昨日の朝日新聞にフランシス・レイに言及した記事が載っていたので、さっそくYouTubeで検索してみたところ、クロード・ルルーシュ監督の『パリのめぐり逢い』の音楽がヒットして、その音楽の素晴らしさに改めて感心してしまいました。調べてみたところ、60年代後半の映画で、他にも『男と女』『白い恋人たち』がフランシス・レイだったことを改めて思い出しました。ルルーシュはどうも、という方でも曲はとてもいいと思います。興味のある皆さん、YouTubeで是非聴いてみてください。
さて、WOWOWシネマで、ロバート・アルトマン監督・製作・共同原案・共同脚本の’78年作品『ウェディング』を久しぶりに再見しました。運送業を営む富豪の娘と、マフィアから成り上がった富豪の息子の結婚式で映画は始まり、その後、親族だけが花婿の家でのパーティに参加する1日を描いた映画で、冒頭、花婿の祖母(リリアン・ギッシュ)が清らかな姿で亡くなるところから、「この映画は映画自身に対するオマージュなのだな」と気づかせ、その後は、花嫁の姉(ミア・ファロウ)が色情狂ゆえに花婿の子供を妊娠したと言い張ったり、花婿側の中年男性が花嫁側の既婚の中年女性に言い寄ったり、突然の竜巻で皆が地下室に退避したり、花婿が両刀使いだということが最後に花嫁に判ったりと、次から次へと邸宅の中で物語が語られていくという典型的な“グランド・ホテル形式”の中で、ベルイマンとかジェニファー・ジョーンズとか、『慕情』のテーマ曲とか、様々な映画史上の固有名詞が散りばめられた映画でした。また、結婚式当日の数々の儀式のコーディネーター役をジェラルディン・チャップリン(彼女は最後に同性愛者だということが判ります)、花婿の父役をヴィットリオ・ガスマン、神父役をジョン・クロムウェル、ビデオ撮影のチームの一員の役をローレン・ハットンが演じていて、特にローレン・ハットンの美しさに目を奪われました。
また、WOWOWシネマで、J・J・エイブラムス監督・共同製作・共同脚本の’15年作品『スターウォーズ/フォースの覚醒』を見ました。「遠い昔、はるかかなたの銀河系で」の字幕。タイトル。「ルーク・スカイウォーカーが消えた。その間に帝国軍の残党からファースト・オーダーが生まれた。彼らは最後のジェダイ、ルークの抹殺を狙っていた。レイア・オーガナ将軍は共和国の支援のもと、レジスタンスを率いていた。彼女の目的は兄ルークを見つけ、銀河に平和と正義を取り戻すこと。レイアは最も勇敢なパイロットに秘密任務を与え、ジャクーへと送った。そこでは古い盟友がルークの居場所の手掛かりを得ていた……」の字幕。老人(マックス・フォン・シドー)からルークの居場所を示す地図を渡されたボーは、帝国軍の襲撃を受け、地図をロボットのbb-8に託し、帝国軍のベンに捕らえられ、フォースの力でbb-8に地図を託していることを知られてしまいますが、帝国軍の歩兵のフィンの手助けによって、帝国軍の基地か脱出します。bb-8は砂漠を越え、ジャンク屋の若い女性レイに出会います。帝国軍の最高司令官はレンに何としても地図を入手するように命じ、レンはレイを襲いますが、そこにレジスタンスのハン・ソロ(ハリソン・フォード)が現れ、助けられます。帝国軍とレイア率いる共和国軍との激しい争いの後、レンはハン・ソロとレイアとの間に生まれた子だったことが明らかになりますが、レンはハン・ソロを殺します。しかしルークがいなくなってからスリープモードになっていたロボットR2-D2が目覚め、ルークの居場所が分かり、レイはルークに会いに行き、年老いたルークに出会ったところで映画は終わります。戦闘シーンの躍動感あふれる長めのショットが特に印象に残る映画でした。
また、WOWOWシネマで、ロバート・ゼメキス監督・共同製作・共同脚本の’15年作品『ザ・ウォーク』も見ました。110階あるニューヨークのワールド・トレード・センターの北棟から南棟まで綱渡りをした男の話で、“……これは実話である”という字幕から始まり、主人公のナレーションで物語が語られ、幼い頃にサーカスの綱渡りに魅入られ、大道芸をしているときに知り合った路上のシンガーソングライター、アニーの協力を得て、また主人公が練習している時に彼の芸に魅せられたカメラマンも仲間に加わり、綱渡りの名手、ジャン=ルイ(ベン・キングスレー)に師事して、最終的にチームを組み、綱渡りに成功するまでを描いていました。情緒に流れる場面はいただけませんでしたが、スリルとサスペンスの場面に限って見れば、かなりいい線を行っていると思いました。
また、山根貞男さんが朝日新聞で推薦していた、アンドリュー・ラウ&アンドリュー・ルー監督、アンドリュー・ラウ共同製作、アンドリュー・ルー共同脚本、マーティン・スコセッシ共同製作総指揮の’14年作品『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』をWOWOWシネマで見ました。孤児としてニューヨークに密入国したサニーは、友人のスティーヴンとともに選択肢も与えられずに、地元の中国人ギャング“青龍(グリーン・ドラゴン)”に入らされ、中国人ギャング同士の抗争に巻き込まれて、スティーヴンと恋人のティナを殺され、最後に警察とFBIに密告していたポールに復讐を果たす寸前まで行っていながら、逆に殺されてしまう、といった物語で、壮絶な暴力描写が記憶に残る映画でした。
