また昨日の続きです。
４丁目のレストラン。トニー「待たせたな。弁護士が遅れた」。トニー当ての電話にアンジェロが出る。やってきた車からマシンガンの襲撃。トニー「オハラの子分だ。マシンガンがあればひと月でカタをつけてやる」。リナルドが一人仕留め、マシンガンを一丁手に入れる。
ジョニーの事務所。トニー「ここもやられてる」。ジョニー、トニーに「オハラをやったな」「俺が？ まさか。家にいろと言うからいた」「お前は首だ。俺までやられたぞ。奴らの報復は続く」「先にやっつければ縄張りも広がる」「撃たれなきゃわからんようだな」「相手は？」「オハラの子分のギャフニーが指揮を取ってる」「確かだな。南は制した。次は北を制する番だ。町じゅうに俺の名前を飾る」。マシンガンの試射をするトニー。
レストランをマシンガンで襲撃するトニー。
路上の男たちをマシンガンで襲撃するトニー。
出動するパトカー。
本部長「マシンガンの取締は？」「製造を規制する法律はない。取り締まっても別の州から入手するだけだ」「そのうち戦争ごっこが始まる。22丁目の店を見張れ。情報を入手しろ」。
マシンガンに襲撃される黒い車とビール樽を載せたトラック。（中略）
「逮捕か？」「ヴァレンタイン・デイのプレゼントだ。７人とも並べ。壁を向いて両手を挙げろ」。マシンガンの発射音と倒れる人影。
「ギャフニーです」「知ってることを話せ」「車が追ってきた。二人は警官らしかった」「笑わせる話だ」「焦って車がぶつかり捕まった」。（中略）
「７人全員が壁に並んで仲良く殺された」ギャフニー「もうダメだ」「落ち着いて」「味方はいない。殺されたも同然だ」（中略）。
本部長に「トニーもジョニーもギャフニーも雲隠れです」「トニーを起訴できん」「やります」「大衆はトニーの性格に興味があります」「あんなダニ野郎のどこが性格だ？」「市民はアホだらけ」「作り話と思ってやがる。尾ひれをつけてでっち上げてる。西部劇の悪役みたいだ。真昼の決闘を期待しといて、いざとなったら逃げる。先日もそうだ。白昼、車に乗った奴らが子供を巻き添えにした。ガリーノ、ギャグニーを探せ。標的になってる」。
「我々は反対します。あなたの新聞はギャングを鼓舞しているようだ。殺人や抗争なんかを宣伝してる」「新聞が事件を無視すればギャングが減ると？ それでは奴らのいいなりだ。悪事を暴いていけば露出も減る」「凶悪な事件が子供の眼に触れますわ」「知らんよりいい」「町は今、銃と抗争であふれてる。学校へも安全に通えない」「一般市民に何ができます？ 警察も当てにできない」「警察を責めちゃいかん」「問題はマシンガンの密売だ。法律がない。州政府の仕事だ。政府とはあなたたち自身のことだ。自分で動くべきなんだ」「例えば？」「麻薬や売春のように法律を制定し、米国市民でないギャングを国外追放するのです」「あいつらは我々移民の面汚しなんだ」「私の考えを言おう。法律を制定して取り締まり、ギャングの様子を見る。ニューメキシコでは闘牛をやめ、オクラホマは産油を規制した。ギャングの支配とザル法は国家にとっての脅威だ。軍人も助けてくれる。求めてないのに２年間も奉仕してくれている。我々は組織暴力に頭脳で対抗すべきだ」。
劇場。トニー「あの女、いい女だな」「何か焦ってたぞ」「雨だからさ。あのパイプを伝わってシャワーみたいに降る。どっちの男を選ぶと思う？ 背広の男か？ ありゃダメだろう。一服しよう」。
ロビー。トニー「いい芝居だとは思うが、もっと深刻なのが見たい」アンジェロ（中略）「何を考えてやがる。いいか。あの女は問題を抱えてる。背広を着た男は…」「ギャフニーがボーリング場にいます」リナルド「１時間で仲間を…」トニー「芝居はもうすぐ終わる。２人の男と１人の女。その女がどっちを選ぶか」「今やらないと逃げます」「奴で最後だ。行こう。残念だが行くしかないようだ。待て。（アンジェロに）お前は残れ。芝居の続きを観てろ。どっちの男を選ぶかあとで報告しろ」。
「警察はいません」トニー「リナルドは裏から観覧席に回れ。ベドロ、お前は横だ。ジョーは路地を見張れ。お前は車で待機して逃亡の準備だ。アンジェロ、芝居の女はどっちの男を選んだ？」「２人ともダメでした」「そいつはいい。あの女はやり手だ」。
ボーリング場。ギャフニーは玉を転がすと、マシンガンの襲撃を受け、倒れる。ピンも最後の１本が揺れながら倒れる。
（また明日へ続きます……）
→「Nature Life」(表紙が重いので、完全に表示されるまで少し時間がかかります(^^;)）（http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto）
