道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

05/31 ライスバーガー

2014年05月31日 | 食・レシピ

今、テレビでマツコデラックスが宣伝している「ミスドのライスバーガー」を購入して来ましたので、早速試食です。

この「ライスバーガー」はモスバーガーの製品をミスドで販売するという企画で誕生したものです。
2種類のバーガーを販売していますが、今日購入したのは「坦々牛焼肉」です。

焼きおにぎりのようなライスに挟まれているのは、坦々味の焼肉(挽肉)と刻みタマネギ、チーズなどです。
普段「バーガー」類を食べることはないので、なかなか美味しく感じました。
今度はモスバーカーの店舗で同じバーガーを購入して味比べしなければなりません。

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04/23 筍

2014年04月23日 | 食・レシピ

【筍料理】

毎年知人から頂く「旬の筍」が到着しました。写真では、大×1,小×2ですが、送って頂いたのは大×2,小×2です。
大の1本は、帯広でお世話になっている知人宅へ嫁入りしました。
筍は、収穫から時間が経過する程「エグミ」が出て硬くなるということで早速下処理しました。

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筍ご飯、干しアサリを入れて風味を引き立てています。

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筍とカツオ節の煮付け。

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天麩羅(初めての料理)

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【筍】

「筍」は、イネ科タケ亜科タケの若芽を指し、日本や中国などで食材としいて利用されている。春の季語。

『概要』

竹の地下茎は筋ごとに根と芽を備え、主に3~4年目の芽が温帯では春先に、熱帯では夏に伸張を始める。その速さは次第に増し、地表に顔を出す頃は日に数センチ程度だったものが、10日目頃には数十センチから時には1メートルを超えるなど、ツル性を除く被子植物のうち最も成長が早いとされる。一種の民間語源として、漢字の「筍」は10日を意味する「旬」から来ている、などと言われることもある。

筍は地中にあるうちに筋が全て(孟宗竹で約60)形成され、根に近い筋から順に伸張していく。また、固い筍の皮は柔らかい本体を保護するだけでなく、筋のセイチョウ助ける役割を持っている。このため若竹の皮を取ると、その筋の成長は止まってしまう。

『食材』

春先、地面から芽の出掛けているものを筍として食用にする。その後、数メートル程度に成長したものの穂先部分も刈り取って食用とするが、これは「穂先筍」と呼ばれる。

筍は、切断直後よりエグミが急激に増加する。堀り採ってから時間が経つほど固くなると共にエグミが強くなるので、極力早いうちに調理や下ごしらえを行う。冷蔵すると遅らせることは出来るかせ、早い程よい。

『種類』

日本で食用にされる筍の代表的なものは中国から伝えられた「モウソウ竹」であるが、「ハチク」と「マダケ」もよく知られる。

■モウソウチクー皮は黒斑と祖毛におおわれ、時期は3-4月。

■ハチクー皮は淡紅色で、時期は4-5月。

■マタケー皮は薄い黒斑におおわれていて、時期は5-6月。

■ネマガリダケー筍が弓状に曲がって生え、時期は5-6月。

■カンチクー黄色または黒紫色,時期は10月。

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02/17 炉端焼き

2014年02月17日 | 食・レシピ

「炉端焼き」は、宮城県仙台市で発祥し、北海道釧路市で発達した飲食店の店舗や給仕の形態、および、そこで出される料理のこと。
客の目の前の囲炉裏端において、炭火で魚介類や野菜を焼き、長いしゃもじ(堀返べら)で料理を運ぶ。この形態の店は、昭和40年代には全国に1万店以上あったと言われる。

『発祥』

仙台市の歓楽街「国分町」にある「炉ばた」との店名において、採れた魚や野菜囲炉裏端で焼いて客に出したのが発祥とされる。

その後、「炉ばた」の一番弟子が大阪府で、二番弟子が釧路市栄町で、ほか3名の弟子が東北地方の青森県や福島県などで炉端焼きの店を出した(大阪府の店は既に閉店)。

釧路市の弟子は仙台と同様に「炉ばた」との店名で店を出し、釧路港で揚がる魚介類も焼いて出すようになった。この釧路の「炉ばた」のメニューを踏襲した形で、日本各地に炉端焼きの店が広がったとされる。

