東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

『武藤彩未 LIVE DNA 1980 ~version2.~』@SHIBUYA-AX

2013-09-28 08:28:44 | アイドル
という訳で、昨日はSHIBUYA-AXで武藤彩未さんのライブ。

『武藤彩未 LIVE DNA 1980 ~version2.~』

7月のO-EASTに続いて2回目となるライブ、あの素晴らしかったライブから2ヶ月、ずっと待っていました。
前回のライブの時、こんなツイートをしました。

「今日の武藤彩未ライブは、AKBが縮めてしまったアイドルとファンの距離を、もう一度、取り戻す試み。
簡単には近づけないアイドルの聖性を強く感じさせられた。
でもこの距離感はとても新鮮で、非常に貴重な現場だった。
武藤彩未の復活は停滞気味のアイドルシーンに新しい可能性を産んだと思う。」

たくさんリツイートされたので、多分、あの会場にいたファンの多くが同じように感じたんだと思います。

「アイドルの聖性」。
今ではほとんど感じることのない、この感覚は武藤彩未の現場を特徴付けるもののひとつ。
MCではとても気さくで楽しい面を見せてくれるし、会場の雰囲気も温かいのですが、ひとりステージの真ん中で歌っている彼女を見ていると「特別な存在なんだな」って思います。

で、昨日も、「武藤彩未から感じる特別な存在感は何なんだろう」、ってライブ中ずっと考えていました。
激しいダンスや過剰な煽りもなく、たった一人でステージに立ってまっすぐに歌うだけ。
でもそこには歌うことが大好きで、歌の力を信じ誇りを持った17歳の少女がいる。
それがオーラとなって彼女を輝かせるんだって思います。



彼女はMCで何度も、「私はみんなの側にいます」「みんなの味方です」って話していました。
彼女が松田聖子の歌に勇気付けられたように、自分も、歌の力で人を励ましたり慰めたりしたいんだと思います。
そして彼女なら、それが出来るんじゃないか、って純粋に思います。

多分、今日AXにいた満員のファンは、みんな武藤彩未さんに勇気付けられたし励まされたんじゃないでしょうか?
握手も、ブログも、ツイッターも、アイドルにとっては副次的なもので、やっぱり高いステージで歌って、それだけでファンを魅了させる「特別な存在」が本当のアイドルなんだって、改めて思いました。

グループで歌うんじゃなく、たった一人で歌う、という今のシーンでは、ハンデとなるようなことも、自分の歌の力で「特別な存在感」を際立たせ、逆にパワーに変えているように感じました。

そして、スタッフはたった一人で歌う彼女をフォローすべく、最新のプロジェクションマッピングを使って、歌に合わせて多彩なステージを見せてくれました。
シンプルだけどちゃんと力を入れるべきところには手を掛ける。
さすがアミューズ品質です。
そしてそれに応えて、たった一人でずっと満員のお客の視線を逸らさない武藤彩未の実力。
ほんとうに記憶に残る素晴らしいライブだったと思います。

そんな武藤彩未さん、東京、神奈川、千葉、埼玉での4箇所のライブハウスツアーのあとは赤坂ブリッツ。
ライブハウスツアーでは、それぞれ新曲を披露するとのこと。
つまり4曲。赤坂も入れると+1、2曲かな。
いよいよ武藤彩未の快進撃が始まりそうです。

あとはドラマ主題歌とかCMとかの大きなタイアップが入れば良いのですが。
歌番組に出たりして、多くの人に彼女を知って欲しい。
舞台が大きくなっても物怖じしない武藤彩未さんなら、きっとそれに応えてくれるはず。
これからの成長がますます楽しみです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