東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

「神楽坂ゆかた事件簿」

2009-05-01 23:22:07 | イベント
去年、「東京浴衣ナイト」にご出演頂いたRumiRockゆかたのデザイナーさんがGW中、神楽坂で「神楽坂ゆかた事件簿」を開催との事。



パンクでかっこいいRumiRockゆかたの新作がいち早く並ぶようです。僕もここの浴衣を一枚持っていますが、他では手に入らない注目度抜群のパンクな柄なので本当に気に入っています。今年の夏、目立ちたい方はゼヒ!

さらに5月5日は「東京手ぬぐいナイト」にご出演の豊田満夫さんによるトークイベント、「昔のゆかたは凄かった」も開催! 手ぬぐいと浴衣の生き字引、豊田さんの尽きることのないお話はぜったい楽しいし無茶苦茶ためになるので大オススメ!! 僕も何とか行きたいと思っております。

『神楽坂ゆかた事件簿』

【会期】5月1日(金)~5月6日(水)
【時間】12時~20時
【場所】神楽坂フラスコ

詳しくはこちら↓

http://blog.kimonoswitch.com/?eid=537730

山湯@梅が丘

2009-05-01 21:29:42 | 銭湯
今日は穂高岳登山の初日。のはずでしたが、朝起きるとすでに8時・・・。昨日、久し振りの雪山の準備に追われ、遅くまで起きていたためか最悪の寝坊となってしまいました。うーむ。
けっきょく、今夜の夜行バスで行くことに計画を変更。

で、銭湯は近所の山湯@梅が丘。



静かな住宅街の中にぽつんとある銭湯。近くの大学の体育会の学生がお客なのかもしれませんが、今日は学生はおらずさびしい感じ。
入り口や浴室も、なんと言うか質実剛健、まあ、体を洗う場所という機能は満たしています。当然ペンキ絵などのビジュアルもなし。

でも、お湯は気持ちよく、浴槽からお湯があふれている清潔な銭湯でした。
という訳で、なぜかまだ東京にいる不思議なゴールデンウィーク初日でした・・・。

「キリマンジャロの雪」

2009-05-01 09:34:13 | 
本は「キリマンジャロの雪」ヘミングウェイ。



たぶんヘミングウェイを読むのは20年振りくらい。ちょうどアフリカについて調べているのでその一環で読んでみた。
読んだ本は昭和44年の刊行の本だったので、滝口直太郎の訳が固くて読みにくい。でも、それもなんだか「ヘミングウェイを読んでいる」という懐かしい気分に合っているかも。

で、この本は、短編集。なんと言うか、暗い話が続く。全体になんとなく共通するテーマは「死」「退屈」「セックス」。そして冒険旅行に行っても感じてしまう「閉ざされた感覚」は今も通じる感覚。それを頼りにいささか古臭い物語を読み進めてみた。

この「閉ざされた感覚」とそこから逃げ出そうとする試み(=生きること)が、この「キリマンジャロの雪」の冒頭の有名な一文に端的に現れている。

「キリマンジャロは、高さ19,710フィートの、雪におおわれた山で、アフリカ第一の高峰だといわれる。その西の頂はマサイ語で、“神の家”(ヌガイエ・ヌガイ)と呼ばれ、その西の山頂のすぐそばには、ひからびて凍りついた一頭の豹の屍が横たわっている。そんな高いところまで、その豹が何を求めてきたのか、今まで誰も説明したものはいない。」(滝口直太郎訳)

最後は自殺しちゃうヘミングウェイ。タフガイもいろいろな事を抱えて生きているんだ、ということが分かったよ。


不二の湯@南砂

2009-05-01 09:23:28 | 銭湯
銭湯は江東区南砂の不二の湯。



団地の多い町です。その中にある小さな商店街に面した、こちらも小さな銭湯。外観がけっこうかわいらしい感じで良いです。
フロント式。愛想の良い女将さんが迎えてくれます。
ちょうど僕が入ろうとした時、常連さんらしきおば様軍団が5人ほど連れ立って出てきました。中でも常連さんがにぎやかに話していて活気のある銭湯です。

脱衣所の脇に小さな坪庭があるのですが、つつじが咲いていてきれいでした。暗くなるとライトアップされるなど、自分の銭湯を美しく見せようという気持ちが感じられます。



浴室も小ぶり。中島絵師の富士山が目立ちます。かなり細かく描かれていて、藁葺きの水車小屋や漁をしているらしい小船などもあって見飽きません。

という訳で、小ぶりな、でも活気のある下町銭湯でした。
帰りに、商店街にある麺屋さんでうどんの麺を買いました。ケースに入った麺を売っているこういうお店、ずいぶん少なくなりましたね。揚げ玉をおまけしてくれました。良い気分で帰宅。