先日の新聞に、市内の緑が丘公園のグリ-ンパ-ク沿いの並木の紅葉が盛りで、今週いっぱいは楽しめるとあったので行ってきました。しかし、残念ながら前日の強風で大部分が落葉していましたが、その面影があったので撮影してきました。
場所はグリ-ンパ-クの東側の道路沿にある歩道の一部です。最盛期はさぞかし綺麗な紅葉だったと思います。今年は、夏の猛暑と天候不順で例年と比べると、鮮やかさが不足していたとのことです。来年の紅葉に期待です。
ついでに、畜産大学構内の並木を見てきましたが、ここも少し遅かったようです。
我が家の2本の「もみじ」の紅葉は最盛期です。
東6条線(旧火防線)
稲田浄水場のハルニレの大木
帯広三条高校の学校林のカラマツです。黄変し落葉寸前です。
音更町にある「家畜改良センタ-十勝牧場」の紅葉が綺麗だったと聞き、落葉覚悟で行ってみました。
【沿 革】
明治43年に内閣馬政局によって十勝種畜牧場として設置され、同年6月陸軍省の管轄となる。更に大正12年3月に農商務省に移管されて、十勝種馬所と改称されるとともに馬の繁殖は中止され種付け業務のみとなる。一方、昭和16年これとは別に用地内に農林省馬政局によって十勝種馬育成所が併設され、これ等は昭和21年2月の官政の改革で十勝種畜牧場と改められる。その後、平成2年10月に全国の種畜牧場が再編整備されて家畜改良センタ-となり、当場も家畜改良センタ-十勝牧場と名称変更される。当場は全国12牧場の中で面積が最大で、畜養家畜も最も多く、総合的性格を有している。
【面 積】
総面積は約4200ヘクタ-ル。牧場用地には2本の川が貫流し、比較的平坦な草地を形成し、各種研究施設、耕作地、放牧地などが整備されている。
【現在の畜養家畜】
馬、肉用牛、乳用牛、種めん羊。
牧場入り口の樹齢60年の白樺並木。(黄葉は落葉していた)
樹齢約200年の「夫婦柏」
牧場内展望台からの大雪山系の眺望
牧場内展望台からの十勝平野の眺望
鹿追町にある「そば処・おふくろさん」はなかなかユニ-クな蕎麦屋です。店構えは喫茶店のようです。
同店は、鹿追町の蕎麦生産者の奥さん8名と、町の消費者の奥さん4名の計12名が立ち上げ、地元鹿追産の蕎麦粉「きたわせ」を10割で手打ちしている田舎蕎麦です。蕎麦はコシが強く、歯応えがある旨い蕎麦でした。客の目の前で蕎麦を打ち、茹で、「2タテ」を出しています。何時挽いた蕎麦粉かは?でしたので「3タテ」とはなりませんでした。
冷たい「とろろそば」を注文しましたが、それは他の店とは少し違っていました。大きめの皿に蕎麦を入れ、その上に「とろろ」をのせ、汁をかけています。いわゆる「ぶっかけ」のとろろ版です。蕎麦ととろろ、汁のマッチングが良く、旨いそばです。
汁は小樽から仕入れる、カツオ節、サバ節と昆布を混ぜ、かえしは半年間寝かせたものを使用することで、まろやかな味となっている。
店内での蕎麦打ちの様子です。
鹿追町の「西上経営組合」は、自社の畑40ヘクタ-ルに「ボタン種」を蒔き付け、収穫、乾燥、製粉、販売まで一貫して行っている。石臼で自家製粉したボタン蕎麦粉は「にしかみ」ブランドとして関東地方にも広く定着している。ボタン種を挽きぐるみした蕎麦粉を10割で手打ちしている蕎麦は、コシが強く、風味豊かで、旨い蕎麦でした。
汁はカツオベ-スであるが、「かえし」の熟成が少し足りないように感じたが、旨い汁です。
「やさい天そば」を注文しました。山の中の蕎麦屋で「エビ」が入っていないのは当然で、野菜の旨味が引き立つ旨い天麩羅です。
店舗の隣に「蕎麦打ち」が体験できる施設があり、蕎麦に対する情熱が感じられます。
↑
蕎麦打ち体験施設です。
全国に「鹿追そば」として、乾麺、生麺を発信している「有限会社・鹿追そば」の直営店「そば処・しかめん」。
