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東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

北アルプス 燕岳~蝶ガ岳縦走

2011-09-19 13:36:11 | 山のぼり
先週の話を今頃アップします。

北アルプスの表銀座コースに行って来ました。
2泊3日の小屋泊まりの山旅です。

ふだんマイナー山域の沢や岩ばかりを楽しんでいますが、やはり北アルプスのメインコースは文句なしの素晴らしさでした。
まず天気が最高。
このコースは、槍ヶ岳や穂高岳など北アルプスの主要な山を眺めながら縦走できることが売りなのですが、雲に隠れることなく、3日ともその雄姿を眺めることが出来ました。

常念岳山頂からの眺め(槍ヶ岳方面)


常念岳山頂からの眺め(燕岳方面)


さらに今回は小屋泊まりだったし、普通の山登りで登山道具も軽くすんで、本当にラクチン。
テントはテントで楽しみはありますが、やっぱりこういうメジャーコースでは、山小屋の方が楽でした。

今回、燕山荘と、常念小屋に泊まりましたが、最近の山小屋のレベルは目を見張るばかり。
特に燕山荘は、「泊まってみたい山小屋ランキング」でも首位を取るくらいなので、スタッフのホスピタリティー、館内の清掃、料理のレベルなどどれも非の打ち所がありませんでした。
ただ、個人的には、山小屋にそこまで求めないので、縦走の最後にお昼ご飯を食べた蝶ガ岳ヒュッテののんびりした昔風の山小屋の雰囲気が一番気に入りました。
今回は泊まらなかったのですが、2泊くらいしてのんびり雲の上で過ごすのも楽しそうです。

燕山山頂


蝶ガ岳からみた穂高岳

沢登り:谷川岳・湯檜曽川本谷

2011-07-19 23:23:29 | 山のぼり
この三連休は谷川岳の湯檜曽川本谷に沢登りに行ってきました。

湯檜曽谷は関東を代表する名渓で、滝あり、ゴルジュあり、やばい草付きの高巻きありと沢の総合力を試されます。
この沢の遡行は今回で4回目。
でも、今年の湯檜曽は非常に残雪が多く、スノーブリッジに悩まされながらの遡行となりました。

遡行を開始してしばらく、十字峡の手前のトロ箱状のゴルジュにスノーブリッジが。



恐る恐る、でも急いで通過したのですが、このスノーブリッジ、僕たちが通過した途端、轟音を立てて崩れ落ちました・・・。
まだ、ゴルジュを泳いでいる最中の出来事。
もう1分遅かったら、大怪我では済まなかったかも知れません。

この後も、スノーブリッジを高巻いたものの、ヤバイ草付で焦ったりもしました。
下の写真の右手の草付を慎重に進んだのですが、確保も取れず、かなり怖かったです。



とは言え、やっぱり湯檜曽は面白い!
例えばこの滝。
10m垂直の滝ですが滝の中段のバンド部分を水に打たれながら突破します。



滝の中は、こんな感じです。
水圧で前がほとんど見えません。手探りで突破口を探します。
なんだか「ファイト一発!」って感じでかなり燃えました!



で、いよいよ今回のメインディッシュ、40mの大滝の登場。
美しい滝です。
ここはザイルを使って登攀。



下山は白毛門から土合まで急勾配を一気呵成に下ります。
沢登りで疲れているので、ほんとへとへとになります。
でも、それもなんだか久し振りな感じで楽しめました。

という訳で、湯檜曽本谷はやっぱり面白かった。
やっぱり沢の面白さが凝縮された名渓です。

沢登り@奥秩父 一ノ瀬川本流

2011-07-10 20:35:32 | 山のぼり
週末は、沢登り。
奥秩父の一ノ瀬川本流(大常木谷出合い下部~竜喰谷出合い)に。

土曜日、沢の入り口まで移動の日。
僕たちは車を持っていないので、移動は公共交通機関を使うんだけど、奥秩父はとにかく不便。
奥多摩まで電車で行って、そこからバスで丹波まで。
さらにそこから歩いて4時間(!)の大移動だったんだけど、歩いて2時間ほど経ったところで突然の大豪雨。
雨に当たると痛いほどの大粒の雨。
逃げる場所も無いので仕方が無く濡れて歩く・・・。