炉端焼きには仙台発祥と釧路発祥の2つの俗説があるものの、上記の経緯は両店で共通認識となっている。

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02/16 ゴッコ汁

2014年02月16日 | 食・レシピ

「ゴッコ汁」は、北海道の南部で収穫される魚、ゴッコ(ホテイウオ)を使用した鍋料理。北海道の郷土料理として親しまれている。

『ゴッコ』

ゴッコ(ホテイウオ)は、一見フグのような膨らんだ魚で体長は20~30センチほど。身は白身で淡泊な肉で表面に厚いゼラチン層がある。海の底に住む腹部に吸盤を持った魚であるが、産卵のため沿岸近くまで寄ってくるので、冬に漁獲量が多い。卵を持っているメスの方が高価で、売値はオスの倍程度になるのが普通である。

『調理』

内臓を取ったゴッコを一度湯通しして表面の「ぬめり」をとり、表面の薄皮を取り除いてからぶつ切りにする。メスは、卵を持っているので、卵と肝を具材にする。

昆布出汁に醤油を加え、豆腐、長ネギ、えのき、大根、生海苔などを入れて煮立てる。ゴッコから水分が出るため、味付けは濃い目で野菜は少な目するとよい。ゼラチン層が厚いため人によっては好みが分かれる。
尚、吸盤は食べることが出来ないとするレシピも多いが、吸盤も他の部位と同じように食べられる。
骨があるのだが柔らかく食べることが可能で、ゴッコ汁調理の際、ゴッコで捨てる部分は僅かな内臓だけである。

沸騰してくると、白濁した汁の表面に膜(アク」が出来てくる。おたまを使い後から後から出てくるアクわ丁寧にすくい取る。この作業によって、濁っていた汁が不思議なほど透き通った琥珀色になる。

家庭によっては、味噌味に仕立てり、ジャガイモやワカメを加えることもある。

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02/15 チーズ蒸しパン

2014年02月15日 | 食・レシピ

小判のような見た目に、ふんわり、しっとりと柔らかな口当たり、頬張ると、チーズの香りが口いっぱいに広がる。菓子パンでもなくケーキでもない「チーズ蒸しパン」は、1990年に誕生した大ヒット商品。世に送り出したのは北海道のパン製造大手「日糧製パン」である。
「今まで食べたことのない蒸しパンを作りたい」。発売前年の89年、製造・開発の責任者だった近藤常務は、商品開発や広告宣伝を担当する社員らからアイデアを募った。
近藤常務が新しい蒸しパンの開発を急ぐのには理由があった。看板商品だった既存の蒸しパンの製造ラインを増強したものの売上は振るわず、ラインの稼働率が低かったためだ。
「今まで食べたことのない蒸しパン」がチーズ風味になったのは、いくつかの偶然による。市場調査のため社員が全国各地で買い集めたパンの中に、チーズ味の蒸しパンが一個混じっていた。
一方ちょうどその頃原材料の納入業者がパンに混ぜ込むのに適した癖のないチーズを開発。また、バブル経済末期の世間では、イタリア生まれの「ティラミス」が若い女性の間で人気を呼んでいた。
「チーズ味でケーキのような蒸しパン」。新商品の概要が固まり、89年7月に札幌本社で開発が始まった。

当時の広報担当者は「パン業界にチーズを使った大ヒット商品はなく、蒸しパンにも同じく大ヒット商品は無かった。面白い組合せだが、消費者に受入られるか不安だった」と。チーズ蒸しパンの開発は業界のタブーへの挑戦でもあった。

開発チ-ムは5ヵ月にわたり、味や形が異なる試作品を約50種類作った。試行錯誤の末に完成したのは11月。当時の開発部次長は「とても美味しいパンが出来たと感心すると同時に、チーズ味だから難しいだろう」と思った。