蕎麦は、鹿追産の並み粉を2:8で機械打ちしています。しかし、出てきた蕎麦にはガッカリしました。まず、茹でた後の水切りが十分でなく、あまりにも水々しく、香りもほとんど感じられませんでした。機械打ちしている蕎麦で、その後の調理段階の管理を十分に行い、旨い蕎麦を提供している店はいくらでもあるのに、蕎麦の産地の名を汚している。
蕎麦汁は「かえし」の熟成が足りなく、出汁も薄く、物足りないものです。家庭で造る蕎麦汁と大差ないのである。イヤそれ以下かもしれない。
天麩羅は、品数は多いのだが、衣の塊である。これでは素材の良さを殺している。調理場の人の研鑽が必要である。
今日は久しぶりの晴天だったので、帯広→糠平湖→←三国峠→然別湖→鹿追町→帯広のル-トのドライブでした。このル-トを選択した理由は、1週間前にこのル-トで紅葉見物をした知人からまだ紅葉には少し早かったと聞いていたので、今日の実行となりました。しかし、2,3日前の強風と雨で、紅葉は落葉した後でした。残念・残念(^^;)(^^;)。
ダムサイトから見た糠平湖です。
湖畔のキャンプ場からの糠平湖です。
湖畔にある旧士幌線の鉄道資料館です。
糠平・三国峠間にある「オッパイ山」。ベストシ-ズンは山頂が少し冠雪した姿です。想像してください。
三国峠からの遠景です。
旧士幌線・第五音更川橋梁です。
旧士幌線三の沢橋梁です。
然別湖です。
然別から鹿追町間の扇が原からの眺望。少しガスッています。自衛隊の実弾発射訓練場が設置されている。
新得町の老舗蕎麦店「せきぐち」。
新得町産の蕎麦を全粒挽きした蕎麦粉を10割で手打ちした、中細の蕎麦です。それなりに旨い蕎麦でしたが、茹でた後の水切りが不足していました。
汁からは、「かえし」の熟成が感じられず、出汁にも風味が感じることが無く、サッパリした味の汁でした。
『新得町の蕎麦』
蕎麦の産地として有名な新得町。町内の蕎麦店3店を尋ねましたが、満足するものではありませんでした。蕎麦の産地として、蕎麦自体に気を使い、手打ちで蕎麦を処理している事は感じましたが、蕎麦が「ト-タルな食品」であることを忘れているのでは、と思いました。
「そばの館」の甘すぎる天汁、「みなとや」のお粗末な「かしわぬき」と配慮の足りない「蕎麦汁」の出し方、「せきぐち」の風味を感じられない蕎麦汁。
蕎麦の産地という名の上に胡座をかいて、日々の研鑽を忘れているのでは、と感じるものです。
10月14日から、帯広市民ギャラリ-で開催されている「第51回道東書道展」(道東書道連盟主催」において、妻が「会友賞」を受賞した。
帯広、釧路、北見、紋別、中標津町の持ち回りで開催しており、帯広では6年ぶり。10~80代の男女が漢文、かな、篆刻を臨書や創作で表現した計227点が展示されている。
大賞は北見の村上さん、道東書道展賞は北見の三浦さんの創作がそれぞれ選ばれている。
会友賞を受賞した創作書は「鶴遊」の2文字を表現。審査員であり師匠である唐川氏からは「バランス感覚がすばらしく、余白の美も見事」との評価をいただいた。
同じ唐川門下生であり、私が勤務していた会社の専務・大野さんの令嬢が、「特選」を受賞していました。数年のうちに「会友」になると思います。短期間での成長には目を見張るものがあるそうです。
「会友」は過去の書道展で「特選」を3回以上受賞した会員で、「会友賞」はその中から選ばれる賞で、一般公募とは別のランクの賞です。
受賞した「鶴遊」です。
新得町の老舗蕎麦店「そば処・みなとや」。
蕎麦の生産地として有名な新得町で永年手打ち蕎麦店を経営している。
蕎麦は地元産の蕎麦粉を2:8で手打ち、細切りである。蕎麦はそれなりに旨かった。天麩羅は、大葉、白身魚、海老、烏賊であったが、通常付いている野菜系が無い。なにか物足りない感じがする。
メニュ-は、冷たい蕎麦12種類、温かい蕎麦15種類、丼物9種類である。その中には北海道では珍しい「そばがき」がありました。
