「忙しい人こそ映画を見るべし」という同僚議員の勧めで、先日、一人で映画を見に行きました。「亀も空を飛ぶ」という意味深な題名の映画です。イラクで生きるクルド人の少年少女の悲惨な状況をリアルに描いた映画で、独裁者や大国に翻弄される姿は、戦争の悲惨さそのものです。少女の名状しがたい表情、幻想的な背景の景色がいまだに脳裏から離れません。28日まで岩波ホールでやっていますので、興味のある方はどうぞ。
かつては持っていたはずの人と出会う感動や、新たな体験に対する緊張感を失っている自分に、ふと気が付く瞬間があります。その自覚すらなくなったとき、「感性が摩滅」した政治家が誕生するのかも知れません。私以上に時間に追われている代表に、勧めることのできる映画を探してみようと思います。
かつては持っていたはずの人と出会う感動や、新たな体験に対する緊張感を失っている自分に、ふと気が付く瞬間があります。その自覚すらなくなったとき、「感性が摩滅」した政治家が誕生するのかも知れません。私以上に時間に追われている代表に、勧めることのできる映画を探してみようと思います。