1990年1月に発売すると、社内の不安をよそに爆発的に売れた。まず飛びついたのは若い女性だった。1日当たりの販売個数が五千個で「ヒット商品」と言われる業界。三千個、四千個、五千個、と売上はぐんぐん伸び、すぐに二万個を超えた。2月からは首都圏でも販売を始め、量販店の中には1個千個以上を販売する店もあったという。

支持は若い女性だけでなく、老若男女に広がった。その理由は「これほどソフトな食感の蒸しパンが市場に存在していなかった」ためだ。きめ細かな生地に仕上げるため、卵や小麦粉などの材料は小型の容器で少しずつかき混ぜる。すると、ふっくら蒸し上がり、しっとり感も出るという。

大ヒットを目の当たりにした山崎製パンや敷島製パンなど全国大手も90年夏ごろから参入。「チーズ蒸しパン戦争」の様相を呈した。

菓子パン業界は競争が激しい。日糧製パンの場合、毎月発売する30~40種類の新商品のうちヒットするのは一握りで、大半は半年足らずで消えて行く。
チーズ蒸しパンは発売から四半世紀たった今も人気を保っている、希な例だ。チーズ蒸しパンは当初、一個120円で売り出したが、現在は希望小売価格わ設定していない「オープン価格」で、実勢価格は100円前後。スーパーやコンビニ向けに出荷する商品の一部は、相手先の要望に合わせて、包装デザインを変えることもある。そのため、日糧製パンの製品とは知らずに口にしている消費者も多い。

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02/14 ほし甘いも

2014年02月14日 | 食・レシピ

「ほし甘いも」は、珍しい北海道産の「干しいも」。石狩管内新篠津村の「大塚ファーム」が製造販売している。
自社農園で農薬と化学肥料を使わずに栽培した、有機サツマイモを加工した珍しい道産「干しいも」。砂糖などは全く使用していない自然のままの素朴な甘味が特徴だ。

「大塚ファーム」では2005年からサツマイモの栽培を始めた。当初は子供のおやつにと自家用に干しいもを作っていたが、味が評判を呼び製品化下味つけてからものである。08年から地元の食品加工業者に製造を委託、10年からは自社工場で製造し、販売している。

サツマイモは収穫後、約1ヵ月間保存して糖度を上げてから、加工する。皮付きのまま1時間以上蒸かしてから皮を剥き、スライス。網に並べて、1日弱乾燥機にかけて完成する。全てが手作業。

大塚ファームでは昨年、80アールの畑で、「タマユタカ」、「ベニハルカ」、「パープルスイートロード」、「ベニアズマ」、「安納芋」の5品種を作付けした。甘味の強い「ベニハルカ」、紫色であっさりとした「パープルスイートロード」など品種それぞれに味に違いがある。
同ファームでは、「お好みのサツマイモを探してみては」と言っている。

「石狩管内新篠津村第36線南42、0126-57-2573」

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02/12 そば粉のガレット

2014年02月12日 | 食・レシピ

北海道のそば粉を使ったガレットを提供する「ダーニーズ・レストラン」。北海道が全国有数のそば粉の産地であることや、北海道農業の発展、麺としてのそば以外のそば粉料理の魅力発進などを目的に昨年11月に開店。

シェフはフランス人のフェック・ダニーさん、2006年に本国で行われたコンクールでガレット部門一位、クレープ部門二位を受賞した腕前の持ち主。1999年にブルターニュでガレット&クレープのテークアウト専門店を開業し、日に数千のオーダーをこなした。
2009年には東京・目白のクレープ・ガレット専門店のシェフに就任、2011年には「ミシュランガイド東京」に掲載されるなど、ガレットとクレープのスペシャリストとしても日本で活躍している。

同店で使うそば粉は、創業60年の、「山加製粉」協力の下で作り上げた独自製法のもの。本場フランスのそば粉は日本とは異なる粗挽き製粉のため、本場の味わいや食感、風味を生かせるものに仕上げたという。

