山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

ミノムシ

2014-06-04 | 動物
家の下の道路沿いに桜の木がある。
その桜の木にミノムシが垂れ下がっていた。



何か珍しいものを見つけたような感じだった。
そういえば最近はあまり見かけなくなった。

蛾の幼虫がつくった巣が藁〈わら)でつくった蓑〈みの)
に似ているからミノムシと呼ばれるようになった。

孵化した幼虫は木の枝や葉をかじり取り、
口から吐く糸で綴り合せて蓑をつくる。

幼虫の段階から自分一人でよくつくれると感心する。
一つ持ち帰り中の様子を見てみることにした。



丈夫にできており開けるのに苦労したが幼虫がいた。
オスは羽化して外に出るのでメスだろうか?

メスは生まれてから産卵して死ぬまで、
一生を蓑の中で過ごすそうだ。



メスの入った蓑で産卵があれば、
下から生まれたばかりの幼虫が出てくる。

その幼虫は蓑から糸を延ばして垂れ下がり、
風に揺られて新しい枝や葉に移るらしい。

散歩がてら観察してみよう。
ひょっとしたらその瞬間が見られるかもしれない。

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