さて、また昨日の続きです。（長々と続いてきた連載も、ようやく次回で終わりです！）
“パラダイス 食事とダンス”の看板。トニー、ジョニーとポピーのテーブルを見つけて、座り込む。ジョニー、トニーに「今日は気取ってるな」ポピー「どこにいたの？」「仕事に決まってる。北の方を回ってた」「新聞を見た」「無理しないで」「今夜で終わったよ。そのお祝いだ」「そろそろ席に戻れ。２人の席だ」「あんたが移りな」「いい加減に…」。発砲音。ポピー「動じてないのね」「うるさいのに慣れてる」。
リナルド、露出度の多いチェスカを見つけ「その恰好じゃトニーが怒る」「大人っぽくていいでしょ？ 踊らない？」「君はトニーの妹で、まだ子供だ」「18歳よ。踊る？」「いや」「“トニーの妹”が怖いの？ 臆病者！ 後悔するわよ」。
トニー、ポピーに「俺と踊ってみないか？」「練習する気になったわ」「教えてやる」。
トニー「俺が好きか？」ポピー「そうよ」「これから一緒に」「どう踊ればいいの？」「それでいい」。トニー、妹を発見し、ダンスの相手を殴り倒し、妹を引っ張っていく。
実家。チェスカ「何なのよ」トニー「二度と行くんじゃないぞ」「兄さんと同じよ。好きにするわ」「よく聞け」「大嫌い！」「俺は関係ないぞ。お前は家にいるんだ」「もう子供じゃないわ」「そんな恰好をして男どもの気を引きたいってのか？」「関係ないでしょ？」。チェスカに平手打ちをくらわすトニー。チェスカ「悪いことはしてないわ」母「どうしたんだい？ トニーが何をしたの？」「ぶったの。私は悪くないわ。踊りに行っただけなのに」母「もう大丈夫よ。部屋にお戻り。（中略）昔から言ったろ。トニーはお前を傷つける。人を傷つける」。
トニーが家を出るとマシンガンの襲撃。車で逃走するトニーだったが、タイヤに弾があたり、パンクする。車を横づけにされ、トニーは大きくハンドルを切る。道から落ちる２台の車。
トニー、手下の家でノック。手下「こんな時間に？」トニー「うるさい。小銭を貸せ。早くしろ」。電話。「ジムか？ トニーだ。リナルドはまだいるか？」「30分前に出た」「ジョニーは？」「事務所に行くと言って帰られました」。トニー、別のところへ電話。「メイベルか？ リナルドは？」「いる訳ないじゃない。２，３回付き合っただけよ。メイジーは？」「あいつがいたか」。電話。「リナルドはいるか？」「あなたに電話よ」「今、ピエトロの店にいる。すぐ来い」「事件か？」「そうだ」。
メイジー「暇なんでしょ？」リカルド「すぐ戻ってくる」「恋もしてられないのね」。
トニー「遅かったな」「誰がやった？」「想像はつく。（ピエトロに）ジョニーに義理はあるか？」「いや」「２時10分にジョニーに電話しろ。俺を拉致した敵のふりをして話せ。車が事故に遭って俺が逃げたと。ジョニーか？ すぐ分かる。電話の反応で奴かどうかが分かる」。
2時10分。ジョニーの事務所。ジョニー「どうしたんだ？」トニー「服が台無しですよ。知らない奴らでした。黒幕は誰でしょう？」「何があった？」「バスにぶつかってきて俺を拉致しました」「一人の時は気をつけろ。（リナルドに）お前は護衛役だろ？ でも助かって何よりだ。すぐ報復を」「ありがたいな」。電話。ジョニー「間違いだ。何だと？ 番号が違う」。トニーに「飲むか？」。ジョニーをにらむトニー。「お前は？」。口笛を吹くリナルド。ジョニーの名前が書いてある窓ガラスを割る。「違う。私じゃない。友達だろう？」「最高のな」「私がやったんじゃない。これからはお前がボスだ。何でもやる。金もポピーも全部。私はやってない」「直接はそうだろう」。「トニー、戻れ」。リナルド、ジョニーを射殺する。
トニーの家。ベッドにポピー。ブザー。「トニー、どうしたの？ ジョニーは？」「どう思う？ 荷作りしろ」。“世界はあなたのもの”のネオン。「来いよ。見ろ。覚えてるか？」。
“トニー・カモンテ 私室”と書かれた扉。ポピーにリナルド「留守だよ」「知ってる」「（中略）あなたの望みは…」。チェスカ、入って来る。リナルド「何だい？」「私よ」「やめな。子供じゃないか」「もう大人よ」「トニーと同じだな。彼は何と？」「ひと月留守よ」。
新聞社。「奴が戻ります」「用心しとかんとな。昔と違って当局も躍起になってる。奴もそろそろだろう。担当に記事は渡しとけ」。
（また明日へ続きます……）
→「Nature Life」(表紙が重いので、完全に表示されるまで少し時間がかかります(^^;)）（http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto）