『ガレット』

「ガレット」は、フランスの料理・菓子の名称。「円く薄いもの」を意味するが、特にそば粉のガレットを指すことも多い。

「そば粉のガレット」

フランス・ブルターニュ地方の郷土料理である。そば粉・水・塩などを混ぜて寝かせた生地を熱した平鍋またはガレット調理専用の鉄板に注ぎ、コテで薄い円形に伸ばす。クレープとは異なり、片面だけを焼き、生ハムなどの肉類、魚介類、おろしたグリュイエールやゴーダなどのチーズ、鶏卵、サラダなどを飾って提供する。
鶏卵は、焼いている途中のガレットの上に割り込み、目玉焼きのようにして火を通す。熱いソーセージをガレットで巻いて提供することもある。

元々はブルターニュ地方の貧しい家庭の料理で、生地はそば粉・鶏卵・水だけで、暖炉で焼いていた。クレープ・シュゼットのように、ジャムやバター、リキュールで甘く味付けし、デザートとされることもある。

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02/11 豚肉工房 ゆうたく

2014年02月11日 | 食・レシピ

「十勝豚肉工房 ゆうたく」は、帯広の老舗精肉店「有澤精肉店」の直営の「トンカツ」を主体とする店。
同店の豚肉は、十勝産の美味しい豚肉を低温熟成させ、ジューシーな豚肉となっている。

『トンテキ定食』

見た目もボリューム満点。結構大きくカットしていて、厚みも2.5センチ位ある。また、調理の時に火を通りやすくするために、すでに切り込みが入っている。

ナイフを入れると、サクッと切れて柔らかいが、噛み応えもある豚肉です。適度の脂身部分も甘味を感じられ上品な味わいである。

トンテキのソースは、ケチャップとソースの味が強く、デミグラスソースを少し濃くしたような感じである。が、そのソースがキャベツに染み込んで、キャベツの味を弱くしている。キャベツを別盛りにして提供すれば、キャベツも美味しく頂けると思います。
メニューに書いてある「ゆうたく風チャレンジメニュー」が、豚肉の量を指すのか、味を指すのか、また、別の何かを指しているのかは不明のままでした。

『ヒレカツ定食』

メニューには「低温のラードでじっくり揚げるため時間がかかります」と書かれているが、そんなに時間がかからずに目の前に。
皿に盛られた「ヒレカツ」はかなりのボリューム。お盆にはゴマの入ったすり鉢が付いている。ゴマをスリスリしてソースを入れて準備完了。

厚みのある豚肉、少なめの脂身ともにジューシーで美味しい豚肉である。衣もサクサクとして食感も上々。
カツは網の上に置いてあり、ラードが切れて最後までサクサク感を保っている。

キャベツのドレッシングはゴマドレッシングが置いてあり、トンカツソースと好みを選べる。

「トンテキ定食」

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『ヒレカツ定食』

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『メニュー・店舗』

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02/09 ラーメンキッチンなると

2014年02月09日 | 食・レシピ

「ラーメンキッチンなると」は、食べログで北海道の好きなラーメン五指に入っている、夫婦二人で営業しているラーメン店。
16年前にラーメンを作り始め、試行錯誤を繰り返し、前に経営していた「串焼き喜多郎」で1日30食限定で提供していた。
当初、牛骨とんこつを主体に作っていたが、ある日とんこつスープ作りに失敗し、材料が鶏ガラしかなく、やむなく鶏だけでスープ作ってみたところ、とんこつより癖がなくあっさりコクのある白湯スープができ、これをベースに日々研究をかさね現在のスープとなったのである。

今は、天然素材、作り方に拘りタレ、スープ、麺、すべてを手作りしている。全ての行程を一人で作業しているため、1日50食しか作れない。
麺は北海道の小麦粉を主体に全粒粉をブレンドして自家用工房で手作りしている。一般的に使われている、合成保存料、着色料、増量剤などは一切使用していない。

「なると醤油」

15時間煮込んで作る鶏白湯スープがコクを出し、まぐろ節などで作る魚介系スープが出汁となり、天然発酵調味料などで作る醤油ダレがラーメンにキレを与えている。
スープの最大の特徴は、エビの香りである。これは、小海老をフードプロセッサーで粉砕し、スープに加えることでエビの風味を醸し出している。
見た目はそれほどインパクトはなく、少し地味なルックスである。しかし、味の方は何とも丁寧な仕事がなされている。
ソフトな味わいで、優しさ一杯のスープであるが、独特の深みと旨味成分があり、最初の一口から最後の一口に至るまで、飽きることなくスープの美味しさを堪能できる。

