本は「デザインが奇跡を起こす」。
水谷孝次さんというアートディレクターの活動の記録。
著者のことは以前、「情熱大陸」で取材されていたので知っていました。
でも、あんまり良い番組じゃなくてピンと来ていなかったのですが、本屋でこの本を見つけて立ち読みしてみたら「面白い!」。
すぐに買って一気に読み終えてしまいました。
広告の第一線で活躍し、冨と名声を得た著者がふと我に帰り、「何のために生きているのか」と考えたところから物語は始まります。
最初は原宿の少女達の笑顔を写真にとって展示することから始まった「MERRY PUROJECT」。
「世の中を笑顔でいっぱいにする」というシンプルなコンセプトが共感を呼び、プロジェクトはだんだん進化していきます。
愛知万博のために世界中の子ども達の笑顔を撮影する取材をしている中、ケニアの少女がこう言います。
「私は今まで笑ったことがない。でも今日初めてMERRYって何か考えた。だから今日は最高の日。私のMERRYはあなたよ。」
「人を幸せにすること、楽しませることが究極のデザインだ」。
これまでたくさんの賞を得てきた著者がケニアの少女によって気がつくのです。
さらにこうした活動が北京オリンピックの開会式を担当したチャン・イーモウの目に留まり、開会式で著者の撮った世界中の子ども達の笑顔の写真が使われることになった・・・。
という話なのですが、とにかく感心するのは著者の物事を進めるパワー。
「これは無理!」という事態に陥ってもあきらめず粘り強く交渉し、最後は実現させてしまいます。
そしてプロジェクトが取材を進める過程を経てだんだん進化していくダイナミズムにも驚かされます。
すごい!
読んでいてほんとうにワクワクしました。こんな本は久しぶり。
すごい刺激とパワーをもらった気がします。
オススメです!
http://www.merryproject.com/jp/
水谷孝次さんというアートディレクターの活動の記録。
著者のことは以前、「情熱大陸」で取材されていたので知っていました。
でも、あんまり良い番組じゃなくてピンと来ていなかったのですが、本屋でこの本を見つけて立ち読みしてみたら「面白い!」。
すぐに買って一気に読み終えてしまいました。
広告の第一線で活躍し、冨と名声を得た著者がふと我に帰り、「何のために生きているのか」と考えたところから物語は始まります。
最初は原宿の少女達の笑顔を写真にとって展示することから始まった「MERRY PUROJECT」。
「世の中を笑顔でいっぱいにする」というシンプルなコンセプトが共感を呼び、プロジェクトはだんだん進化していきます。
愛知万博のために世界中の子ども達の笑顔を撮影する取材をしている中、ケニアの少女がこう言います。
「私は今まで笑ったことがない。でも今日初めてMERRYって何か考えた。だから今日は最高の日。私のMERRYはあなたよ。」
「人を幸せにすること、楽しませることが究極のデザインだ」。
これまでたくさんの賞を得てきた著者がケニアの少女によって気がつくのです。
さらにこうした活動が北京オリンピックの開会式を担当したチャン・イーモウの目に留まり、開会式で著者の撮った世界中の子ども達の笑顔の写真が使われることになった・・・。
という話なのですが、とにかく感心するのは著者の物事を進めるパワー。
「これは無理!」という事態に陥ってもあきらめず粘り強く交渉し、最後は実現させてしまいます。
そしてプロジェクトが取材を進める過程を経てだんだん進化していくダイナミズムにも驚かされます。
すごい!
読んでいてほんとうにワクワクしました。こんな本は久しぶり。
すごい刺激とパワーをもらった気がします。
オススメです!
http://www.merryproject.com/jp/
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