水曜日は通常であれば『うまいものネタ』を書く日なのですが、昨日、パンサラッサ陣営からドバイワールドカップ出走表明があったため、今日はそちらの話を優先させてもらいます。(特に誰も損しないと思いますので(^^ゞ)
ということで、まずはこちらから。
ドバイワールドカップの主要ブックメーカーオッズ(netkeibaさんまとめ:2023/3/3)
ブックメーカーさんによれば、有力なのは前哨戦快勝のアルジールスと昨年の覇者カントリーグラマーで、評価はほぼ互角になっています。パンサラッサはその2頭に続く3番手に推されていますが、オッズに関しては、まだターフと両睨みだった時点のものであり、ワールドカップ出走が確定的となったこれからは、もう少し上位2頭と接近する可能性があるでしょう。(ブックメーカーは原則として出走回避も『負け(=返金ナシ)』なので、出否未定の馬は必然的にオッズが高くなるハズ)
そのあとに続くのはウシュバテソーロ、テーオーケインズ、ヴェラアズールといった、サウジを経由せずにここに出てくる日本勢。ジオグリフ以下サウジ出走組の評価を見ると、サウジカップの上位2頭と3着以下のメンバーについては『すでに勝負付けが済んだ…』という判断なのかもしれません。(そう簡単じゃない気もしますけれど…)
そんな評価の状況を頭に入れたうえで、パンサラッサのワールドカップ出走に関して不安要素は何なのか、特に話題になることが多いポイントを挙げるとこんな感じになるでしょうか。
1.キングアブドゥルアジーズとメイダンのダートの違い
2.ワンターン1800mからコーナー4つ小回り2000mへの条件変更、距離延長
3.相手関係
4.連戦によるパンサラッサの状態面
まず、1.のキングアブドゥルアジーズとメイダンのダートの違いについては、これは私は何とも言いようがありません。昨年までのキングアブドゥルアジーズはチップが多めに入った(AWに近い)特殊な馬場だったらしく、メイダンとはかなり違うと言われていましたが、今年はチップの量が減って米国やドバイのダートに近かった、との話も出ていましたし…。開き直るようで申し訳ないですが、最終的には実戦をやってみて、その時にマッチしてくれたらと祈るのみです。
それに、『パンサラッサは時計のかかるダートが苦手』かどうかだって分からないわけで…。本格化前の師走Sだけを根拠にするのは(香港Cの大敗をもって芝2000mが苦手だと言うのと同じくらい)説得力がないと思いますし、もともと力のいる馬場が得意で、一時は『矢作厩舎の道悪要員リスト』に入りそうだったほどのパワー&底力タイプですからね。。実は、今なら交流重賞を含む国内ダート路線で無双する可能性だってあるのではないでしょうか。
あえて言うなら、パンサラッサは昨年、今年とメイダンのダートを(調教で)走っていて、その様子を厩舎の皆さんが確認したうえでのGOサインですから、外野がそれ以上心配しても仕方がないと思います(^^ゞ
2.に関しては、最近、『パンサラッサにとってワンターン1800mはベストの条件、コーナー4つの競馬場で200mの距離延長はマイナス…』みたいなご意見も見かけます。でも、デビュー前からずっとパンサラッサを見てきた私としては、ワンターンの1800mがベストなんて全然知らなかったですけど… みたいな。。むしろワンターンの競馬こそ最近になって身につけた感が強く、コーナー4つの小回りコースに変わることは、よっしゃ得意の舞台に戻ったぞ!ぐらいに感じています。
そもそも、コーナリングが上手いパンサラッサのような逃げ馬に、コーナー4つの競馬がマイナスに働くわけがない…と思うんですけどダメかなぁ。。200mの距離延長についても、小回り周回コースでやれるなら、コーナリング時の減速を最小に抑制する能力で、充分カバー可能な範囲だろうと考えています。あ、『コーナリング時の減速を最小に抑制する能力』は分かりにくいかもしれませんが、乱暴に言うと、コーナーで息を入れる時の減速幅が通常より小さくて済む…みたいなイメージです。
