WOWOWで手塚眞監督の'06作品「ブラックキス」を見ました。あらすじは以下の通りです。
ドラッグ漬けのモデル・カスミと同居することになった新人モデルのアスカは、向かいのホテルで殺人が行われているのを目撃します。その殺人は生きながら解剖し、目にバラを10本突き刺すという猟奇的な殺人でした。アスカは殺人現場の近くにいるところをフライデイされますが、かえってそれがきっかけとなり、売れっ子モデルになります。カスミの知り合いが次々に殺され続け、アスカの目撃談から当初犯人だと思われていた女性も殺されて剥製になった姿で発見されます。魔の手はアスカに迫り、黒尽くめの全身タイツを来た女性に襲われますが、すんでのところで黒タイツの女はビルから落下し死にます。事件は解決し、カスミは父との仲を修復するため、アメリカに渡りますが、それを不敵な表情で見る女性がいるのでした、という話です。
最初に犯人と疑われた女性が死んだ後、犯行を続ける人物が誰なのかが、結局最後まで明かされません。また、最初の殺人のシーンがヘクター博士を思わせる猟奇的なものだったので、期待しましたが、その後の死体は何ていうこともなく、期待はずれでした。主演の女の子がかわいかったのが、せめてもの救いでしょうか?
手塚眞監督は漫画家の手塚治虫氏の長男で、私は今から20年ほど前に彼の自主映画を見ています。その映画は好感が持てるもので、20年後の彼はどうなっているのかな、と思ったのですが、ちょっとガッカリでした。彼はヒッチコックが好きなようで、冒頭とラストのシャワーカーテンは明らかに「サイコ」からの引用でしょうし、ネオンで「Vertigo」(「めまい」の原題)と一瞬映るところもありました。ただ、残念ながら、ヒッチコックの域に達するにはまだまだ、というのが素直な感想でした。冒頭の死体のシーンはかなりすさまじいので、猟奇殺人が好きな方はその部分だけオススメです。あと、ハーフの若いきれいな女の子が好きな人も、楽しめる映画かもしれません。
ドラッグ漬けのモデル・カスミと同居することになった新人モデルのアスカは、向かいのホテルで殺人が行われているのを目撃します。その殺人は生きながら解剖し、目にバラを10本突き刺すという猟奇的な殺人でした。アスカは殺人現場の近くにいるところをフライデイされますが、かえってそれがきっかけとなり、売れっ子モデルになります。カスミの知り合いが次々に殺され続け、アスカの目撃談から当初犯人だと思われていた女性も殺されて剥製になった姿で発見されます。魔の手はアスカに迫り、黒尽くめの全身タイツを来た女性に襲われますが、すんでのところで黒タイツの女はビルから落下し死にます。事件は解決し、カスミは父との仲を修復するため、アメリカに渡りますが、それを不敵な表情で見る女性がいるのでした、という話です。
最初に犯人と疑われた女性が死んだ後、犯行を続ける人物が誰なのかが、結局最後まで明かされません。また、最初の殺人のシーンがヘクター博士を思わせる猟奇的なものだったので、期待しましたが、その後の死体は何ていうこともなく、期待はずれでした。主演の女の子がかわいかったのが、せめてもの救いでしょうか?
手塚眞監督は漫画家の手塚治虫氏の長男で、私は今から20年ほど前に彼の自主映画を見ています。その映画は好感が持てるもので、20年後の彼はどうなっているのかな、と思ったのですが、ちょっとガッカリでした。彼はヒッチコックが好きなようで、冒頭とラストのシャワーカーテンは明らかに「サイコ」からの引用でしょうし、ネオンで「Vertigo」(「めまい」の原題)と一瞬映るところもありました。ただ、残念ながら、ヒッチコックの域に達するにはまだまだ、というのが素直な感想でした。冒頭の死体のシーンはかなりすさまじいので、猟奇殺人が好きな方はその部分だけオススメです。あと、ハーフの若いきれいな女の子が好きな人も、楽しめる映画かもしれません。