イタリアのメロディック・ハードのアラクネスの5作目。
今回は残念ながら日本発売はなく、輸入盤だ。
Arachnesと言えば、Enzo(Vo&Key)とFranco(G)のCrauso兄弟が中心となって、ネオクラシカルをやっていた。
今回も、そんな箇所はあるが、キャッチーになって、とっつきやすくなった。
特に、2曲目の“Gothic Description”は素晴らしい。
中近東と思わせる印象的なサビと、ミディアムテンポのパワーメタル、Francoのネオクラシカルな早弾きが融合して、非のつけどころがない。
3曲目の“Just Try And Hit Me”は、初期Helloweenのような明るめの楽曲がいい。
キラキラなKeyがなければもっといい。
ヴォーカルのEnzoの歌が上達している。
ロブ・ハルフォードっぽいキンキン声だったのが、甘さのあるハスキーヴォイスが混じるようになった。
ゲディ・リーの中高音のように。
私には大歓迎だ。
6~8曲目は『Mediterraean Suite』という組曲になっている。
全体的にプログレ風なシンセの効いた楽曲に、Francoのギターは、時にフュージョンっぽく、時にヘヴィーに鳴らす。
8曲目のギターの独壇場は素晴らしい。低音のリフに乗って、自由奔放に弾きまくる。
近作は、ネオクラシカルなギターパートが減ったけれど、ここだけは爆発している。
インストナンバーは、Arachnesの本領発揮の場だね。
Francoはベースまで弾いている。
9曲目の“A Secret Sky”はAORちっくなバラード。
もはやHMではないけれど、これが聴かせるんだ。感動する。
後半は失速気味。
ELPのカバー、“Blues Variation”を入れたために古臭さとプログレさが出てしまったのは失敗だと思う。
ここに疾走曲を入れたら随分違っただろうに。
この点だけがちょっと残念だ。
今回は残念ながら日本発売はなく、輸入盤だ。
Arachnesと言えば、Enzo(Vo&Key)とFranco(G)のCrauso兄弟が中心となって、ネオクラシカルをやっていた。
今回も、そんな箇所はあるが、キャッチーになって、とっつきやすくなった。
特に、2曲目の“Gothic Description”は素晴らしい。
中近東と思わせる印象的なサビと、ミディアムテンポのパワーメタル、Francoのネオクラシカルな早弾きが融合して、非のつけどころがない。
3曲目の“Just Try And Hit Me”は、初期Helloweenのような明るめの楽曲がいい。
キラキラなKeyがなければもっといい。
ヴォーカルのEnzoの歌が上達している。
ロブ・ハルフォードっぽいキンキン声だったのが、甘さのあるハスキーヴォイスが混じるようになった。
ゲディ・リーの中高音のように。
私には大歓迎だ。
6~8曲目は『Mediterraean Suite』という組曲になっている。
全体的にプログレ風なシンセの効いた楽曲に、Francoのギターは、時にフュージョンっぽく、時にヘヴィーに鳴らす。
8曲目のギターの独壇場は素晴らしい。低音のリフに乗って、自由奔放に弾きまくる。
近作は、ネオクラシカルなギターパートが減ったけれど、ここだけは爆発している。
インストナンバーは、Arachnesの本領発揮の場だね。
Francoはベースまで弾いている。
9曲目の“A Secret Sky”はAORちっくなバラード。
もはやHMではないけれど、これが聴かせるんだ。感動する。
後半は失速気味。
ELPのカバー、“Blues Variation”を入れたために古臭さとプログレさが出てしまったのは失敗だと思う。
ここに疾走曲を入れたら随分違っただろうに。
この点だけがちょっと残念だ。