杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

吟醸王国ブースのお宝グッズ

2010-09-13 14:11:43 | 吟醸王国しずおか

 昨日(12日)は清水マリンビル1階多目的ホールで『第36回蔵元を囲むしのだ日本酒の会』が開かれ、県内外20社の蔵元と150人のお客様が日本酒をたっぷり味わいました。チケット8000円は昨今のご時世、決してお安くない価格ですが、それでも集まるお客様というのは目(舌)が肥えているというのか、モノ選びImgp2930 に確かな価値基準を持った優良カスタマーなんだろうと思います。

 

 

 

 今回は吟醸王国しずおか映像製作委員会の募金ブースを作ってもらい、ノートパソコンでの映像再生、映像製作委員会オリジナルのおちょこ(500円)&ポストImgp2924 カード(100円)をワンコイン募金用に紹介させてもらいました。

 

 

 

 また蔵元さんから特製グッズやお宝道具を提供してもらい、ノミの市っぽいコーナーも設置しました。2年前に『吟醸王国しずおか』パイロット版を上映させてもらったときは、酔客から「なんだこの映像は」とクレーム?をつけられたりしましたが、今回は蔵元グッズのおかげで酔客が気前よく募金してくれました(笑)!

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 とくに目を引いたのは、白隠正宗の1988年産限定の大吟醸一升瓶白磁ボトル富士山画。これ、うらに「清酒二級」のシールが貼ってあるんです。当時はまだ級別制度が残っていて、山田錦40%精米の大吟醸なのに二級で売っていたんですね。…私にとって、この二級シールのほうが「お宝」度数ビンビンです。飲食店主らしきお客さんが「店に飾るのにちょうどいい」とお買い上げくださいました。

 

 

 ブースに映画撮影中に私が記録用に撮ったスチール写真(こちらをご参照)を何点かプリントして並べたところ、「店に飾りたい」「店で写真展をやらないか」「絵はがきセットにしたら売れるよ」とご好評をいただきました。被写体になった蔵元さんたちがどんな反応を示すのか心配でしたが、「もっと大きく引き伸ばしてよ」なんて喜んでくれました(展示写真は蔵元さんに進呈し、代わりにワンコイン募金をしていただきました)。

 

 素人の写真ですが、貴重な酒造りの記録なのでいずれ何らかの形で活かしたいと思っています。有効な活用アイディアがありましたら、ご連絡ください。

 

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 小夜衣の蔵元森本均さん書の映画のタイトル文字を刻印したオリジナルおちょこ(500円)、私の静岡酒すべてに対する愛情を線画に織り込むように描き込めたポストカード(100円)は、今後、幅広く紹介していきたいと思っています。

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 とりあえずは映像製作委員会の会員店に置いていただければと思っていますので、その節はよろしくお願いいたします!

 

 

 貴重な機会を与えてくださった篠田酒店のみなさま、お宝提供してくださった蔵元のみなさま、募金にご協力くださった参加者のみなさま、終了後、22時過ぎまでノンアルコールビールで反省ミーティングにつきあってくれた斗瓶会員ボランティアスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

 吟醸王国ブースの様子はこちらもぜひご参照くださいね!