しばらく歩くとようやく工事中のトンネルがあったので雨宿り。
助かった!
結局この日は、ここでビバーク。

で、日曜日。
目的の大常木谷を目指して歩き出す。
今日は快晴! 絶好の沢日和に気分も高まる。
しかし一ノ瀬川本流に到着して下降を始めたんだけれど、かなり歩いても大常木谷との出合いに着かない。
どうやら下降点を間違えた様子・・・。
すこし手前で下りてしまったようでいきなり難しいゴルジュが続く。
遡行図には何も書いていないゴルジュで焦ったが、これはこれでかなり楽しい。



昨日の雨で水量も多いみたいで淵や釜の突破に時間がかかる。
ようやく大常木谷出合いに到着したが、これからの時間を考えると厳しいので、予定を変更してそのまま本流遡行に切り替えることにした。

でも、晴れ渡る青空の下、きらきら輝く沢を遡行する楽しさは素晴らしい。





出合いを過ぎてからは、難しい箇所も無く、さくさく進む。
ときどき泳いだりするので、飽きずに美しい渓流を堪能できた。
竜喰谷の出合いまで進んだところで遡行終了。
結局、4時間ほどの遡行となったが、数年ぶりの沢だったので、これで良かったのかもしれない。

林道を下山中、なんと急に雨が・・・。
気分が暗くなりかけたところ、一台の車が止まってくれて、そのまま奥多摩駅まで乗せてくれた。
また雨に打たれるのはこりごりだったので、ラッキー。
奥多摩駅そばの「もえぎの湯」に入って帰宅。

ゴールデンウィークの富士登山

2011-05-06 00:36:59 | 山のぼり
最近、更新をサボっていました。
ゴールデンウィークの前半は、クライミングに行く予定だったのですが、ドタキャンとなり家にこもってAKB映像をユーチューブでずっと観ていました・・・。

で、後半は富士登山。
本当は穂高に行く予定だったのですが、雪崩が多そうなので富士山に変更。
富士山は数年前のお正月に登ったのですが、山頂直下で撤退してしまったのでリベンジでした。

佐藤小屋経由での登山でしたが、今年は登山者がすごく少ないとの事。
やはり地震と原発の影響だそうです。
テントも少なくてさびしい感じでした。

で、初日は雪訓。
滑落停止や耐風姿勢のトレーニングをしっかりしました。

翌日は晴天。
早朝から登りはじめます。
前回の富士登山の時はけっこうバテたのですが、今回は絶好調。
全く疲れることなく登山を存分に楽しみました。
周りの景色も素晴らしく、抜けるような青空と真っ白な雪のコントラストが美しかったです。

でも、登るにつれ風がだんだん強くなってきました。
耐風姿勢を取っていてもぐらつき、顔が痛くなってくるほどの烈風です。
まるで厳冬期の様で、春山と少しなめていたのを反省しました。



結局、八合五勺で残念ながら撤退することにしました。
山頂はあんな近くに見えるのに、と、残念でしたが安全を考えれば賢明な判断だったと思います。

その後、下山中に遭難者を発見し、警察に連絡し、ヘリによるレスキューが行われるまでずっと付き添っていたりしました。
とても衝撃的な事故で、これからの自分自身の登山に大きな影響が有ると思います。

という訳で、本当にいろいろなことがあったゴールデンウィークの富士登山でした。

鷹取山でクライミング

2011-04-03 22:41:58 | 山のぼり
今日は横須賀の鷹取山でクライミング。

鷹取山は歴史のあるクライミングスポット。
僕が初めてクライミングを体験した場所でもある。
もう20年近く前の話だけど・・・。

で、学生の時以来の訪問だったけど、結構ちゃんとルートの細かい部分とかも覚えていたのに驚く。
「電光クラック」というルートが(初歩的ルートとしては)代表的なんだけれど、むかし苦しんだところは、やっぱり同じように難しくて、「あ、この感覚、覚えている」ってびっくりした。
それでも何とか登れてほっとひと安心。

鷹取は、もともと石切り場なので、他の岩場と違って特殊なムーブが多いんだけれど、そこがなんだか懐かしい感じで面白かった。
岩場には、けっこうたくさんのクライマーがいて、それぞれ練習している。
年に一度、仲間達とお花見を兼ねて集まっているグループや、安全講習を行っている山岳会など。
でも、特に目を引いたのが、60代後半のおじさん3人組。
「マジックマッシュルーム」というかなり難しいルートを、すごく丁寧に、でも着実に登っていた。
かっこよかった。
なんだかゴルフとかでわいわい騒いでいるより、年をとっても仲間達とクライミングに来て黙々と練習している姿はストイックで良い雰囲気。
こういうクラシカルな岩場にふさわしいクライマーだった。

