドリームプリン】

「ドリームプリン」は、石巻の「ヌァームソレイユ」が製造する豆乳と葛を使用した甘さ控え目でヘルシーなスイーツ。

プチプチと口の中ではじける、不思議な食感の「ドリームビーズ」は、果汁をベクチンの溶液に滴下すると、果汁を包み込んだビーズを形成し、宝石のような「ドリームビーズ」となる。

宮城県産の大豆「ミヤギシロメ」から作られる豆乳は香りと甘みが特徴。このほんのりとした甘みを活かし自然の味のまま仕上げてある。

葛は本葛を使用している。葛はゼラチンの代用としてスイーツなどに利用でき、片栗粉やゼラチンに比べてアレルギーの心配が少ないなどのメリットがある。

豆乳プリンの上に、フルーツの果汁を閉じ込めた「ドリームビーズ」と、ソースをトッピングしてある。
プチプチの食感とほんのりと甘い「豆乳プリン」を同時に楽しめむ事ができます。

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09/07 アップルポテト&夢の樹バウム

2014年09月07日 | スイ-ツ・お菓子

【アップルポテト】

「アップルポテト」は、青森・岩手県産の厳選された林檎と、「焼き芋」のようなホクホクで優しい甘さの「スイートポテト」が一つになった、石巻市の洋菓子店「アルバジョン」の自信作。

毎日、店で手作りされるビスケット生地で包まれ、その上には、たっぷりのアプリコットジャムが塗られている。
アップルパイ好きの人や、スイートポテト好きの人にも好まれる、一度食べれば再度食べたくなる味である。

甘く柔らかに煮られた林檎は、酸味を上手に残したまま風味豊に仕上がり、ホッとするような味わいのスイートポテトのしっとりとした食感と抜群の相性。
毎日全て手作りされる、安全・安心のスイーツである。

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【夢の樹バウム】

「夢の樹バウム」は、陸前高田の老舗菓子司「木村屋」が復興に向けて創製した「バウムクーヘン」。

陸前高田の「奇跡の一本松」。すべて流された海岸線で倒されることなく残った「一本松」は地元の人々にとっては希望の象徴のような存在。

菓子司「木村屋」は昭和元年創業、震災前まで地元・気仙沼で「気仙沼ゆべし雁月」の老舗として親しまれて来たが、震災で全てを失った。しかし、「もう一度あの菓子を食べたい」と言う声に支えられて再建への道を歩み始めた。現在は、気仙沼の仮設商店街に移転、力強く営業を再開している。

「夢の樹バウム」は、老舗菓子司としての技術をもって創製された記念すべきお菓子。岩手県産の南部小麦と小岩井バター、三陸の卵を使った本格的な「バームクーヘン」。
外見は魅力的な力強いルックス、ゴツゴツしているが、何処か朗らかな印象があるのは、高田松原の松林と奇跡の一本松をイメージして焼き上げられているからだろうか。

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09/05 栗のチョコレート羊羹&スウィートゴット

2014年09月06日 | スイ-ツ・お菓子

【栗のチョコレート羊羹】

「栗のチョコレート羊羹」は、香り高いチョコレートに漉し餡・寒天・さらに甘露煮した栗をゴロッと入れた羊羹。洋菓子なのか和菓子なのか。東京の「Mont Blanc」製品。

「チョコレート」

カカオ58%のスイートチョコレートとホワイトチョコレートの2種類をブレンド。
温度や時間について細かく検討を重ね
ローストされたカカオ豆で、スイートチョコレートの豊な香り、カカオ豆が本来有する香ばしさを最大限に引き出され、力強いカカオ感のあるチョコレートである。

「北海小豆」

ビタミンB1,ビタミンB2、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物繊維等の栄養素が豊富に含まれている「北海小豆」の漉し餡を使用している。
ふっくらと炊き上がり、風味も良く、味に癖の無い餡である。

「甘露煮栗」

モンブランにも使用している「栗の甘露煮」である。栗は産地を特定せず、その時期によって一番美味しいものを厳選している。
繊細な風味と、ほのかな渋みが特徴の甘露煮栗である。

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【スウィートゴッコ】

「スウィートゴッコ」は、クッキーとパイとスポンジをチョコレートで上品に纏めたケーキ。

「スウィートゴット」は、サックリ香ばしいクッキー、クッキーとはまた違った香ばしさのあるパイ、そしてしっとりしたスポンジ、この3つの違った食感をチョコレートで纏め、さらに、まわりに散りばめたアーモンドのアクセントが加わり、見た目も上品、食べれば美味しいお菓子となっている。

