今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

煎茶のお茶会

2014年04月13日 | 着物でおでかけ
京都の伏見稲荷で煎茶のお茶会があるけどいかがですか?とちえさんに声をかけていただいて
参加することに。

一度「伏見稲荷の千本鳥居を見に行きましょう」と言っていたのに
お天気が悪く断念したことがあるのです。
今回はお天気が持つといいな~と思いながら…

その前にヘアセットをまたエメラルドさんでお願いしたのですが
私、伏見稲荷駅はもっと出町柳駅より先にあるとばかり思い込んでいたのを
間違っていると教えていただき危うく迷子になるのを免れたのでした…

その時に先生から「駅がね~赤いのよね~」と聞いていたのですが
本当に赤い…というより駅から伏見稲荷感が…



全員集合して駅前のカフェでまずはごはん。


伏見稲荷にはもうずいぶん前に年越し参りでオットと夜、来たことがあるのです。
その時はすごい人だったことと、帰りに駐車場を出るときに
係のおじさんが手大きい金額のお札の束を持っているのを見て
「?」と思ったところなんと駐車場代が「5000円」だったのでした。
…月極めじゃないのよ…
わずか一時間もいなかったのに5000円(しつこい)ぼったくりの駐車代の事だけが思い出…(さすが商売の神様のおひざ元?)

お茶会の会場がわからず社務所の方の訊ねると丁寧にお茶室の入り口まで案内してくださいました。
きっとこんな人がたくさんいたんでしょうね~



どんなお席なのかな~とドキドキしながらの参加だったのですが
「どうぞお楽に」と何度もおっしゃっていただき気が楽になったことと
なんといってもお道具とお点前がおもしろくて見入ってしまいました。
おままごと道具のようなお茶セットと茶道では「炉」「風炉」に当たるものの
炭を払う羽根も小さくてかわいいし何よりその炭で火をおこすお点前で
パタパタ仰ぐうちわのようなものも!あんなお点前見たことない~
お茶碗も宙をくるんと回すようにお盆の上に置いたり楽しい。

お菓子もお茶もおいしくて幸せ~
お茶というと堅苦しくて作法を間違えないようにとかとにかく失敗しないようにということが
頭から離れなかったのですが
美味しく楽しくお茶をいただくということが体験できて本当によかった!
素敵なお庭を歩いて
次はいよいよ福席のちえさんのお点前。

素敵なつくりのお庭も歩くには気を付けなければならずあまりお庭の風景を見られなかったのが残念。

暖簾の向こうからお茶道具を持って出てきたちえさんを見た瞬間みんなで「綺麗~~」
このお席もとても楽しくて「煎茶っていいな~」と思ったのでした。

お席が終わった後に集合写真。


お隣に座っていた方(お茶の心得のある人)が
「(ちえさんが)出て見えたときに芸妓さんかと思ったわ。私、この方と写真を撮りたい」
と一緒に写真を撮っていました。また一人ちえさんファンが増えたわね(笑)

お道具を拝見したり重要文化財のお茶室を見たりしながら出口へ。

どうして私が大笑いしているかというと前を歩いていたemyさんが不意に面白いことをしたからです。

さて、いよいよ伏見稲荷に参拝しましょう。
境内に入ると「ここは日本でしたっけ?」と思うほどの外国人観光客!
そんな中着物姿の団体で歩けば自然に被写体になるのは仕方なし?
集合写真を撮っていても向こうから写真を撮られ、手水で手を洗っていてもカメラが向けられます。
世界のどこかのブログで「めもりーず おぶ じゃぱん(ふしみいなり)」とかいう題で
写真が出ているかもしれない…

千本鳥居に入る前にお守りを買うかどうか、買うならどれにするかで悩んで
ようやく購入したのに、奥の院まで入ると「ここでしか買えません!」というお守りが売っていて
「さすが商売の神様!」と唸ってしまいました。

おもかる石を持ったりまた海外の観光客のフォトジェニックになったり奥の院も堪能。
本当はもっと先まであるのだそうですが今回はここまで。
いつかこの先も歩いて行ってみたいわあ。

鳥居の奉納もあります。

何人かですると10万円の鳥居も奉納しやすいかも?




鳥居の中を歩いていても背後から聞こえる言葉は
英語でもフランス語でも韓国語とかでもない国の言葉。
まさに人種のるつぼ(日本の寺社です)

参道の土産物屋をひやかしたりあちこちお店を覗きながら歩いていると
着物を着た団体に遭遇。「何か着物の集まりかしら?」と思っていたらなんと言葉がチャイニーズ。
どうも「着物を着て伏見稲荷に行こうツアー」の感じ。

伏見稲荷だけでは時間が余るかな~と思っていたのに
とんでもないくらい面白い場所でした(神様楽しませてくださってありがとう)

今日の着物は「堅苦しくなく何を着ていただいてもいいです」と言っていただいていたので
無地の紬に九寸の織帯で。



ヘアセットはこんな感じでした。