「きたろう醤油」

「なると醤油」より濃厚で、まろやかと言われるが、確かにまろやかであるが、イメージ的には「なると」よりあっさり味である、と言うよりも醤油を含め塩分はより控え目であり、その分、出汁が効いており奥が深いスープに仕上がっている。
正直、第一印象としては、パンチが無い分、なると醤油と比べると物足りなさを感じるものであるが、食べ進めて行く内に、このスープの完成度の高さを実感できる。

「まかない塩」

これは「きたろう醤油」よりも更にあっさりであり、塩と言いつつ、塩分濃度は最も低めである。

「きたろう醤油」と同様、第一印象はパンチが無い分、少し物足りなさを感じるが、食べ進めて行くと、きたろう醤油以上に、はまって行くのが分かる。この塩味、濃い味付けを好む方には、全く向かないですが、淡麗なラーメンを好む方にはかなりの割合でヒットするのでは。
店主は、この塩味が味噌と同様、最も苦労して作りだしたメニューだそうで、塩好きの方は是非試す価値があります。今まで食べたことの無いタイプの塩味である。

『なると醤油』

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『まかない醤油』

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『きたろう醤油』

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『店舖』

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02/08 室蘭やきとり

2014年02月08日 | 食・レシピ

「室蘭やきとり」は、室蘭市の豚肉とタマネギを使用した串焼き料理。豚肉を使用するものの関東地方でいう「やきとん」と呼ばず、鶏肉やモツを使ったものとの総称「やきとり」と呼ばれている。

『概要』

「室蘭やきとり」は、豚精肉とタマネギを竹串に刺し、焼き鳥のように焼いた室蘭市の肉料理で、郷土料理とされる。甘味の強いタレと洋がらし、練りがらしで味付けするのが一般的であるが、塩焼きを指定することも出来る店が多い。
豚肉の肩ロースがよく使われている。ほかに豚トロやサガリなど、他の部位を合わせて提供する店もある。「ねぎま」と書かれている場合、豚肉とタマネギの組合せであることが多い。また、メニューには、レバーなどのモツなども選択できるようにしてある店も多い。

現在、室蘭市では、鶏肉を使用した全国的に一般的な焼き鳥は、「鶏精」、「鶏精肉」と称して、合わせて提供されることが多く、これらも含めて「やきとり」と呼ばれている。

『歴史』

昭和初期、食糧増産のために室蘭では農家が豚を飼うようになった。1933年頃に室蘭市の輪西では豚肉の串焼き屋が営業していた。屋台主の一人が1937年に雀などの野鳥の串焼きを売り出す「鳥よし」という店を開店したが、当初から、豚の串焼きとモツを使用した串焼きを提供しており、これが「室蘭やきとり」の元祖であるとされている。

1939年、日中戦争で大量に必要となった軍靴を豚皮で作るため、養豚が奨励され、豚皮と肉以外は地元で食べてよいことになったことから、豚のモツ料理を出す店が増えた。

戦後、大量生産に向くブロイラーが導入され、昭和30年代に鶏肉が広く普及するまでは、ほとんどがモツや豚肉の串焼きであり、今でも豚精肉が最も人気のメニューとなっている。

室蘭市で、54軒の「室蘭やきとり店」が存在している。近隣の伊達市、登別市や札幌市など、室蘭市以外の地域にも、「室蘭やきとり」の専門店がある。

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02/07 やきとり(豚肉)弁当

2014年02月07日 | 食・レシピ

『誕生』

1978年、長谷川文夫(現会長)が自らレジを打っている時に、店の酔客が「お弁当ないの?」と来店。当時、店内で作っていたおにぎりの「ご飯」と「のり」、「お酒のつまみに」と焼き始めていた「やきとり」の3つを組み合わせてとっさに作ったのが始まり。

