VIRON＠渋谷

この週末はずっと調べ物、のはずだったんだけどなかなか手に付かない。夏休みの宿題状態で、気にはなっているんだけど、ついさぼって、テレビを見たりしてしまう。こんなにテレビを見たのは久し振りだよ・・・。
でも締め切りがあるものなので、そろそろ本腰を入れねば！

という訳で、外出はほとんどしなかったんだけど、ランチだけ外に食べに行く。
VIRON＠渋谷。



前からここのパンは大好きだったけれど、食事はしたことが無かった。
ランチは前菜とメイン、あるいはメインとデザートかを選べ、これにコーヒーが付いて2980円。
ふたりで行ったので、前菜とデザートをそれぞれチョイス。
これが正解。ポーションがどれも大きいのでふたりでシェアしても充分。特にデザートの大きさはびっくり。逆にひとりじゃ食べきれないくらい。

パンは美味しい！　お代わりが出来るので欲張ってずいぶん食べてしまった。
メインは3種のお魚。カリカリに焼いてあって美味しかったけど、まあ普通。



内装も良くていいお店だったけど、唯一の欠点はギャルソン。慇懃無礼な感じでちょっと不快だった。他のスタッフは非常に感じが良かったけど。
という訳で、それ程、特出したものは無いけど立地も良いので使えるお店でした。

万才湯＠三田

このところどうも調子が悪い。テンションが上がらず、物事が上手く回転しない。
うーむ・・・、という訳で銭湯。

万才湯＠三田。
田町駅から慶応大学に抜ける路地に面したちょっと古めのビル銭湯。周囲は飲み屋がたくさん。どこも感じがよく入ってみたい気持ちにさせる。その一角、居酒屋がテナントとして入っているビルの横に万才湯の暖簾が。



中に入るとこじんまりした靴入れに小さなフロント。残念ながらフロントの青年の愛想は良くない。テレビに夢中の様子。「お遍路スタンプ」を押してもらおうとしたが、無言でハンコをテーブルに置いた。まあ自分でやれ、ということですかね。

脱衣所はそこそこの広さ。なんだか「昭和レトロ風」に改装してある。お客さんの入りはまずまず。10人くらい入るかな。親子連れも二組。飲み屋街を通って銭湯に通うとは、子どもにとってなかなか良い経験だろう。

浴室は狭い。数えてみるとカランは10個。でも浴室の真ん中にベンチが置かれていたり、床のタイルが小さな小石を敷き詰めたものだったりと工夫が凝らされていて快適。浴槽は3個。この銭湯自慢の熱湯や温度を下げた薬湯。熱湯はホントに熱い！　入れないのでその横の普通の浴槽に入る。こちらは適温。

ビジュアルは無いのかと見渡すと、あった！　なんと脱衣所と浴室の境に「レインボーブリッジ」の夜景が描かれたペンキ絵。初めて見た題材。すごく精密に描きこまれていて見応えがある。しかも絵の端に「SANUGA」と書かれている。佐怒賀次男絵師の事だろう。津田沼の鷺沼浴場にある富士山のペンキ絵が彼の作品と思われるが、題材がまったく違うのでよく分からない。でもとにかくレアな作品である。

という訳で、万才湯は随所に工夫の凝らされたビル銭湯。レアなペンキ絵もあり非常に素晴らしかった。オススメ!
外に出ると、飲み屋の喧騒が。なかなかそそられる風景ですね。

全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会

昨日は6月7日の銭湯ナイト4にスペシャルゲストとしてご出演予定の、全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会（長っ！）の理事長、高橋元彰さんと打ち合わせ。

1時間ほどでしたが、組合の活動や今後の銭湯についての展望、さらには今の日本社会まで話が広がりたっぷりお話をうかがうことが出来ました。
とても頭の回転の早い方なので、話を伺いながらもついていくのにやっと。でも非常に興味深いお話でした。

銭湯ナイト4では、理事長さんのお話を伺うコーナーも設ける予定。なかなかこうした話を聞くチャンスは無いと思いますので、ぜひぜひ足をお運びいただければ幸いです。

あ、浴場組合から当日いらしたお客さまにちょっとしたプレゼントもご提供いただけることになりました。こちらもお楽しみに！

オープニングパーティー

昨日はこのブログでも再三お伝えしているイラストレーター長野亮之介さんの初個展のオープニングパーティー。

盛り上がりました！
お客様もたくさんいらして、みんなで長野さんの絵を見ながら美味しい料理とお酒を飲みました。
こういう会に参加すると、その人の交友関係が分かります。
今回は、長野さんの人柄を反映して、みんなとても素敵な方がいらっしゃった気がします。

