細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

3丁目の夕日

2005-11-26 10:59:51 | 映画
最近、民主党では映画がちょっとしたブームになっています。昨日、前原代表にもスケジュールの合間をぬって、「亀も空を飛ぶ」を見てもらいました(私の感想はブログで公開中)。感想を聞いたところ、開口一番「いやー重かった」と言った後、「戦争で最も議性になるのは、子供や女性などの弱い立場の人たちであることを改めて痛感した」とのことです。

私が先日見たのは、「3丁目の夕日」です。徐々に完成していく東京タワー(CGだそうです)を背景に展開される人間模様に、時代は違うはずなのですが、なぜかノスタルジックな気持ちになりました。私がホロッと来たのは、主役の少年が、クリスマスプレゼントで万年筆をもらったシーンでした。戦後60年、ものに溢れながら、新たな刺激を求める我々は、確実に大切なものを失っています。6歳になる娘にこの映画を見せたら、意味を理解できるかどうか、少々不安になりました。映画館を出て、次の予定に向かう地下鉄の中で、次の世代に我々は何を残しせるのか、考えてさせられました。

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2 コメント

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映画 (nao)
2005-11-26 16:02:48
戦争が、どんなに恐ろしくて悲しいものか、日本もアメリカも、何本も映画にしてきているのに、戦争はなくならない。

アメリカでは9.11の直後、ものごく志願兵が増えていたと、米在住の姉に聞きました。

自宅にもオフィスにも国旗を翳すよう言って来る人達もいて、すごかったみたいです。

ある種、感情的な要素が肥大化して起こるものが戦争だと思いますが、勃発させる人達は、危険から守られる体制にいて、実際命を落とすのは、何の罪もない弱者。

でもその政権を、支持したのは米国民。

今の支持率低迷を見て、気付くのが、遅いのでは、と思ってしまいます。



3丁目の夕日、DVDが出たら見てみます!あらすじを見ましたが、高度成長期の頃って物質的には豊かではないけれど、国民が未来への希望に燃えて生きていけた時代なんですね~。

そうう時代を生きてみたかったようにも思います。

ああ、映画館に行きたいなぁ
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ミユママ (親として…)
2005-11-27 02:50:58
子供の頃、戦争映画やアニメを見て、悲しくて恐くて眠れなくなったことを思い出しました。

今、2児の母として、もし戦争になっても、平和ボケした私には、二人の子供を抱えて生き残れる自信はありません。ましてや主人や息子が召兵されるなんて、考えたくもないし、そうなったら気が狂ってしまうんじゃないかと思います。

親として私ができるのは、国民の命を軽視する様な政治家に投票しないこと…情けないけど、これ位しか思いつきません。

でも、大きな権力や財産を手にすると、変わってしまう人もいます。

やっぱり、親として、人間として、戦争の無い世界を次世代に残してあげたいという希望は難しいのでしょうか…。

映画…子供が二人とも小学生になるまで、あと6~7年はお預けです。それまではアニメや戦隊ものに付き合うことになりそうです。
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