今日はベートーヴェン生誕250年にあたる日です。ベートーヴェンは初めて庶民のために音楽を提供した作曲家です。ちなみに私にとってのベートーヴェンは、私が幼い頃、日曜日になると午前中に父がよくレコードをかけていた『田園』が最初の出会いの場でした。偉大な作曲家ベートーヴェンに改めて尊敬の念を表明し、また追悼の意を述べたいと思った次第です。
さて、相原裕美監督・企画の2020年作品『音響ハウスMelody-Go-Round』を、神奈川県厚木市のアミューあつぎにある映画館「kiki」で先日観てきました。
パンフレットの「INTRODUCTION」を転載させていただくと、
「世界一有名なレコーディングスタジオであるアビー・ロード・スタジオ、ローリング・ストーンズが愛したマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ、QUEENの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも登場したロックフィールド・スタジオ。ミュージシャンとレコーディングスタジオは密接な関係にある。レコーディングスタジオこそ、のちに語り継がれる名曲や名盤を生み出す誕生の場。そこには音楽を通した人と人とのコミュニケーションがあり、もの作りの醍醐味がある。
『音響ハウス Melody-Go-Round』は、「CITY-POP」の総本山として近年再注目を集めているレコーディングスタジオ・音響ハウスにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。音響ハウスは1974年12月に東京・銀座に設立され、昨年創立45周年を迎えた。原音を忠実に録音できる環境を常に提供することをモットーに実践。その結果、国内外の著名なミュージシャンたちに愛され、数々の名曲・名盤が生み出されてきた。同時に彼らを支える優秀なエンジニアやスタッフも多数輩出し、日本の音楽史を語る上で避けては通れない“五つ星スタジオ”と言われている。
音響ハウスとの出会いや思い入れ、楽曲の誕生秘話を語るのはYMO時代からこのスタジオで試行錯誤を繰り返してきた坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、矢野顕子、鈴木慶一、デイヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)ら多彩な顔触れ。さらに当時のプロデューサーやエンジニアにもカメラが向けられ、1970年から1980年代にかけて勃興した音楽ジャンル「CITY-POP」がどのように形作られたかにも迫る。
音響ハウスの歴史と日本の音楽史に与えた影響を俯瞰するだけでは終わらない。ギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子、葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏らゆかりのミュージシャンによるコラボ新曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着。弱冠13歳(当時)の期待の女性シンガー・HANAが楽曲に歌声を吹き込んだとき、45年の歴史を持つスタジオだからこそのマジックと奇跡が起こる。
今回のドキュメンタリーのために生み出された楽曲「Melody-Go-Round」をはじめ、「WA-KAH! CHICO」(サディスティック・ミカ・バンド)、「おいしい生活」(矢野顕子)、「Glorious」(佐野元春)、「埠頭を渡る風」(松任谷由実)、「MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE」(坂本龍一)など音響ハウス生まれの楽曲も画面を彩る。なかでも制作秘話とともに紹介される忌野清志郎と坂本龍一がコラボした「い・け・な・いルージュマジック」は必聴だ。
企画・監督を務めたのは、写真家・鋤田正義氏の偉業を追ったドキュメンタリー映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』を手掛けた相原裕美。自身もレコーディングエンジニア出身だけに、ミュージシャンだけではなく、スタジオを維持する機材修理のベテランスタッフにも目を向けて、もの作りをする上で最も重要な姿勢を映し出す。数あるレコーディングスタジオの中で、なぜ音響ハウスが長きにわたってここまで愛されてきたのか? その答えが本作の中にある。」
ラストシーンで完成した「Melody- Go-Round」の全トラックから流れ出す圧倒的な音楽の洪水に、度肝を抜かれ、あまりの素晴らしさに涙してしまいました。パンフレットには、この映画で作られていた楽曲「Melody- Go-Round」のCDも付いてくるといううれしいサービス! 映画ファン、音楽ファンに限らず、一人でも多くの方に、観て聴いてもらいたい映画だったと思います。
→「Nature Life」(表紙が重いので、完全に表示されるまで少し時間がかかります(^^;))(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)