という訳で、5月24日まで個展は開催されます。
ぜひお立ち寄りください。
あ、そこでオリジナル手ぬぐいも販売中。こちらもよろしくお願いいたします！

百顔繚乱展～イラストレーター・長野亮之介の顔仕事！

知り合いのイラストレーターさんが東中野ので初めての個展を開催します。

長野亮之介さんというイラストレーターさんで、読売新聞に映画に関する連載を持っていたり、地平線会議という冒険者の集まりの幹事をずっとやっていたりして、頼りになる二枚目なんだけど、テーゲーな感じもある、なんだか不思議な人です。
僕のやっている木こりグループのリーダーで、「銭湯ナイト」で以前販売した手ぬぐいのデザインもしてもらいました。

こんな感じの絵を描きます。



この個展には木こり仲間が協力していて、先日は、この個展のために額縁をみんなで手作りしたり、会場の設計を家具職人さんが担当したり、ブログの開設を手伝っていたりする人もいます。
僕も、当日販売用の手ぬぐいを豊田満夫さんにお願いしています。こちらも新しいデザインの面白い手ぬぐいができると思います。

という訳で、型破りで、かなり楽しい展覧会になるはず。
ぜひぜひ足をお運びください！
よろしくお願いします！！

展覧会ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/hyakkao10

「百顔繚乱展～イラストレーター・長野亮之介の顔仕事！」
日時：2009年5月12日～24日（月曜定休）
　　　　11:30～23：00（火～土）
　　　　11:30～18:00（日）
会場：space＆cafe ポレポレ座
　　　　東京都中野区東中野4-4-1　1F
　　　　tel.03-3227-1405

5/12（火）　19:00～21:00　オープニングパーティ（軽く一杯！！）
5/16（土）　18:00～21:00　地平線会議パーティ（ゲスト多数予定）

個展の飾りつけ

明日はこのブログでも告知している友人のイラストレーター、長野亮之介さんの個展初日。今日はその飾り付けをちょこっとだけ手伝いに東中野のポレポレに。

仲間たちみんなが協力して、わくわくするような会場に仕上がりました。
会場では、今度の銭湯ナイト4でも販売しようと思っている、長野画伯のイラストによるオリジナル手ぬぐいも販売します！
写真が小さくて見難いですが真ん中の額に入っているのがそれ。七福神がお風呂に入っている図です。その右が長野画伯。



という訳で、明日から個展はじまります。どうぞよろしくお願いいたします！

「百顔繚乱展～イラストレーター・長野亮之介の顔仕事！」
日時：2009年5月12日～24日（月曜定休）
　　　　11:30～23：00（火～土）
　　　　11:30～18:00（日）
会場：space＆cafe ポレポレ座
　　　　東京都中野区東中野4-4-1　1F
　　　　tel.03-3227-1405

5/12（火）　19:00～21:00　オープニングパーティ（軽く一杯！！）
5/16（土）　18:00～21:00　地平線会議パーティ（ゲスト多数予定）

清水湯＠表参道

この週末はずっと家で調べ物。
せっかくの行楽日和なのに出かけられず気分も落ち込む。

で、今日の午後は我慢できず、自転車でお出かけ。
まずは渋谷でランチ。
「マメヒコ」というお店。美味しかったしお店の雰囲気も実に良かった。良いお店を発見した。

食べたのはこれ。マメレットというガレット。今日は山芋（980円）。コーヒーもお代わりが出来てずいぶん長居してしまった。


で、その後は表参道にリニューアルオープンしたばかりの銭湯、清水湯へ。



表参道の交差点から歩いて2分。都内最高の立地に、4月22日にオープンしたばかりのぴかぴかの銭湯は、実に素晴らしかった。
第一印象は「ラグジュアリー」。
内装など全体の雰囲気が上質で実に落ち着いた空間。白を基調とした店内は清潔で、昼間行ったせいもあり、浴室部分の採光も素晴らしく、本当に良い気分だった。これで450円とは信じられないよ。すごい！

お湯も、「シルク風呂」「高濃度炭酸泉」と2種類あり、しかも僕の好きな軟水が使われている。ビジュアルは東郷青児風の磨りガラスしかないけど、何よりも気に入ったのは洗い場部分の天井が吹き抜けになっている事。いつもビル銭湯の圧迫されるような天井の低さが気になっていたのに、表参道でこの贅沢な天井の高さは素晴らしい。他にも細かい部分まで工夫が凝らされており、本当に感心した。

