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ブラッド・アンダーソン監督『ザ・コール 緊急通報指令室』その1

2015-01-10 14:55:00 | ノンジャンル
 ブラッド・アンダーソン監督の’13年作品『ザ・コール 緊急通報指令室』をWOWOWシネマで見ました。
 高層ビルがそびえる夜の街の空撮。次々に入る911の通報。緊急通報指令室の人々、そしてその俯瞰。次々に案件を処理する若い黒人女性ジョーダン。銃を持った少年の家からの通信が中断し、ジョーダンは天を仰ぎます。知り合いの警官2人がやって来て、談笑するジョーダンは、外に出て恋人の警官ポールを家に誘います。
 職場に戻ったジョーダンに「誰かが家に入ってる」という通報が若い女性から入ります。親が留守だと言う女性に、警察が急行すると答えるジョーダン。男が窓を割って侵入してきたと聞いて、ジョーダンは自室に入って鍵をかけ、電話を切らないでと言います。鍵が閉まらないと言う女性。2階に上がっていく男の影。男は部屋に入ってきますが、ベッドの下に隠れた女性に気づかず、出ていきます。「成功したみたい。男が出てった」と言う女性。しかしうっかり女性が通話を切ってしまい、ジョーダンはすぐにリダイヤルします。1階に降りていた男は呼び出し音に気付き、2階に戻ります。「また戻って来た。呼び出し音を聞いたんだ」と言う女性。悲鳴が聞こえ、「殴らないで」と言う女性の声が聞こえます。ジョーダンに「もう手遅れだ」と言う男。ジョーダンは安静室に行くと、上司がジョーダンのミスを指弾します。
 自宅で悪夢にうなされるジョーダン。「大丈夫か? 開けろ」と訪ねてくるポール。
 誘拐を報じるカーラジオ。出勤したジョーダンに、同僚は「大丈夫ね?」と声をかけます。最初の通報でいきなり聞こえてくる悲鳴。しかしそれはコウモリが家に入ってきたという通報でした。大丈夫と自分に言い聞かせるジョーダン。911の常連のテレンスから通報があり、心なごみますが、そこへ誘拐女性の遺体発見のニュースが入ります。
 ベランダでうらぶれるジョーダン。ポールは慰めますが、ジョーダンは仕事を続けるかどうか迷います。
 “6ヶ月後”の字幕。若い女性2人がショッピングモールで歩いています。トイレで薬を飲んだジョーダンは、研修生の教師の仕事をしていて、通報者と感情を切り離すことが大事だと言います。緊急通報指令室を「ハチの巣」だと紹介したジョーダンは、「働きバチの羽音が聞こえるでしょ?」と言います。
 若い2人の女性は別れますが、1人はプリペイド式の携帯を忘れていきます。それを持って駐車場を歩いていた女性は、クロロホルムを男にかがされ、誘拐されます。
 目が覚めたその女性ケイシーは、自分が車のトランクの中にいると知り、パニックに陥りますが、友人の携帯に気づき、911に通報します。それを受ける新人のブルック。どうしていいか分からないブルックに、近くにいたジョーダンが替わります。上司から「やれるわ」と励まされ、プリペイドなので逆探知できない中、「一緒に戦おう」と言い、車や犯人の特徴を聞き出すジョーダン。ポールは警察無線で「また声が聞けたな」と言ってくれます。ジョーダンの指示に従い、テイルライトを蹴破り、腕を振るケイシー。すぐに不審車の通報がありますが、その車は盗難車でした。通報した車に隣に並ばれ、気づかれたことを知った犯人は高速を降ります。トランクにシャベルがあることに気づいたケイシーは、自分は埋められるとまたパニックを起こしますが、ジョーダンは彼女の好きな映画を聞き出し、週末に一緒に見に行こうと言って気持ちを落ち着かせます。トランクにあったペンキを車外に流すように言うジョーダン。
 信号で停まった犯人は、隣の車の男から、トランクからペンキが流れ出ていることを知らされます。信号が変わると急発進しカーブする犯人の車。空き地に車を停めると、犯人はトランクを開け、ケイシーにまたクロロホルムをかがせようとしますが、さっきの男が現れ、「何か変だと思って」と言います。犯人はごまかし、男を行かせようとします。男は自分の車に戻り、911に通報しようとしますが、犯人にガラスを割られ、携帯を踏みつぶされ、シャベルの一撃を頭に食います。「死んだのはお前のせいだ」とケイシーに言った犯人は、血で汚れたシャツを脱ぎます。
 ヘリは乗り捨てられた犯人の車を発見します。一方、男は怒りで興奮し、トランクにはケイシーと男が入れられています。ケイシーからの911通報が入り、新しい車の特徴が述べられますが、男が生き返り、騒ぎ続けたため、男は犯人に何度も腹を刺されて殺されます。「これが最後の勧告だ」とケイシーに言う犯人。(明日へ続きます……)

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