→FACEBOOK（名前を入れて、FACEBOOKに登録しておけば、見れます）（https://www.facebook.com/profile.php?id=100005952271135）
４丁目のレストラン。トニー「待たせたな。弁護士が遅れた」。トニー当ての電話にアンジェロが出る。やってきた車からマシンガンの襲撃。トニー「オハラの子分だ。マシンガンがあればひと月でカタをつけてやる」。リナルドが一人仕留め、マシンガンを一丁手に入れる。
ジョニーの事務所。トニー「ここもやられてる」。ジョニー、トニーに「オハラをやったな」「俺が？ まさか。家にいろと言うからいた」「お前は首だ。俺までやられたぞ。奴らの報復は続く」「先にやっつければ縄張りも広がる」「撃たれなきゃわからんようだな」「相手は？」「オハラの子分のギャフニーが指揮を取ってる」「確かだな。南は制した。次は北を制する番だ。町じゅうに俺の名前を飾る」。マシンガンの試射をするトニー。
レストランをマシンガンで襲撃するトニー。
路上の男たちをマシンガンで襲撃するトニー。
出動するパトカー。
本部長「マシンガンの取締は？」「製造を規制する法律はない。取り締まっても別の州から入手するだけだ」「そのうち戦争ごっこが始まる。22丁目の店を見張れ。情報を入手しろ」。
マシンガンに襲撃される黒い車とビール樽を載せたトラック。（中略）
「逮捕か？」「ヴァレンタイン・デイのプレゼントだ。７人とも並べ。壁を向いて両手を挙げろ」。マシンガンの発射音と倒れる人影。
「ギャフニーです」「知ってることを話せ」「車が追ってきた。二人は警官らしかった」「笑わせる話だ」「焦って車がぶつかり捕まった」。（中略）
「７人全員が壁に並んで仲良く殺された」ギャフニー「もうダメだ」「落ち着いて」「味方はいない。殺されたも同然だ」（中略）。
本部長に「トニーもジョニーもギャフニーも雲隠れです」「トニーを起訴できん」「やります」「大衆はトニーの性格に興味があります」「あんなダニ野郎のどこが性格だ？」「市民はアホだらけ」「作り話と思ってやがる。尾ひれをつけてでっち上げてる。西部劇の悪役みたいだ。真昼の決闘を期待しといて、いざとなったら逃げる。先日もそうだ。白昼、車に乗った奴らが子供を巻き添えにした。ガリーノ、ギャグニーを探せ。標的になってる」。
「我々は反対します。あなたの新聞はギャングを鼓舞しているようだ。殺人や抗争なんかを宣伝してる」「新聞が事件を無視すればギャングが減ると？ それでは奴らのいいなりだ。悪事を暴いていけば露出も減る」「凶悪な事件が子供の眼に触れますわ」「知らんよりいい」「町は今、銃と抗争であふれてる。学校へも安全に通えない」「一般市民に何ができます？ 警察も当てにできない」「警察を責めちゃいかん」「問題はマシンガンの密売だ。法律がない。州政府の仕事だ。政府とはあなたたち自身のことだ。自分で動くべきなんだ」「例えば？」「麻薬や売春のように法律を制定し、米国市民でないギャングを国外追放するのです」「あいつらは我々移民の面汚しなんだ」「私の考えを言おう。法律を制定して取り締まり、ギャングの様子を見る。ニューメキシコでは闘牛をやめ、オクラホマは産油を規制した。ギャングの支配とザル法は国家にとっての脅威だ。軍人も助けてくれる。求めてないのに２年間も奉仕してくれている。我々は組織暴力に頭脳で対抗すべきだ」。
劇場。トニー「あの女、いい女だな」「何か焦ってたぞ」「雨だからさ。あのパイプを伝わってシャワーみたいに降る。どっちの男を選ぶと思う？ 背広の男か？ ありゃダメだろう。一服しよう」。
ロビー。トニー「いい芝居だとは思うが、もっと深刻なのが見たい」アンジェロ（中略）「何を考えてやがる。いいか。あの女は問題を抱えてる。背広を着た男は…」「ギャフニーがボーリング場にいます」リナルド「１時間で仲間を…」トニー「芝居はもうすぐ終わる。２人の男と１人の女。その女がどっちを選ぶか」「今やらないと逃げます」「奴で最後だ。行こう。残念だが行くしかないようだ。待て。（アンジェロに）お前は残れ。芝居の続きを観てろ。どっちの男を選ぶかあとで報告しろ」。
「警察はいません」トニー「リナルドは裏から観覧席に回れ。ベドロ、お前は横だ。ジョーは路地を見張れ。お前は車で待機して逃亡の準備だ。アンジェロ、芝居の女はどっちの男を選んだ？」「２人ともダメでした」「そいつはいい。あの女はやり手だ」。
ボーリング場。ギャフニーは玉を転がすと、マシンガンの襲撃を受け、倒れる。ピンも最後の１本が揺れながら倒れる。
（また明日へ続きます……）
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