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ビル・エヴァンス・ライヴ'64-'75

2009-04-22 16:01:00 | ノンジャンル
 今日はアースデイ、地球のことを考えて行動する日なのだそうです。グーグルの表紙で知りました。それにしても、グーグルの表紙は絶妙のタイミングで、様々な絵柄を考えてきますね。それもグーグルで調べたくなるような内容の絵柄を。本当に感心します。

 さて、昨日深夜W0W0Wで、「ビル・エヴァンス・ライヴ'64-'75」という番組を見ました。昨年製作された、ビルのライヴフィルムを集めたものです。
 収録されているのは、'64年のスウェーデンでのチャック・イスラエル(b)ラリー・バンカー(d)との「My Foolish Heart」と「Israel」、'65年ベルギーでのニール=ヘニング・オーステッド・ペダーセン(b)アラン・ドーソン(d)リー・コニッツ(a.sax)との「Detour Ahead」と「My Melancholy Baby」、'70年デンマークでのエディ・ゴメス(b)マーティン・モレル(d)との「Emily」「Alfie」「Someday My Prince Will Come」、'70年スウェーデンでのエディ・ゴメス(b)マーティン・モレル(d)との「If You Could See Me Now」「'Round Midnight」「Someday My Prince Will Come」「Sleepin' Bee」「You're Gonna Hear From Me」「Re:Person I Knew」、'75年デンマークでのエディ・ゴメス(b)エリオット・ジグモンド(d)との「Sareen Jurer」「Blue Serge」「Up With The Lark」「But Beautiful」「Twelve Tone Tune Two」です。極端に猫背で前屈みになり、上体を90度曲げて、頭を鍵盤と平行にして弾く独特の姿勢は、'75年にひげを伸ばし髪もグリースでオールバックにせず自然になでつけている晩年にはかなり影を潜めていました。今までビルの演奏で聞いたことのない曲がいくつかあったように思えましたが、最大の収穫は、同名の映画の主題歌でバート・バカラックの名曲「Alfie」が聞けたことでした。それからちょっと気付いたのですが、ピアノのpとベースのbとドラムスのdはとても似た字で、ビルが目指した対等なトリオの演奏というのは、もしかしたら神の思し召しだったのではないかなんてことも考えたりしました。
 いずれにしても、ビルのファンの方には永久保存版の映像でした。必見です。