私は以前から『パンサラッサはコーナリングが上手い』と書くことが多かったのですが、実際、パンサラッサのレースを見返していると、(右回りでも左回りでも)息を入れるべきコーナーを通常の逃げ馬ほど減速せずに回るため、むしろ、そこで距離を縮めようとする後続馬に大きな負担を強いている、と感じる場面が多いんですよね。
中には、前々走の香港Cで失速したことから、2000mに不安を感じる方がいるかもしれませんが、あれはもう、8~9割方パンサラッサの状態面が原因だろうと思っています。残り1~2割は、スタート後すぐにコーナーがあるコースで大外枠になったことだと思いますが、それにしてもあの時のパンサラッサは走らなすぎでしたからね(^^;)
3.の相手関係については、ドバイターフとどちらが楽か…みたいな話ではなく、ワールドカップ出走馬の多くとはサウジカップで対戦しており(しかも勝っている!)、ぶっちゃけ力関係の把握がやりやすいのだと思います。昨日、Ribot師匠からもコメント頂きましたが、矢作先生からしたら、対戦相手で怖いのはサウジカップであと僅かまで迫ってきたカントリーグラマー、未対戦のアルジールス。その他はまとめて『まあ、何とかなるんじゃね?』といったところではないでしょうか。
最後にパンサラッサの状態面ですが、『レース後も疲れはなくすでに本馬場で乗り始めている』との情報もあり、全く心配ないと言いますか、ひょっとしたらサウジカップを叩いた上積みすらあるのでは?と考えています。
もちろん、サウジカップには当時できうる最高の状態で臨んでくれたはずですが、パンサラッサは(昨年の中山記念→ドバイターフがそうだったように)叩き2走目でパフォーマンスが落ちる馬ではないですし、もともとサウジ→ドバイをセットで考えていた陣営が、当初からこちらをメイチの勝負と設定していた可能性は高いだろうと思います。
サウジカップを走る前、予備登録の段階で第一希望をドバイワールドカップにした矢作先生ですから、おそらく周囲が考える以上に現状は想定通りの流れ、あくまで『筋書通りに進んでいるだけ』と考えておられるはずですよね。いや、実際どうなのかは知る由もないですが、矢作先生がもしも私の右往左往ぶりを見たら、『全部こちらの計算通り、パンサラッサもバスラットレオンも大丈夫だから落ち着けよ!』と仰るのかもしれません(^^;)
注)タイトルにある『世界の〇〇』の〇〇に入るのは『合田』ではありません。(^^ゞ
【2023/2/25サウジカップ時の矢作調教師:広尾TC・Online Racig Salonより】
He’s going for the big one! 💰
— Dubai Racing Club (@RacingDubai) March 7, 2023
Dubai Turf and Saudi Cup winner PANTHALASSA heads to the $12million #DubaiWorldCup! #DWC23 https://t.co/4DGRaotTWF
前回王者カントリーグラマー、パンサラッサの前に立ちはだかる ドバイワールドC前売り1番人気:極ウマ・プレミアム
サウジC覇者パンサラッサ(牡6、矢作)が正式に参戦を表明したドバイワールドC(G1、ダート2000m、25日=メイダン)は、昨年覇者でサウジC2年連続2着の米国馬カントリーグラマー(牡5、B・バファート)が最有力候補となっている。
欧州のブックメーカーの単勝前売りオッズではパディーパワー、ウィリアムヒル、コーラル、ラドブロークスなど大手各社が3・5倍でカントリーグラマーに1番人気の評価を与えている。現地で行われる前哨戦のアル・マクトゥーム・チャレンジ・ラウンド1とラウンド2をいずれも圧勝しているアルジェが4・0倍の2番人気で続いている。
この2頭が抜けた存在で、3番手以下には9~15倍で参戦予定の日本馬の名前が多く並んでいる。
史上初のサウジC&ドバイワールドC連勝を狙うパンサラッサ、日本馬の前に大きく立ちはだかるのは、連覇を狙うディフェンディングチャンピオンのカントリーグラマーになる。