その後、材料の吟味ややきとりを焼く店舗の改良を重ねて、シンプルかつ他に類を見ない「やきとり弁当」が誕生した。基本には、「温かく美味しいものを提供したい」、「お客様の声に応えたい」、強い思いがある。

『豚肉なのにやきとり』

GLAYのお陰で全国区にまでなった「やきとり弁当」であるが、本州のお客様から「なぜ豚肉なのにやきとりなんですか?」という質問がよくある。

函館をはじめ道南ではやきとりといったら「豚精肉」。これは映画「居酒屋兆冶」で高倉健演じるところの兆冶が焼いていたのが豚精肉だったことからも「通」の間では常識!ですが、北海道の道南エリアでは、一般的に「やきとり」というと豚肉のことを指す。
道南地区は養豚業も多く、鶏より豚が安価に手に入りやすかったことが、その一番の理由である。

また、自然の厳しい北海道の地で働く人たちには豚肉の栄養がスタミナ満点あことがエネルギー源として好まれた。

函館では「やきとり」を注文すると普通に「豚精肉」が出てくるし、それを町の人は普通の事と思っている。鶏の「やきとり」が欲しい時は「やきとり 鶏肉で」と注文するのが何の疑問のない普通の事である。ハセガワストアの「やきとり弁当」の蓋に「ぶたちゃん」が描かれているのは、それを説明する意味もあります。

「焼き鳥屋」の雰囲気を味わいながら、エネルギー源としてより有効な豚肉を食べる。そんな習慣が道南エリアで広がっていると言われている。この豚肉、含まれているビタミンB1が体の疲れをとるのに有効だとことである。

『味には隠し味』

「やきとり弁当」の圧倒的な人気の味は「タレ」味であるが、「通は塩だね」という声が聞こえる。

観光客の方が迷うのもこの味選び。実はこの「塩味」はただの塩コショーではない。
隠し味に「ガーリック」を少々効かせている。だかんらといってプンプン臭うのではない。食欲をそそる隠し味である。

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02/06 鯨コロッケバーガー

2014年02月06日 | 食・レシピ

「鯨コロッケバーガー」は、函館市・北海道大学水産学部の北水祭で販売される鯨肉を使用したバーガーである。
今年の鯨コロッケバーガーは、クジラ肉入り手作りコロッケとレタス、トマトをパンズに挟んだ本格的なもの。常に作り立てを提供している。

函館市にキャンバスのある北大水産学部の大学祭には、毎年、函館市民など多くの人が訪れる。
今年の祭りも、研究の成果の発表や学生たちによる出店が並び、賑わいを見せた。
このうち、研究室で飼育している魚の展示では、幻の淡水魚といわれるイトウや、キャビアで知られるチョウザメなどの水槽が並び、子供達が興味深かそうに見ていた。

鯨の研究をしている「鯨類研究会」では、調査捕鯨でとったミンククジラの肉を使って「鯨コロッケバーガー」などが売られ人気を集めている。

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02/05 レイモンドッグ

2014年02月05日 | 食・レシピ

函館市にある精肉メーカー「函館カールレイモン」。一階はファストフードの店、二階が創業者カール・レイモンの資料館となっている。資料館で、レイモンがドイツ生まれの精肉マイスターで、若くして訪日し日本女性と結婚して精肉店を立ち上げ、後のEU旗のデザインに貢献したことを説明している。

「レイモンドッグ」は、当店が提供するファストフードの1種。といっても、注文を受けてから作るので、注文直後には提供されない。
当店において最もベーシックなホットドックである。ホットドッグ用パンに大きめのウインナーとレタスを挟んだもの。

ソーセージは外側がパリッとしていて、中はジューシー。まさにホットドッグの醍醐味である。
各席にケチャップとマスタードが用意されているので、自分の好みの量をかけて食べるようになっている。精肉メーカー直営店ならではのホットドッグといえる。

