メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

HelloweenのKeeper Of The Seventh KeysⅡ

2006-05-11 21:29:55 | メロディック・ハード
守護神伝Ⅰは聴いているけど、Ⅱは未聴だった。
(なんせ、買うCDは思いつきで選んでいるので)
Ⅰのレビューを書こうとしたら、“Ⅰはカイ・ハンセン、Ⅱはマイケル・ヴァイカートが中心になっているので、サウンドはかなり違う”と知り、Ⅱを聴いて比べてみた。

確かに違う。
Ⅰはストレートなロックで、LAメタルに通じるところがある。
勢いで突っ走っているようだ。
それに対しⅡは、よりヘヴィになってるし、ギターがメロディアスになっている。
リフがバラエティ豊かになり、LAメタル臭さは消えている。
とってもヨーロッパ調になっているのにびっくり。
1988年作。1年の違いでサウンドがこんなにもヘヴィーになれるものだろうか?

Hellowenは、メロディック・ハードのはしりだと聞いていたが、Ⅰを聴く限りでは信じらなかった。
が、Ⅱを聴くと理解できる。
6曲目の「We Got The Right」を聴くと、ストラトヴァリウスが思い浮かんだ。
マイケル・キスクの声は、「殺人機械」の頃のロブ・ハルフォードのようだと思ったが、もうちょっと声に若さがあるな。

7曲目の「March Of Time」は、中間部の展開にはっとするし、サビのスピーディーなドラムとベースは、メロスピそのもの。とってもゴキゲンなナンバーだ。
そうか、わかった、「March Of Time」のスピーディーな手法をその後のバンドが続々取り入れたってことなのね。
今までたくさん聴いて来たメロスピの、肝心な最初の部分がわかったちょっと感動です。
ブログのタイトルも喜んでいるぜィ!!
っていうか、そんなタイトルつけるくらいなら、Ⅱを初めから聴いておけって!

そして、大作13分もの「Keeper Of The Seventh Keys」途中のギターソロに哀愁
があって、ヤバいくらいカッコいい!
あ~、だけど終盤はダレるかも。ラストがいいだけにもったいない。
もっとじっくり聴いて、ファーストの「Helloween」との絡みを明確にしたくなってきた。

Ⅱに関して言えば、カイ・ハンセンの曲も、マイケル・ヴァイカートの曲も好きだ。それぞれの持ち味がよく生かされている。
音楽性に幅があって良かったのに。。