gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ラッセ・ハルストレム監督『ギルバート・グレイプ』

2020-12-18 07:23:00 | ノンジャンル
 DVDで、ラッセ・ハルストレム監督の1993年作品『ギルバート・グレイプ』を観ました。

「僕はエンドーラという町で、食料品店に勤めている。しかし皆スーパーに買いに行ってしまう。先はない。姉のエミーが母親役だ。妹のエレンは15歳。兄のラリーは家を出た。ママはこの地方一番の美人だった。パパが17年前に亡くなってから食べ続け、7年間一歩も家を出ていない」。
 店主、ギルバート(ジョニー・デップ)に「カーヴァーさんへの配達を頼む」。高い塔に登る知恵遅れの弟のアーニー(レオナルド・ディカプリオ)。パトカー。警官「危ないから降りろ」。ギルバートの説得で、アーニーはやっと降りる。ギルバート「二度とさせない」警官「いつもそう言ってる」。
 ギルバート「ボビー、景気はどうだ」「よくないな。今度バーガー・バーンが進出してくるらしいぞ」。自転車に乗る娘・ベッキーと目が合うギルバート。「今度の木曜日、あのお嬢さんのところへ配達しろ」。ボビーに「アーニーはあと6日で18歳だ」。母がいるソファの床が壊れかけている。角材を地下に運び込むギルバートら。
 アーニー「地下室にはパパがいるから、行きたくない」。
 ギルバート、アーニーに「お前をいじめさせない。何かあったら必ず言うんだぞ」。
 夕焼け。ベッキーと2人だったギルバートだったが、家の用事を思い出し、一旦家に戻る。
 アーニーを風呂に入れるギルバート。
 店主「大至急でカーヴァーさんとこのベティさんに配達してくれ。それからカーヴァーさんがお前に会いたがってる」。
 カーヴァー「君は保険にまったく入っていない」ギルバート「家でちょっと問題が」。
 ベッキー「私はあなたを選んだ」ギルバート「でも俺は町を出ていけない」。
「カーヴァーさんが亡くなった」。
「心臓発作らしい。保険金ががっぽり下りるぞ」。
 ベッキー「あなたの望みは?」ギルバート「新しい家と、母にエアロビクスをさせたい。弟には新しい脳を。俺はいい人間になりたい」。
 アーニー、高い塔にまた登る。警察に拘留されるアーニー。
 それを聞いた母は警察に向かう。
 ギルバートは警官に「順番を守れ」と言われるが、母は順番など無視して「息子を返して」と迫力満点で迫る。
 母が警察署を出てくると、そのあまりの肥満さに人が集まり、好奇の目で見られ、写真を撮る者までもが現われる。(中略)
 カーヴァーの葬儀。そこへ巨大な車の“バーガー・バーン”がやって来る。
 ベッキー「セントルイスに行くの」カーヴァー夫人「皆、“私が殺した”と思ってる。いい夫だったわ。あなたのように私の子供も育ってくれたら。ベッキーのことを忘れない?」ギルバード「ああ」。
 雨の中で別れを惜しむギルバートとベッキー。(中略)
 ベッキー「私もアーニーの誕生日会に招待されたわ」。アーニーはギルバートから逃れようと部屋の中を走り回り、エミーが作っていたケーキを台無しにする。
 スーパーで大金を払い、ケーキを買うギルバート。
 ギルバート、アーニーに「ケーキに絶対手を触れるな。もし触れたら殺してやる」。さっそくケーキを食べ、服をベタベタにしたアーニーはギルバートに殴られる。家から逃げ出すアーニーはベッキーの元を訪れ、傷の手当をしてもらう。
 ギルバートはエンドーラの町境を越えて車を走らせるが、やがてUターンをする。
 ベッキー「アーニー、散歩したい?」。
 ベッキー「水、怖くないでしょ?」。2人の様子を遠くから見るギルバート。
 ギルバート「本気で殴ってしまった」ベッキー「気にしないで」。抱き合う二人。「僕はやっぱり行けない。ママの食費を稼がないと。父は突然消えて、地下室で首を吊った。父は感情を表したことがなかった」「そういう人知ってるわ」。キスする二人。
 外で眠る二人。目が覚めるとベッキー「今日はアーニーの誕生日よ」。
 友だちとふざけあうアーニー。母「かわいそうな子だよ。(ギルバートに)なぜ戻ったんだい?」。
 ベッキーを母に紹介するギルバート。
 ベッキー「楽しかった」ギルバート「僕もだ」。
 ベッキー、アーニーに「プレゼントよ」ギルバート「ありがとう、だろ?」アーニー「ありがとう。こんにちは。こんばんは」。
 母、息を乱しながら2階に登っていく。「ママ、どこへ?」
 ベッドに寝ている母。「ゆっくり休んで」。
 アーニー「ママ、目を覚まして」。既に死んでいる母。
 ギルバート「死体を運び出すのに、クレーンが必要になるかもな」エレン「大勢見物人が集まるわ」ギルバート「笑いものにはさせない」。
 マッチを擦って、家を燃やすギルバート。
「アーニーはもうすぐ19歳。エミーは町のパン屋の店長だ。エレンも一緒に転校する。アーニーは“僕たちはどこへ?”と言う。僕は言った。“どこにでも”」。やって来たベッキーの車に二人が乗り込み、映画は終わる。

 まだ30歳のジョニー・デップと19歳のディカプリオが共演した唯一の映画でした。

 →「Nature Life」(表紙が重いので、最初に開く際には表示されるまで少し時間がかかるかもしれません(^^;))(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto

 →FACEBOOK(名前を入れて、FACEBOOKに登録しておけば、見られます)(https://www.facebook.com/profile.php?id=100005952271135