「美味しさの秘訣」

必要最小限の添加物以外は使用せず、時間と手間をかけて自然の力を利用しながら熟成させる。ほぼ無添加の、肉の旨味が引き出された自然な美味しさである。

「レイモンの伝統製法」

ドイツの伝統的な製法と函館の気候風土が見事に調和したレイモンならではの独特な製法は、香辛料を入れるタイミングや配合のバランスなど、職人のセンスが融合し、贅沢な深い味わいが生まれる。

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02/04 ジュンドッグ

2014年02月04日 | 食・レシピ

「ジュンドッグ」とは、北海道美瑛町で生まれ、現在は旭川市の名物として人気を博している。
元々は美瑛町の洋食店「純平」が作ったもので、現在は旭川市の「ビジョン館」でも作っている。JR旭川駅でも購入可能。

「ジュンドック」ってどんな食べ物か?。ソーセージやエビフライなどをご飯で包み、ギュギューッ圧縮して棒状にしたものである。ソースのキリッとした酸味が特徴で、ご飯が微妙にマッチする。

ソーセージもエビフライも、ご飯があると食が進む。そう考えると、ソーセージやエビフライをご飯で包んで不味いはずがない。モチモチしたご飯が苦手という人もいるようだが、食べた人の多くが満足している。

JR旭川駅での売れ筋は、エビフライの「ジュンドック」とのこと。

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02/03 ガタタン

2014年02月03日 | 食・レシピ

「ガタタン」は、北海道・芦別市の名物料理。「ガタタン」には白菜、ニンジン、イカゲソ、豚肉、山菜、ダンゴなど10種類以上の具材が入っている。豚骨や鶏ガラなどがベースのとろみがあるスープに、最後に溶き卵を落として完成。

名前の由来は、中華料理の「含多湯(がたたん)」にあると言われる。戦後、中国北東部から引き上げてきた村井豊後之亮氏が、大陸の家庭料理をヒントに創作し、芦別でデビューされたのがその始まりである。
現在は芦別市の名物として多くの店(12店)で提供されている。それぞれの店舗ごとで個性が加わっているのも特徴である。

『ガタタンラーメン』

芦別観光物産センター2Fの「ラ・フルール」。テレビ報道されたことをきっかけに有名になったこの店は、連日、多くの客で賑わっている。
この店では、あっさりとしたスープに太麺を加えてラーメンとした「ガタタンラーメン」が人気。
ボリュウム満点だが爽やかなスープは喉にやさしく、とろみがある割には、中華料理にありがちな「しつこさ」が全くない。エビやイカといった海鮮類もあっさりとした味わいで、女性人気の一品であることにも納得できる。材料は色とりどりの野菜に、海鮮、豚肉と実に楽しい。ちなみにこの店では「ガタタン焼きそば」も人気である。

『宝来軒の肉団子入りガタタン』

「ガタタンといえば宝来軒」というほどの有名店。もともとは具沢山のスープであったガタタンそのものを味わえる店である。

この店のガタタンには、柔らかい杏仁豆腐のような肉団子が入っていて実に美味しい。とろみを付けたスープに、タケノコ、フキ、イカ、シイタケ、キクラゲ、豚肉、ちくわなどの具材が詰め込まれた、見た目も鮮やかな一品だ。
他の店と同じく、リゾットやドリアもガタタンのアレンジバージョンを用意。変り種でガタタンを堪能したい人にはうれしい店である。大衆食堂らしい気取らない店内で、アツアツの品々を堪能できる。

『きんたろうのガタタンスープカレー』

芦別市の市街地にある食堂「きんたろう」では、「ガタタンスープカレー」を食べることが出来る。材料もウインナーや彩野菜、ゆで卵といった子供に大人気の品々を使っており、クセのないさっぱりとしたスープに仕上げている。
「きんちろう」のガタタンは、ガタタン専用のダシを2日がかりで作っていると言う。豚骨ベースの和風ダシで、野菜、カツオ節などダシだけで10種類の食材を使い、丁寧にアク抜きから下茹でしている。
カレーのスパイシーな食感とガタタンならではの素材のゴージャス感を楽しみたいのなら、この店がお勧め。

「ガタタンラーメン」

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「ガタタンスープ」

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