10月23日は富岡製糸場世界遺産伝道師協会の横浜現地研修会がありました。
ここのところ横浜づいています。
私は直接横浜で合流。
最初は「シルク博物館」。
ここは開港当時「英一番館」といわれたジャーディン・マセソン商会のあったところです。
前シルク博物館館長小泉勝夫氏に解説をしていただきながら、中を見学。
外にでて通りを渡り「開港広場」へ。
ペリーが上陸して日米和親条約を結んだ場所です。記念の碑やレンガの「下水道跡」、「大砲」などがあり、開港資料館の「たまくすの木」や「旧イギリス総領事館」も見てみる。
次に「大さん橋」にいきました。とてもいい天気で、暑くも寒くもなく、絶好の研修会日和です。
「象の鼻」といわれたイギリス波止場を左手にみながら、広々とした木のデッキでつくられている大さん橋ターミナルへ。
海にむかって気持ちいい~。
ちょうど12時になり、船の汽笛がボゥー! ボゥー! ボゥー!
昼食は「ハーバーズカフェ」で一番人気のオムハヤシライス。おいしかったです。
食後はみんなでデッキの屋上広場へ行き、横浜港をぐるっと360度見渡せる眺望に写真をとったり、ワイワイ解説したり、ひと時の休憩を楽しみました。
さあ、午後は大忙しの超過密スケジュールです。
「横浜開港資料館」の内部見学。
「旧横浜生糸検査所」、「旧帝蚕倉庫」、「横浜開港記念会館」、「仲居屋重兵衛店跡」、「赤レンガ倉庫」。
バスを乗ったり、降りたり、走ったり。ふぅ~。
そして最後は「三溪園」です。
私は今年の6月と8月に見学しているので、「旧燈明寺三重塔」の横を通ってまだ見たことのない海のみえる「松風閣」までいってみました。
今はすぐ下を高速道路がとおり、海が埋め立てられ工場地帯となってしまい、景色としてはがっかりです。
でも先のほうには海が見え、遠く三浦半島やその先の山々まで見渡せました。
きっと昔は広重の浮世絵にも描かれたような絶景だったんだろうなとおもわせる場所でした。
戻って茶処でお抹茶と落雁をいただき一息です。
時間まで庭内を見学して、今日の研修会は終了。
バスで群馬に帰るみんなとはここでお別れです。
駆け足でしたが、明治時代生糸で栄えた横浜の史跡をたどり、当時の繁栄を思い巡らせる研修となりました。
堅曹さんが英国1番館とのトラブル処理で男を男を上げた土地 ヨコハマ。
堅曹さんが直輸出の同伸会社を立ち上げたヨコハマ。
堅曹さん終焉の地 ヨコハマ。
仲居屋重兵衛を始め上州人が活躍した
ヨコハマ。
大好きな海のある町ヨコハマ。etc・・・
いろいろ見るところ満載、駆け足駆け足の横浜研修会でした。
自宅に着いたのが20時30分。
さすがに疲れました。ついに本日(24日)の予定はキャンセル。疲労回復に努めております。
でも得るところ一杯の一日でした。
Mさんをはじめ幹事さんご苦労様でした。
研修を生かして世界遺産本登録に向けてがんばりましょう。
コメントありがとうございます。
お疲れ様でした。
堅曹さんとは縁の深いヨコハマ、駆け足でしたけれど堪能しました。
100年以上前この辺きっとウロウロしてたんだろうな~って思うだけでも、私にとっては愛しい街です。
堅曹さんは横浜で何を見、何を考え、行動していったのか?
群馬から横浜へ出てきては、生糸の世界の情報を得て、相談し、新しい方法を考えていった。
彼のそんな思考、行動をもっともっと追いかけていきたい、と痛切に感じました。