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うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

ほうじ茶派です。

2018-11-01 15:16:10 | カズナリ先生より


10月が終わり

11月となりました。



となると

秋本番を迎えるわけで


紅葉も高い山では始まっているようですが

今年は台風と猛暑であまり美しくないとか

そんな話も流れています。



正倉院展も始まりまして、この週末は混むんでしょうね。



歴史の授業の時に

生徒には

行っといた方がいいぞ

と言いましたが

今年は、私が行けておりません



あの展示をみると

昔の人の技術の高さに驚かされます。

今は機械で細かい仕事をしますが

当時はもちろん人力ですから

すごさが分かります。




琵琶とか瑠璃杯とか

年度によってもちろん目玉が違うのですが




ここ数年の僕の中のヒットは


蘭奢待


という香木です


世の権力者が

東大寺に来ては、切り取っていきまして

足利義政や織田信長なんかの切り取った跡が残っています。


すごく貴重なことが分かっているので

権力者とはいえ

皆、遠慮がちに切り取っているのですが

一番豪快に切りとっていたのが明治天皇だったというのが

おもしろかったですね。





ちなみに

蘭奢待 の字の中には

東大寺が隠れていますよ



また出陳してくれないかなぁ。





その明治天皇の誕生日である

11月3日は文化の日でもあり

全国統一小学生テストの実施日でもあります。




桜井市内は

ほぼすべての小学校で

土曜参観もしくはバザーがあり

また幼稚園などでも作品展がありと



もっといえば、

府県各私立中学校のプレテストなんかもあったりして


そして

文化交流的行事も

なんやかんやで重なっており




なぜ、この日にテストをするのかと 笑




決まっているものは

しょうがないですけど



都会は

テストのために

そういう行事を

欠席することにおいて

白い目を向けられることがないのでしょうか



土曜参観やバザーを

回避したりなんかすると

田舎では暮らしていけませんよね





ということで

今回は、

若干少な目ではありますが

小学生が頑張ってくれると思います





インドネタはあるようでないですが


今日は紅茶の日なんですよ。


前も言いましたが

インドの名産品は紅茶です。

アッサム地方。

アジアモンスーンが直撃して

多雨地帯であり

コメと茶の生産が世界一。


そんなことを書いたような気がします。




で、何故11月1日が紅茶の日かというと

全くインドとは関係がないのです。




むしろロシアに関係があります。



その辺りは

緒形拳の熱演が光る

映画『おろしや国酔夢譚』を見てください



なかなかに面白いぞ


紅茶との絡みは、映画内では全くもって無い 笑



なんというか

18世紀末

大黒屋光太夫という三重の商人が

江戸に荷物を運ぼうと船を出したら

嵐に巻き込まれて、海流に乗ってカムチャッカあたりまで流されちゃって

四年ぐらいそこでなんやかんやあって

帰りたいけど

日本は鎖国してるので、



シベリア横断して

絶対君主としてロシアを統治していた女帝エカテリーナ2世に

謁見して、

公的に

帰らせてくれ



って

頼む話です


で、その時に女帝と茶会をするのですが

それが11月らしく


紅茶の日になったと。




端的に言えば

そうだ、ペテルブルク行こう。

って話です。



インドと全く関係がないお話でした。




原作は井上靖です。