ロビーは狭いながらもバースペースがあり、ベルギービールなどが置かれている。
「清水湯フリーペーパー」もあり、店主の思いが書かれていた。
一言でまとめると、「設備+コミュニティスペース」＝「新しい銭湯」という事。
この事は、開業前からたまに読んでいた清水湯のブログにもたびたび書かれていたことなので、彼らの芯になるコンセプトなんだろうと思う。
この言葉自体は別段目新しい事ではないかも知れないが、あそこまで徹底して実現するのは凄い。

ぜひ清水湯に行ってみてください。銭湯未来形に会えるはず。オススメ！

銭湯ナイトの打ち合わせ

銭湯ナイトの打ち合わせ、ようやく始まりました。
ここ数日、メールでいろいろやり取りしております。
例によって準備が遅れ気味ですが、何とか頑張りたいともいます。
かなり面白いイベントになりそうな気がします。

ただ、やらなくてはいけない事、やりたい事をピックアップしていくとけっこうあって、ちょっとびびっております。

でも一番大切なのは「告知」。
当日まで準備頑張りますので、このブログを見ている皆様、ぜひぜひ6月7日の「東京銭湯ナイト　Vol.4　～銭湯新世界　元気いっぱい営業中！～」に足をお運びください。

転送、コピペ大歓迎なので、このブログのトップページの案内文、興味のありそうな方へお知らせもしていただけると、すごく嬉しいです。
何卒、よろしくお願い申し上げます！！

高田漣＠「風呂ロック」

今日は吉祥寺の弁天湯で開催された「風呂ロック」というライブイベントに行ってきました。

弁天湯という現役銭湯のお風呂場をステージと客席にしてライブをするというイベント。これまでも向井秀徳、遠藤賢司、朝崎郁恵となんとも素晴らしいラインナップで開催してきたようです。

で、11回目の今夜はなんと高田漣！



これまで彼のライブは細野晴臣と一緒にやっている時と、あとは高田渡さんとふたり、小さなライブハウスでの演奏の2回聴いたことがあります。
高田渡さんとのライブは本当に本当に素晴らしくて、今でも鮮明に覚えています。

で、本日のライブはだいぶ雰囲気が違って、エフェクターを多用してアンビエントな感じでした。
でも高田漣、すごくチャーミングなキャラクターですっかり気に入りました。やはりお父さん譲りの飄々とした感じが良かったです。



会場にはペンキ絵師の中島さんと丸山さんもいらっしゃっていて、先日亡くなった早川師のペンキ絵の前での演奏を楽しんでいました。うーむ。

という訳で「風呂ロック」、もう少し「銭湯」の魅力を伝えるような働きかけがあるともっと良いと思いましたが、なかなか素敵なイベントです。7月にも企画があるようです。どんなアーティストが登場するのか楽しみです。
あ、「銭湯ナイト」のチラシも配らせてもらいました。主催の方に感謝です。
http://furorock.com/

神楽坂で「ゆかた」に関するトークイベント

昨日は神楽坂で「ゆかた」に関するトークイベントに行ってきました。



去年、「東京浴衣ナイト」にご出演頂いたRumiRockゆかたのデザイナー・芝崎さんが個展「神楽坂ゆかた事件簿」を開催中。その企画で、こちらも去年、僕のイベント「東京手ぬぐいナイト」にご出演いただいた豊田満夫さんによるトークイベント、「昔のゆかたは凄かった」があったので駆けつけました。

会場は手ぬぐいや浴衣の生き字引、豊田さんのお話を聞こうと満員。お客さんも詳しそうな方やプロっぽい方が多かったので、浴衣制作に関するかなり専門的なお話が聞けました。
それにしても豊田さんのお話はホント凄すぎです。丁稚時代のお話から、浴衣全盛期の忙しかった話（昭和30年代は今の10倍くらい浴衣が作られていた）、有名人の浴衣話（沢田研二と田中裕子の結婚式の引き出物は豊田さんの作った浴衣だったとか）、作り方の変遷（長板という染め方の話など）などなどご自分の経験に基づいた貴重なお話を今回もたっぷり聞けました。
さらに「サザエさん浴衣」「総絞り浴衣」「戦争中の浴衣」など貴重な浴衣も現物を披露してくれました。

という訳で、非常に楽しかったし、僕もまた豊田さんとイベントをやりたいな、と思った次第です。