風邪薬が予防に？

母が寝る前に風邪薬を飲んでいる。
どうも風邪をひいたようである。

心配して「風邪ひいたの？」と聞くと、
「寒くて風邪ひきそうだから飲んでおく」と言う。

「え～そんなのよくないじゃないの？」と言うと、
「昔から飲んでいる」と聞く耳を持たない。

そんなのはじめて聞いたので「びっくりぽん！」である。
本人は効果があると思っているようだ。

風邪薬はバイ菌を殺す毒であり、
人間の体によいことはないはずだ。

いとこに会ったときその話をしたら、
「自分もそうだ」と言うのでまた「びっくりぽん！」

気になり近所のおばさんにも話したら、
当然のように「わたしもそうだよ」とおっしゃる。

早めに飲んだほうがいいのはわかるが、
早め、早めがついに予防薬になったのだろう。

だから置き薬の風邪薬はすぐなくなる。
そして薬屋さんが来られたら高い料金を支払っている。

そこでかかりつけの病院へ連れて行くようにした。
でもやっぱり予防薬として飲んでいる。