堅曹さんを追いかけて

2002年(平成14年)9月から先祖調べをはじめた速水家の嫁は、高祖父速水堅曹(はやみけんそう)に恋をしてしまったのです

前橋・高崎・おまんじゅう

2008-02-17 00:11:12 | 勉強会、講演会

2月14、15日と前橋と高崎に行ってきました。泊りがけになってしまいました。

続けて用事がある時はどうしても泊まったほうがお金も時間も節約になるのです。



さて14日は伝道師協会の歴史ワーキンググループの勉強会。

  Cimg2551 前橋市立図書館

前橋市立図書館で『六十五年記』の読解です。

堅曹が明治12年(1879)伊藤博文内務卿と前島密大輔といかなる話をして富岡製糸所の所長を引き受けたか、という場面。

三人の言葉のやりとりと堅曹さんの自信たっぷりな物言いがおもしろい。

その後にでてくる「所長の心得」の文章が超むずかしい。皆でどういう意味か?とさんざん話し合う。



そうして終わったあと、また夢酔い人Kさんと宮澤家の調査。

前橋市内にお住まいの熊五郎さんの娘さんの嫁いだ家を訪ねました。

それはそれは格式の高い家で、元は前橋藩の家老だったとか。

なんと松平の殿様から宮澤氏におくられたという掛け軸が床の間に飾ってありました。

  Cimg2552 掛け軸

もっと以前の姫路藩時代の置物もありました。

  Cimg2553 置物

槍も飾ってありました。

  Cimg2557_2   Cimg2558 槍

なにかタイムスリップしたようです。


たくさんお話を聞かせていただきましたが、結局宮澤熊五郎の娘さんのところまでしかわからず、熊五郎さんの跡をついだ長男のことは何もわかりませんでした。

でも私たちの探している宮澤熊五郎、鈴さん夫婦が娘に家宝ともいうべきお殿様直筆の書を嫁入りにもたせたのだということがわかり、またその書が何十年と床の間に掛けられ続け、決してとりかえることをしなかったという話をうかがい、ひとつ人物像が描けたような気がします。

宮澤家についてはもう一息です。

高崎とおまんじゅうについては、次回に。


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