→FACEBOOK(名前を入れて、FACEBOOKに登録しておけば、見られます)(https://www.facebook.com/profile.php?id=100005952271135)
さて、相原裕美監督・企画の2020年作品『音響ハウスMelody-Go-Round』を、神奈川県厚木市のアミューあつぎにある映画館「kiki」で先日観てきました。
パンフレットの「INTRODUCTION」を転載させていただくと、
「世界一有名なレコーディングスタジオであるアビー・ロード・スタジオ、ローリング・ストーンズが愛したマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ、QUEENの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも登場したロックフィールド・スタジオ。ミュージシャンとレコーディングスタジオは密接な関係にある。レコーディングスタジオこそ、のちに語り継がれる名曲や名盤を生み出す誕生の場。そこには音楽を通した人と人とのコミュニケーションがあり、もの作りの醍醐味がある。
『音響ハウス Melody-Go-Round』は、「CITY-POP」の総本山として近年再注目を集めているレコーディングスタジオ・音響ハウスにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。音響ハウスは1974年12月に東京・銀座に設立され、昨年創立45周年を迎えた。原音を忠実に録音できる環境を常に提供することをモットーに実践。その結果、国内外の著名なミュージシャンたちに愛され、数々の名曲・名盤が生み出されてきた。同時に彼らを支える優秀なエンジニアやスタッフも多数輩出し、日本の音楽史を語る上で避けては通れない“五つ星スタジオ”と言われている。
音響ハウスとの出会いや思い入れ、楽曲の誕生秘話を語るのはYMO時代からこのスタジオで試行錯誤を繰り返してきた坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、矢野顕子、鈴木慶一、デイヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)ら多彩な顔触れ。さらに当時のプロデューサーやエンジニアにもカメラが向けられ、1970年から1980年代にかけて勃興した音楽ジャンル「CITY-POP」がどのように形作られたかにも迫る。
音響ハウスの歴史と日本の音楽史に与えた影響を俯瞰するだけでは終わらない。ギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子、葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏らゆかりのミュージシャンによるコラボ新曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着。弱冠13歳(当時)の期待の女性シンガー・HANAが楽曲に歌声を吹き込んだとき、45年の歴史を持つスタジオだからこそのマジックと奇跡が起こる。
今回のドキュメンタリーのために生み出された楽曲「Melody-Go-Round」をはじめ、「WA-KAH! CHICO」(サディスティック・ミカ・バンド)、「おいしい生活」(矢野顕子)、「Glorious」(佐野元春)、「埠頭を渡る風」(松任谷由実)、「MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE」(坂本龍一)など音響ハウス生まれの楽曲も画面を彩る。なかでも制作秘話とともに紹介される忌野清志郎と坂本龍一がコラボした「い・け・な・いルージュマジック」は必聴だ。
企画・監督を務めたのは、写真家・鋤田正義氏の偉業を追ったドキュメンタリー映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』を手掛けた相原裕美。自身もレコーディングエンジニア出身だけに、ミュージシャンだけではなく、スタジオを維持する機材修理のベテランスタッフにも目を向けて、もの作りをする上で最も重要な姿勢を映し出す。数あるレコーディングスタジオの中で、なぜ音響ハウスが長きにわたってここまで愛されてきたのか? その答えが本作の中にある。」
ラストシーンで完成した「Melody- Go-Round」の全トラックから流れ出す圧倒的な音楽の洪水に、度肝を抜かれ、あまりの素晴らしさに涙してしまいました。パンフレットには、この映画で作られていた楽曲「Melody- Go-Round」のCDも付いてくるといううれしいサービス! 映画ファン、音楽ファンに限らず、一人でも多くの方に、観て聴いてもらいたい映画だったと思います。
→「Nature Life」(表紙が重いので、完全に表示されるまで少し時間がかかります(^^;))(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)
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