→FACEBOOK（名前を入れて、FACEBOOKに登録しておけば、見れます）（https://www.facebook.com/profile.php?id=100005952271135）
“パラダイス 食事とダンス”の看板。トニー、ジョニーとポピーのテーブルを見つけて、座り込む。ジョニー、トニーに「今日は気取ってるな」ポピー「どこにいたの？」「仕事に決まってる。北の方を回ってた」「新聞を見た」「無理しないで」「今夜で終わったよ。そのお祝いだ」「そろそろ席に戻れ。２人の席だ」「あんたが移りな」「いい加減に…」。発砲音。ポピー「動じてないのね」「うるさいのに慣れてる」。
リナルド、露出度の多いチェスカを見つけ「その恰好じゃトニーが怒る」「大人っぽくていいでしょ？ 踊らない？」「君はトニーの妹で、まだ子供だ」「18歳よ。踊る？」「いや」「“トニーの妹”が怖いの？ 臆病者！ 後悔するわよ」。
トニー、ポピーに「俺と踊ってみないか？」「練習する気になったわ」「教えてやる」。
トニー「俺が好きか？」ポピー「そうよ」「これから一緒に」「どう踊ればいいの？」「それでいい」。トニー、妹を発見し、ダンスの相手を殴り倒し、妹を引っ張っていく。
実家。チェスカ「何なのよ」トニー「二度と行くんじゃないぞ」「兄さんと同じよ。好きにするわ」「よく聞け」「大嫌い！」「俺は関係ないぞ。お前は家にいるんだ」「もう子供じゃないわ」「そんな恰好をして男どもの気を引きたいってのか？」「関係ないでしょ？」。チェスカに平手打ちをくらわすトニー。チェスカ「悪いことはしてないわ」母「どうしたんだい？ トニーが何をしたの？」「ぶったの。私は悪くないわ。踊りに行っただけなのに」母「もう大丈夫よ。部屋にお戻り。（中略）昔から言ったろ。トニーはお前を傷つける。人を傷つける」。
トニーが家を出るとマシンガンの襲撃。車で逃走するトニーだったが、タイヤに弾があたり、パンクする。車を横づけにされ、トニーは大きくハンドルを切る。道から落ちる２台の車。
トニー、手下の家でノック。手下「こんな時間に？」トニー「うるさい。小銭を貸せ。早くしろ」。電話。「ジムか？ トニーだ。リナルドはまだいるか？」「30分前に出た」「ジョニーは？」「事務所に行くと言って帰られました」。トニー、別のところへ電話。「メイベルか？ リナルドは？」「いる訳ないじゃない。２，３回付き合っただけよ。メイジーは？」「あいつがいたか」。電話。「リナルドはいるか？」「あなたに電話よ」「今、ピエトロの店にいる。すぐ来い」「事件か？」「そうだ」。
メイジー「暇なんでしょ？」リカルド「すぐ戻ってくる」「恋もしてられないのね」。
トニー「遅かったな」「誰がやった？」「想像はつく。（ピエトロに）ジョニーに義理はあるか？」「いや」「２時10分にジョニーに電話しろ。俺を拉致した敵のふりをして話せ。車が事故に遭って俺が逃げたと。ジョニーか？ すぐ分かる。電話の反応で奴かどうかが分かる」。
2時10分。ジョニーの事務所。ジョニー「どうしたんだ？」トニー「服が台無しですよ。知らない奴らでした。黒幕は誰でしょう？」「何があった？」「バスにぶつかってきて俺を拉致しました」「一人の時は気をつけろ。（リナルドに）お前は護衛役だろ？ でも助かって何よりだ。すぐ報復を」「ありがたいな」。電話。ジョニー「間違いだ。何だと？ 番号が違う」。トニーに「飲むか？」。ジョニーをにらむトニー。「お前は？」。口笛を吹くリナルド。ジョニーの名前が書いてある窓ガラスを割る。「違う。私じゃない。友達だろう？」「最高のな」「私がやったんじゃない。これからはお前がボスだ。何でもやる。金もポピーも全部。私はやってない」「直接はそうだろう」。「トニー、戻れ」。リナルド、ジョニーを射殺する。
トニーの家。ベッドにポピー。ブザー。「トニー、どうしたの？ ジョニーは？」「どう思う？ 荷作りしろ」。“世界はあなたのもの”のネオン。「来いよ。見ろ。覚えてるか？」。
“トニー・カモンテ 私室”と書かれた扉。ポピーにリナルド「留守だよ」「知ってる」「（中略）あなたの望みは…」。チェスカ、入って来る。リナルド「何だい？」「私よ」「やめな。子供じゃないか」「もう大人よ」「トニーと同じだな。彼は何と？」「ひと月留守よ」。
新聞社。「奴が戻ります」「用心しとかんとな。昔と違って当局も躍起になってる。奴もそろそろだろう。担当に記事は渡しとけ」。
（また明日へ続きます……）
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