冷たい蕎麦に「上天ざる(かしわぬき付き)」があったので注文。その「かしわぬき」を見てガッカリ。定食屋の味噌汁のようなお椀に入って出てきた「かしわぬき」はコクも無く、ショッパイだけの代物でした。これで200円上乗せは納得出来なかったです。「かしわそば」をこのような不味い汁を使って出しているとすれば、蕎麦屋の資格は無いと思いました。
又、蕎麦汁も酷かった。普通薬味は器とは別の小皿に入って出てくるが、最初から蕎麦汁の器に「おろし」、「わさび」、「ねぎ」が入って出てきた。「おろし」の香りが強く、蕎麦の風味がどこかに飛んで行っているようです。私は「天ざる」で「天汁」と「蕎麦汁」が別々でない時には、先に蕎麦を食べます。蕎麦を食べる時に「大根おろし」を入れると、蕎麦の風味が消えてしまうからです。この楽しみを奪ってしまう「蕎麦汁」なのです。
もう少し、商品構成とトッピング、天汁と蕎麦汁の関係を研究すべきです。蕎麦の産地の蕎麦屋としては恥ずかしいのでは。
新得町の新得町物産系列の「そばの館」。
新得町は、山麓地帯特有の気候で、日中は暑く、夜は一段と涼しい。この寒暖の差が美味しい蕎麦の育成に適している。
このような条件で、新得物産サホロ農場で収穫される蕎麦は風味豊かで優れた蕎麦が出来る。
そばの館では、サホロ農場産の良質の玄蕎麦を、低温庫に大切に保管している。玄蕎麦を脱皮した蕎麦の実は、表面はグリ-ンで中心部は純白である。その蕎麦の実を館内の石臼で挽いて、その更科系の蕎麦粉を9:1で手打ちし、細切りし、3たてを提供している。甘味があり、食感もよく、旨い蕎麦です。
蕎麦汁は少し辛めで、蕎麦の味を引き立てている。蕎麦湯で割って呑むと、かすかに鰹の香りがする旨い汁です。
天麩羅はカラッと揚がっていて及第点である。しかし、天汁に問題あり、非常に甘いのである。甘さの原因は不明であるが、調理人は一度天麩羅の専門店に行って天汁を学んだ方がいいのでは∞
新得物産の外部販売蕎麦の工場です。
多くの発見がそうであるように、忠類ナウマン象化石は、1969年7月、忠類村晩成の農道工事現場で偶然発見されました。
発掘作業は多くの研究者、教師、学生らによって3回にわたって実施され、全骨格の80%にあたる47個の化石が発見された。ナウマン象とともに植物や昆虫化石も発見されている。
ナウマン象は氷河時代の寒冷な気候に適応しながら約20万年から約2~3万年前まで日本列島や東アジア大陸に生息していたとされる。日本では忠類をはじめ瀬戸内海や日本海の海底、長野県塩尻湖などから発見され、それらの化石の分布は全国に及んでいる。
忠類ナウマン象の生息年代は、火山灰や植物化石の研究から約12万年前とされ、当時の気候は、ブナが生育していた温暖な気候から、現在の気温より幾分温暖かほぼ現在に近い気候に変わる頃とされている。また、ナウマン象が埋没した環境としては、増水期には河川の流路となるここともあった川沿いの沼で゛あったとされている。
埋没するナウマン象
記念館の隣接地に群生する今では珍しい「ススキ」
清水町御影の山奥にある「手打ちそば・紀山」。
「紀山」という屋号は以前別の人が蕎麦屋を経営していましたが、体調を崩し閉店することになり、そこで修行していた現在の店主が引き継いだものです。
現在の店舗は、「御影の滝・山女魚園」のレストハウス内にあります。
蕎麦は山女魚園の畑で自家栽培し、手刈り、天日干し、自家製粉した蕎麦粉を生粉打ちしている田舎系の蕎麦です。平日は60食、土日祝祭日は20食の限定となっています。そのため、メニュ-の品数は少なく、冷たい蕎麦3種類、温かい蕎麦3種類だけですが、その蕎麦は風味があり、歯応えも十分で旨い蕎麦でした。汁は辛めでしたが、「かえし」の熟成にもう少し時間をかければよりベタ-な汁になると感じました。
「やまべ天そば」を注文しましたが、やはり山中の蕎麦屋の天麩羅には海老は不要であることを実感しました。サッパリして旨い天麩羅でした。
入り口の看板です。
この釣り堀に隣接してレストハウスがあります。