「手作り」

なぜ手作りかと言うと、機械製造では、まったくこの味を作り出せないから。
人間の手のひらからは、気(遠赤外線)が出て、この気は、水分を含む原料となるものの、全ての「クラスタ」を小さくし、活性化させる。
原料を活性化させることで、味にまろやかさと、美味しさを作り出していくのである。

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09/02 東京あんプリン&オリーブ大福

2014年09月02日 | スイ-ツ・お菓子

【東京あんプリン】

「東京あんプリン」は、プリンと餡の組み合わせという新感覚のスイーツ。
北海道産小豆を使った自慢の漉し餡と、卵の味や素材に合わせ、柔らかさを工夫した生地との絶妙なバランで、さらなる美味しさを追求した、滑らかな舌触りのプリンである。

プリンは甘さ控え目でなんとも素朴な味。餡もやはり舌触りの良い上品な味で、柔らかい水羊羹といった感じがする。
プリンと餡という珍しい組み合わせてあるが、むしろこの方がベストマッチと言っていいほどである。

東京駅の「東京銘品館中央店」で購入でき、東京土産としても面白い一品である。東京土産は「ひよこ」だけでは無いと主張しているようである。

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【オリーブ大福】

「オリーブ大福」は、滋賀県近江八万市の1872年創業の和菓子屋・「たねや」が発案した大福である。

大福の餅米は、滋賀県竜王町の農家が丹精込めて作った「滋賀羽二重」を使用。粘りや伸びとともに、コシのある柔らかさが特徴。

中の小豆は、厳選した北海道産小豆を使っている。

大福と一緒に箱に入っているのが、小瓶に詰めた「エキストラバージン・オリーブオイル」だ。10ミリ・リットルという使い切りサイズで、搾りたての香りや風味を保つために、搾取後すぐにマイナス25度で瞬間冷凍してイタリアから直喩輸入している逸品である。

このオリーブオイルを大福にかけて食べるのだが、一見合いそうに無い両者は意外に相性がよい。甘さと香りのバランスが良く、ついつい食べ過ぎてしまうほどである。

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09/01 魔法の蕾プリン&堂島ロール

2014年09月01日 | スイ-ツ・お菓子

【魔法の蕾プリン】

「魔法の蕾プリン」は、甘酸っぱい苺と、トロ~リミルクの優しいプリン。

新しくなった4層仕立てのとろける苺プリンで、プチプチ苺のコンフィチュール、ふんわり真っ白なクリーム、たっぷりのミルク、甘酸っぱい木苺ソースで構成されている。

「魔法の蕾プリン」は滑らかな食感がポイント。とろける食感のプリン部分には、春スイーツの苺をタップリ使用。
その上には、ふわふわクリームと、プチプチ食感を残した甘酸っぱい苺のフィチュール。

神戸の洋菓子店「Frantz」が製造・販売している。

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【堂島ロール】

「堂島ロール」は、大阪人なら誰もが知る、「モンシェール」の大人気ロールケーキ。
たが、大阪には2つの「堂島ロール」が存在する。

元々、大阪堂島にあるホテル・アンビエント堂島でパティシエをしていた有田氏が、パリで出会った天使のクリーム・クレームダンジュを使ったお菓子を日本で広めようと、ホテル内に入っていたケーキショップ「モンシュシュ」の為に堂島ロールを考案した。

その後モンシュシュはホテルを離れ、店舗を増やし、大成功をおさめ、「堂島ロール」の店として認知されている。

一方、元々「堂島ロール」を考案した有田氏はホテルを辞めて福岡で独立する。それが「アンセノン・ヌーボー」という店である。元々、「堂島ロール」を考案したのは有田氏なので「堂島ロール」が2つ存在することになった。

『モンシュシュからモンシェール』

「モンシュシュ」とう名のチョコレートを販売している老舗洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」が「商標権を侵害された」として、人気のロールケーキ「堂島ロール」の販売元「モンシュシュ」に対し、名称使用の差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁は商標権の侵害を認め、包装紙や看板、ウェブ広告などで標章使用を禁止するとともに、約3500万円を支払うよう「モンシュシュ社」に命じた。

判決によると、「モンシュシュ」は「私のお気に入り」を意味するフランス語。ゴンチャロフ社は昭和56年に「モンシュシュ」を商標登録し、その名前をつけたチョコレートを販売していた。

一方の「モンシュシュ社」は平成19年に「モンシュシュ」を商号を変更し、店舗の看板や包装紙などに使用していた。

以上の経緯から「モンシュシュ」が「モンシェール」に名称を変更したのである。

「アセノンの堂島ロール」

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「モンシェールの堂島ロール」

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