サウジC制覇パンサラッサはドバイワールドCに挑戦 矢作師「メンバー面を考えました」:極ウマ・プレミアム
世界最高賞金レースのサウジCを制したパンサラッサ(牡6、矢作)が25日メイダンのドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)へ向かうことが決まった。
管理する矢作芳人調教師(61)が7日に発表した。鞍上は吉田豊騎手(47)。すでに昨年制したドバイターフ(G1、芝1800メートル)の招待を受けていたが「ワールドCに行きます。馬場やメンバー、特にメンバー面を考えました」と説明した。
すでに2月28日にドバイ入りして、メイダン競馬場のダートでも調教しているという。「サウジアラビアでの走りや、ドバイに移ってからのダートの調教を行ったスタッフの意見なども含め、総合的に判断しました。(レース後も)特に疲れなどもありません」と適性を見込んでいた。
ドバイワールドC挑戦決定パンサラッサ、4着以上でアーモンドアイ超え歴代賞金王に:極ウマ・プレミアム
世界最高賞金レースのサウジCを制したパンサラッサ(牡6、矢作)が25日メイダンのドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)へ向かうことが決まった。
管理する矢作芳人調教師(61)が7日に発表した。鞍上は吉田豊騎手(47)。
サウジCでは1着賞金として13億1865万円が加算され、総賞金18億4466万3500円で、テイエムオペラオーを抜いてJRA歴代3位へ浮上した。歴代1位のアーモンドアイ(19億1526万3900円)とは7060万400円差、2位のキタサンブラック(18億7684万3000円)とは3217万9500円差となっている。
ドバイワールドCは1着賞金696万ドルで、勝てばJRA採用のレート(今年は1ドル=131・865円)で換算して9億1778万400円が総賞金に加算される。4着(賞金60万ドル)以上に入れば、アーモンドアイを抜いて歴代賞金王となり、3着(同120万ドル)以上なら史上初の「20億円ホース」になる。
心にすごく染み渡ってます。
今、当時を思い返してみると
昨年のドバイターフに挑戦する時の
「ワンターン1800mが合う」は
フィーリングや自己暗示も含む
【おまじない】として発動させた。
とも感じ、現実に効力を発揮した。
その上で矢作師の帽子について
「覚えてもらう為に被り始めた。」と
本人は、おっしゃっておりますが
今は、調教師YAHAGIの
【おまじない】の魔力を内外に
最大限に発揮するためのアイテム
なんじゃないかな?と感じています。
コースや相手には、不安はないですね。
おまじない効果、あるかもしれませんね!
この際、プラスになりそうなことは何でもやって、気持ち良く挑戦したいものです(^^)
リヤドードバイ間は900km弱だそうです。
確かにちょっと近いですね…
まあ、今回は社会科見学的なイベントだと思って我慢してもらいましょう(^^;)
叩けばさらに良くなるのも仰る通り。
雨でも降って高速馬場になるとどうかと思いますが、砂漠地帯でその心配もなし。
日本馬もたくさん出るので応援馬券の人気も分散しそうですし、馬券も楽しみですね♪
前向きに捉えると、
いろいろな意見が出るくらい有名になった、
注目されて新しいファンが増えた、ということかもしれませんね(^^)
そして今回は馬券発売アリ…
日本馬どうしの戦いも熱いものになりそうです。
あのお方のスケベ根性
のみです(*'-')ゞ
確かに…
『あのお方』が誰なのかは別にしまして、スケベ根性は不安要素でしかありません(^^;)
損はしておりませんが、晩御飯を悩みに悩んで…(*_*)
悩んで…( ´~`)
チキン南蛮に致しました(^^ゞ
タルタルがウマかったッス(^o^)v
悩みに悩んで、自分で決めたチキン南蛮!
さぞや美味しかったことでしょう(^^)