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<font size=2><strong><中古車価格と土地価格、価格早分かり-Part2> ’08-6-3</strong></font>

2008-06-03 00:00:00 | Massy's Opinion
以下のエントリは2006/09/26<中古車価格と土地価格、価格早分かり>を分かり易くする為に「表」を採用し、解説を追加したものである。

☆ 中古車と不動産は高額商品であり、購入者側は普段知識が豊富に持てるものではない。従って、どちらも信用できる営業員、セールスに聞くことになる。
商談は消費者側の先ず情報不足からスタートするが、消費者側が概要でも価格の仕組みについて知識を持っておく事は必要だとおもう。そこで解り易くまとめてみた。

☆ 中古車の価格について (減価商品)

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*中古自動車の価格については第三者機関である日本自動車査定協会が監修しており、年式、型式別、査定基本価格(卸売り、又は小売用のメド)、イエローブック、標準小売価格(消費者と販売業者の取引のメド)はシルバーブックがある。一般小売はしていないが査定協会では購入する事ができる。最近ではIT化進歩により各地のオークション落札価格が一般取引のメドとされている。

☆ 土地の価格=地価について(キャピタルゲインを生む)

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解説 Ⅰ

1. 公示価格 =地域を代表する標準地の価格を毎年1月1日で評価した価格。
土地売買の一つの基準価格である。

2. 路線価 =主要な道路に面した土地の価格を1㎡当たりで示した価格。相続や贈与が発生した際税額を決める為の価格。1、と異なり標準地だけでなく主要道路に面した全ての土地の価格を示している。税務署や国税庁のHPで閲覧可能。

3. 固定資産税評価額 =市区町村が固定資産税を計算する際に用いる評価額固定資産税は此れを基準に原則1.4%と決められている。

4. 実勢価格 =路線価や固定資産税評価額を基準に推測する。路線価は公示価格(とほぼ同じであり)の80%、固定資産税評価額は公示価格の70%程度に設定されている。実勢価格は信頼の置ける不動産業者に調べて貰うのがよい。
  (参考: 週間現代’06/4/29号Moneyのからくり宝田健太郎)

解説 Ⅱ

1. 上記 二つの表にあるように「土地の価格」と「自動車(中古車)価格」は特性として高額商品であると言う共通点を持ちながら、「土地の価格」は官庁が公に公表している価格がある。
「自動車(中古車)の価格」は一応第三者機関である日本自動車査定協会が公表している形に成っているが、土地ほど明確ではない。

2. 中古車価格については「中古車市場はレモンの市場」と経済学上、「情報の非対称性」の例題として取上げられているように、売り手と買い手に情報の格差が大きいが、より良い「消費者」と成る為には「法定償却率と耐用年数」位は頭の中に入れて。置くべきである。

3. 中古車=一物一価 経済学的には、売り手買い手が「同じ情報を持っていれば、価格は一つである」だが、「中古車は2台と同じ物がない」と言う意味で一物一価が使われる。むしろ、「一車一価」が正しいだろう。
土地=「4つの価格」があると言われている。「一物四価」上記参照。



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