本は、「Showa Style 再編・建築写真文庫〈商業施設〉」(彰国社)
![](http://2.bp.blogspot.com/_d8eUnUmsIGk/Sx5yQapUHWI/AAAAAAAAB48/Iy8PMpudz0E/s320/1.jpg)
昭和28年から45年までの17年間にわたって出版された全145巻に及ぶ『建築写真文庫』を、都築響一が800ページ(!)に再編集した一冊。
『建築写真文庫』は、北尾春道という数奇屋建築の研究家で、自身、建築家でもあった著者が、ひとりで、取材し、写真を撮り、文章も書き、編集まで行った昭和建築の玉手箱の様な写真集。
用途としては、実際の建築を行う参考資料として使われたようで、登場する建物も有名建築ではなく、市井の小建築ばかり。
レストラン、バー、ガソリンスタンド、理髪店・・・、さまざまな商業施設は、しかしどれもスタイリッシュで美しい。
曲線と直線を上手く組み合わせ造形美を生み出していて、登場するそれぞれの店舗がお店独自の「個性」をアピールしている。
その「個性」は、手の込んだ建築家や大工さんの手仕事から生まれたもの。
この写真集を見ていると、今の商業施設がどれほど均質的で無個性かと言うことをつい思ってしまう。
それほど、登場する建物に魅力がある。
さらに、時々だが、そこに働く人がちょっと写っていたりする。
その服装や表情も面白いし、画面の端に写っているコーヒーの値段表やポスターなどに目を留めだすと、何時間あっても足りない程。
と言うわけで、本屋では5000円もする値段にちょっと躊躇したけれど、大満足の一冊。おすすめ!
http://showastyle.blogspot.com/
![](http://4.bp.blogspot.com/_d8eUnUmsIGk/Sx6GquY1CAI/AAAAAAAAB7E/JQIGB5qF6KU/s320/2_5.jpg)
![](http://2.bp.blogspot.com/_d8eUnUmsIGk/Sx5yQapUHWI/AAAAAAAAB48/Iy8PMpudz0E/s320/1.jpg)
昭和28年から45年までの17年間にわたって出版された全145巻に及ぶ『建築写真文庫』を、都築響一が800ページ(!)に再編集した一冊。
『建築写真文庫』は、北尾春道という数奇屋建築の研究家で、自身、建築家でもあった著者が、ひとりで、取材し、写真を撮り、文章も書き、編集まで行った昭和建築の玉手箱の様な写真集。
用途としては、実際の建築を行う参考資料として使われたようで、登場する建物も有名建築ではなく、市井の小建築ばかり。
レストラン、バー、ガソリンスタンド、理髪店・・・、さまざまな商業施設は、しかしどれもスタイリッシュで美しい。
曲線と直線を上手く組み合わせ造形美を生み出していて、登場するそれぞれの店舗がお店独自の「個性」をアピールしている。
その「個性」は、手の込んだ建築家や大工さんの手仕事から生まれたもの。
この写真集を見ていると、今の商業施設がどれほど均質的で無個性かと言うことをつい思ってしまう。
それほど、登場する建物に魅力がある。
さらに、時々だが、そこに働く人がちょっと写っていたりする。
その服装や表情も面白いし、画面の端に写っているコーヒーの値段表やポスターなどに目を留めだすと、何時間あっても足りない程。
と言うわけで、本屋では5000円もする値段にちょっと躊躇したけれど、大満足の一冊。おすすめ!
http://showastyle.blogspot.com/
![](http://4.bp.blogspot.com/_d8eUnUmsIGk/Sx6GquY1CAI/AAAAAAAAB7E/JQIGB5qF6KU/s320/2_5.jpg)
![](http://4.bp.blogspot.com/_d8eUnUmsIGk/Sx6QpMNHf0I/AAAAAAAACBU/sy6DV_b7doc/s320/7_7.jpg)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます