道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

04/20 「中村のとりめし」と「豚丼」

2013年04月20日 | インポート

【中村のとりめし】

大正時代からの歴史を持つ「中村のとりめし」は、新千歳空港の空弁。
現在の美唄市の中村地区の名物。プラスチック製トレーを接着した小柄な円形の発泡材枠容器に透明なフタをして、円形の掛紙を置いてセロハンテ-プで留めてある。
中身は色の濃い鶏肉の混ぜご飯の上に棒状玉子スライス1個と紅生姜を載せてあるだけ。
醤油味がちょっときついものの、安くて(630円)腹の足しになるシンプルイズベストな空弁。
1894年に中村に入植した三重県と滋賀県からの約120戸600名からなる移民団のリ-ダーである中村豊次郎が、小作人に雄雌の鶏を貸与し、鶏卵や鶏肉を生産させ、これを砂糖と醤油と酒で内臓も含め丸ごと炊き込んだことが、中村のとりめしの始まりだという。

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【豚丼】

帯広名物の豚丼と大違いの「豚丼」は、新千歳空港の空弁。
まるで、ホカ弁のイメ-ジのに容器に豚丼と大書した掛紙。
中身は白ご飯の上にタマネギ炒めと味付け豚焼肉を貼り付けて紅生姜を添えてある。商品名どおりの豚丼。
帯広の名物になっている炭火焼肉タイプの豚丼とは違い、タレの分量と粘度が大きく、まるで豚肉あんかけ丼のようである。これで900円とは驚きである。
吉野家の豚丼と同じように、帯広の豚丼の評価の足を引っ張る心配がある。

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04/19 「ジン゛スカン弁当」と「いけだ牛弁当」

2013年04月20日 | インポート

【ジンギスカン弁当】

2006年5月26日の新千歳空港「空弁道場」オープンと同時に登場した「ジンギスカン弁当」は、新千歳空港の空弁。
長方形の発砲材容器を、空弁の名前と北海道の風景イメ-ジを印刷した黄色いボ-ル紙の枠にはめてある。
中身は白ご飯の上に、もやし炒めの上に載せた味付け羊肉を半分と、フライドポテトやスイ-トコ-ンやニンジンやカボチャなどのおかずを半分覆うもので、北の大地らしさが感じられる。
ご飯を肉だけでは覆わない内容、この外観と内容で加熱機能付きでも電子レンジ対応でもない容器、そしいてこの姿のままで遠隔地の催事に出てくる空弁は珍しい。
名前だけで、中身にこれほど特色の無く、味付けにも珍しさがない空弁である。

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【いけだ牛弁当】

ワインで有名な池田産の牛肉を使った「いけだ牛弁当」は、新千歳空港の空弁。
小柄な発砲材容器に透明なフタをして、濃いめの木箱のようなデザインのボ-ル紙の枠にはめてある。
中身は白ご飯の上で粒の細かい牛そぼろと玉子そぼろに味付け牛肉がストライプを描き、大根桜漬けが添えられている。
牛肉は、豊な脂身と硬めな赤身を合わせて、ほどほどに優しい味付けで、大人から子供にも好感を持たれる空弁である。
いけだ牛とは、誕生から肥育、加工処理まで地元で行われる褐色和種の牛。霜降りだが脂肪が少ない、風味が豊でジュ-シ-かつ柔らかい。ワイン製造の副産物を与えているという特徴がある。生産量は年間で230頭から250頭程度。

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