道彦の散歩道

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05/12 金太郎飴&げんこつ飴

2014年05月12日 | コラム

【金太郎飴】

「金太郎飴」は、日本伝統の飴細工の一つである。

『概要』

日本の昔話の主人公である金太郎の顔や睫毛や瞳などを含む目・鼻・口・月代などの色を模した板状のあらかじめ用意し、切った断面が顔の形になるように各部位を配置した後、適当な大さに細長く伸ばし切断して作られる。
全ての行程は飴が熱く柔らかいうちに行われる。

題材は基本的に金太郎の顔だが、金太郎の顔でないキャラクターや文字などの場合もある。これらも金太郎飴と呼ばれることがある。

但し、正式名称は「組み飴」と言う。名前の由来は、職人が大阪に修行に行った時、大阪では「あかめ」「福助」の絵柄だったが、関東では足柄山が近かった為名付けられた。

これから派生して、人や意見について、杓子定規で個性が無く全員が同様・無難な内容を答えることを「金太郎飴的」と表現することがある。

東京都台東区根岸に所在する株式会社金太郎飴本店が「金太郎飴本店」の商標を登録しているが、「金太郎飴」自体は登録商標ではない。

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【げんこつ飴】

「げんこつ飴」は、大豆を原料とした「きな粉」から作られた飴菓子で、飛騨の伝統的な駄菓子。

水飴を混ぜて練り上げる時に、抹茶や胡麻、ヨモギなどいろいろなものを混ぜることもある。
また、仕上げにも、まわりにきな粉や砂糖をまぶすこともあり、組み合わせにより多くの種類の「げんこつ」が出来上がる。

練り上げたものを直径1.5センチほどの棒状に仕上げ、包丁で長さ2センチほどに切っていく。この包丁さばきを店頭で見せている店もある。柔らかく一口サイズになている。

飛騨では、お土産店だけでなく、スーパーやコンビニでも売られているポピュラーな菓子である。飛騨の駄菓子では、穀煎や甘々棒とともに古来から作られてきたものである。また、甘々棒とともに、菓子作り体験として行われている施設も有り、修学旅行などの体験学習としても人気がある。

岐阜県に隣接する愛知県犬山市でも「げんこつ飴」が特産物になっている。こちらは飛騨で見られるものより柔らかく作られている。

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