さて、WOWOWシネマで、ロバート・アルトマン監督・製作・共同原案・共同脚本の’78年作品『ウェディング』を久しぶりに再見しました。運送業を営む富豪の娘と、マフィアから成り上がった富豪の息子の結婚式で映画は始まり、その後、親族だけが花婿の家でのパーティに参加する1日を描いた映画で、冒頭、花婿の祖母(リリアン・ギッシュ)が清らかな姿で亡くなるところから、「この映画は映画自身に対するオマージュなのだな」と気づかせ、その後は、花嫁の姉(ミア・ファロウ)が色情狂ゆえに花婿の子供を妊娠したと言い張ったり、花婿側の中年男性が花嫁側の既婚の中年女性に言い寄ったり、突然の竜巻で皆が地下室に退避したり、花婿が両刀使いだということが最後に花嫁に判ったりと、次から次へと邸宅の中で物語が語られていくという典型的な“グランド・ホテル形式”の中で、ベルイマンとかジェニファー・ジョーンズとか、『慕情』のテーマ曲とか、様々な映画史上の固有名詞が散りばめられた映画でした。また、結婚式当日の数々の儀式のコーディネーター役をジェラルディン・チャップリン(彼女は最後に同性愛者だということが判ります)、花婿の父役をヴィットリオ・ガスマン、神父役をジョン・クロムウェル、ビデオ撮影のチームの一員の役をローレン・ハットンが演じていて、特にローレン・ハットンの美しさに目を奪われました。
また、WOWOWシネマで、J・J・エイブラムス監督・共同製作・共同脚本の’15年作品『スターウォーズ/フォースの覚醒』を見ました。「遠い昔、はるかかなたの銀河系で」の字幕。タイトル。「ルーク・スカイウォーカーが消えた。その間に帝国軍の残党からファースト・オーダーが生まれた。彼らは最後のジェダイ、ルークの抹殺を狙っていた。レイア・オーガナ将軍は共和国の支援のもと、レジスタンスを率いていた。彼女の目的は兄ルークを見つけ、銀河に平和と正義を取り戻すこと。レイアは最も勇敢なパイロットに秘密任務を与え、ジャクーへと送った。そこでは古い盟友がルークの居場所の手掛かりを得ていた……」の字幕。老人(マックス・フォン・シドー)からルークの居場所を示す地図を渡されたボーは、帝国軍の襲撃を受け、地図をロボットのbb-8に託し、帝国軍のベンに捕らえられ、フォースの力でbb-8に地図を託していることを知られてしまいますが、帝国軍の歩兵のフィンの手助けによって、帝国軍の基地か脱出します。bb-8は砂漠を越え、ジャンク屋の若い女性レイに出会います。帝国軍の最高司令官はレンに何としても地図を入手するように命じ、レンはレイを襲いますが、そこにレジスタンスのハン・ソロ(ハリソン・フォード)が現れ、助けられます。帝国軍とレイア率いる共和国軍との激しい争いの後、レンはハン・ソロとレイアとの間に生まれた子だったことが明らかになりますが、レンはハン・ソロを殺します。しかしルークがいなくなってからスリープモードになっていたロボットR2-D2が目覚め、ルークの居場所が分かり、レイはルークに会いに行き、年老いたルークに出会ったところで映画は終わります。戦闘シーンの躍動感あふれる長めのショットが特に印象に残る映画でした。
また、WOWOWシネマで、ロバート・ゼメキス監督・共同製作・共同脚本の’15年作品『ザ・ウォーク』も見ました。110階あるニューヨークのワールド・トレード・センターの北棟から南棟まで綱渡りをした男の話で、“……これは実話である”という字幕から始まり、主人公のナレーションで物語が語られ、幼い頃にサーカスの綱渡りに魅入られ、大道芸をしているときに知り合った路上のシンガーソングライター、アニーの協力を得て、また主人公が練習している時に彼の芸に魅せられたカメラマンも仲間に加わり、綱渡りの名手、ジャン=ルイ(ベン・キングスレー)に師事して、最終的にチームを組み、綱渡りに成功するまでを描いていました。情緒に流れる場面はいただけませんでしたが、スリルとサスペンスの場面に限って見れば、かなりいい線を行っていると思いました。
また、山根貞男さんが朝日新聞で推薦していた、アンドリュー・ラウ&アンドリュー・ルー監督、アンドリュー・ラウ共同製作、アンドリュー・ルー共同脚本、マーティン・スコセッシ共同製作総指揮の’14年作品『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』をWOWOWシネマで見ました。孤児としてニューヨークに密入国したサニーは、友人のスティーヴンとともに選択肢も与えられずに、地元の中国人ギャング“青龍(グリーン・ドラゴン)”に入らされ、中国人ギャング同士の抗争に巻き込まれて、スティーヴンと恋人のティナを殺され、最後に警察とFBIに密告していたポールに復讐を果たす寸前まで行っていながら、逆に殺されてしまう、といった物語で、壮絶な暴力描写が記憶に残る映画でした。