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ブラッド・アンダーソン監督『ザ・コール 緊急通報指令室』その2

2015-01-11 14:39:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 乗り捨てられた車の指紋は拭き取られていると言われたポールは、割れたクロロホルムの瓶を地上に見つけ、「希望はまだある」と言います。
 ケイシーの件は公開捜査となります。「男の人は死んだ。私のせい」と言うケイシーは、家族への伝言として母へ感謝の言葉を言います。ジョーダンは「一緒に戦おう」とまた言い、男の財布にある身分証明書から男の名前を教えてもらいます。
 ガソリンスタンドに停まる犯人の車。ケイシーは「私に考えがある」と言い、後部座席に移動します。公開捜査のニュースをテレビで見ている犯人。ケイシーは「助けて」と叫び、それを聞きつけたガソリンスタンドの店員はカッターで犯人を威嚇し、「車から離れろ」と言います。犯人は店員にガソリンをかけ、ライターで火をつけ、店員を火だるまにします。「またお前が殺した」とケイシーを殴る犯人。ジョーダンは指紋が一致したと知らされます。マイケル・L・フォスター。放火で不起訴の前歴。笑顔の写真。
 フォスターの自宅に警察は向かいますが、妻と子供がいるだけで、自室には“僕の姉さん”と書かれた額と、金髪の女性の写真が多数飾られていました。回るオルゴール。
 フォスターは草地に車を停め、ケイシーの携帯に気づきますが、ジョーダンはフォスターに名前を呼んで出頭するように話しかけます。「もう手遅れだ」と言って電話を切るフォスター。「レイアを殺したのもあの男よ」とジョーダンは言い、フォスターの生家に向かうポールにそのことを知らせ、気をつけるように言います。
 夜、フォスターの生家に着いたポールらでしたが、無人で車もありませんでした。ジョーダンの上司は「あなたはやるべきことはやった」と言って、帰宅するように言います。
 フォスターはケイシーの髪の毛をシンクの水で洗い、ケイシーに麻酔をかけようとしますが、ケイシーはスプレーをフォスターの目に浴びせ、逃げ出します。ある部屋に入ろうとするケイシーに「見ない方がいいぞ」と言うフォスター。ケイシーは部屋を見て驚愕し、再びフォスターに捕えられます。
 ケイシーとの最後の通話を何度も聞き直すジョーダンは、ポールに電話すると、家で休むように言われます。
 ジョーダンはフォスターの生家に向かいます。金髪の女性の写真。アルバムには癌で金髪を失った姉の写真がありました。外に出ると、フォスターと最後に話した時に、バックに聞こえていた音が、そばにある旗のポールから出ていた音だということが分かります。地面には携帯が落ちていて、そばには地下室への入り口がありました。蓋を開けると、携帯を地下室に落としてしまうジョーダン。ジョーダンは降りると、携帯は圏外になっています。そこにフォスターが現れます。ケイシーが見た部屋には血まみれのベッドがありました。部屋に置かれていた頭皮つきの金髪をじっと見て「違う!」と言うフォスター。洋服ダンスに隠れていたジョーダンに視線を合わせ、近づいてきたフォスターは、ジョーダンの目の前で服の匂いを嗅ぎます。一方、森の中で車を見つけるポールたち。
 フォスターは麻酔をかけたケイシーの頭皮をはごうとしますが、ジョーダンが陶器でフォスターの後頭部を殴り、倒します。ケイシーを逃がしますが、ジョーダンはフォスターに顔をつかまれ、シンクの水に突っ込まれます。ケイシーはフォスターの顔を切りつけ、先に逃げます。ジョーダンは地下室から出ようとしてフォスターに足を掴まれますが、ケイシーはフォスターの背中に鋏を刺します。それを抜いてケイシーに迫るフォスター。ジョーダンはフォスターを蹴倒し、地下室に蹴落とします。ジョーダンは911に通用しようとしますが、ケイシーは「やめて」と言います。
 フォスターが目覚めると、地下室の椅子に鎖で縛られています。ジョーダンは「言うことを聞かなかったから。もう手遅れよ」と言い、ケイシーと一緒に去るのでした。

 短いシーンの連続からなる切れ味のいい編集、深みのある画面が特徴的なサスペンスあふれる映画でした。

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/