まあ、僕たちはうるさく騒ぎながら登っていたので、雰囲気を壊していたという話もあるけど・・・。
他にもコスプレイヤーやトレランランナー、犬の散歩など大賑わい。
こういう岩場が近所にあったらホント楽しそう。



クライミングの後は中華街でごはん。
こんな時期なのでさびしいかなと思ったけど、すごく賑わっていて、街も明るかった。
裏路地の中華屋に入ったけど、味はそれ程でもない。サービスは言わずもがな。
次回はすごく風情のあった安楽園というお店に行きたい。

阿弥陀岳 北稜

2011-01-04 08:25:06 | 山のぼり
今年のお正月は冬山登山。
八ヶ岳にある阿弥陀岳北稜というバリエーションルートにチャレンジしてきました。


天気にも恵まれ素晴らしい登山が出来ました。
1月1日、始発で東京を出て、茅野からバスで美濃戸口まで。
ここから登山開始。
さすが人気の八ヶ岳、雪山装備に身を固めた登山者がけっこういます。

最初はひたすら林道歩きですが、雪が積もっているので周りの景色が全て美しく見え気分も最高です。
途中、ニホンカモシカに出会ったりもしました。


14:30、目的の赤岳鉱泉に到着。
八ヶ岳登山のベースキャンプなので色とりどりのテントが張られ賑わっています。
僕たちもテントを設営して、明日に備えてザイルワークの練習。
今回はバリエーションルートということで、クライミング用の装備もたくさん持ってきています。

夜はテントで夕食。
すごく美味しい豚汁などメンバーの用意してくれた食事に大満足でした。

翌日は3:00起床、4:30出発。
さすがに早いのかテン場もあまり動きがありません。
真っ暗な中、ヘッドライトの光を頼りに進みます。

行者小屋を過ぎてしばらく進むと、いよいよ阿弥陀岳北稜が見えてきます。
ただ、ここから取り付きまで、先行パーティーのトレースが残っているかと思っていたのですが誰も入っていないのか、何の手がかりもありません。
仕方が無く、中岳沢を登って北稜の取り付きを目指します。
もっとも、雪山の醍醐味は何の足跡も無いまっさらな雪原を進むことなので気分は高まります。

いろいろ試行錯誤しながら北稜に向かいます。
近づくと稜線には烈風が吹いているようで雪炎がすごい勢いで舞い上がっています。
9:00、最後のきついラッセルを終えいよいよ稜線に到着。

ここからが本番です。
急な斜面の灌木帯を慎重に進み、いよいよ岩稜に。
取り付きで準備をしていると後続パーティーが続々到着してきます。

岩稜にはルートが3つ。
ここで僕たちは一番手前のルートを選択。
でも、このルートは一番難しかったらしく選択ミスでした。
アイゼンで岩を登った経験が一度しかなく、コツがつかめません。
結局、トップは登れたものの僕も含め後続がこのルートを登れず、最初の岩場は巻く事になってしまいました。
途中からトップに合流し最後の2ピッチは登れましたが、やはり肝心の最初の岩を登れなかったのは心残り。



でも、阿弥陀山頂からの眺めは素晴らしかったです。


という訳で、今年最初の登山は晴天にも恵まれ、まずまずの登山となりました。

あ、下山後に入った上諏訪の温泉「片倉館」も素晴らしかった!
昭和3年に建てられたゴージャスな建物で山の疲れも吹き飛びました。

富士山キノコ狩り

2010-10-04 07:45:00 | 山のぼり
毎年秋、学生時代の仲間達とキノコ狩りに行くことを続けています。
もう15年位ずっと続けている行事です。

で、今年も富士山に行ってきました。
富士山は、キノコの宝庫。
それに加え、最近は赤ちゃんや子どもの参加が多いので、親しくさせてもらっているペンションを借り切って、台所を自由に使わせてもらえる利点もあります。

という訳で、今年も大豊作。
イグチ、タマゴダケ、ハツタケ、、どのキノコも美味しく料理して、ぜんぶ平らげました。、
面白かった!



キノコ狩りの翌日は、胎内神社→精進湖→大石寺→飛図温泉→富士宮焼きそばと富士山を一周しました。

ここ数年、富士山に行くことが多く、なんだか判ったような気になっていましたが、一周してみて、富士山がどれだけ大きいかを実感できました。
本当に魅力的なエリアです。
次回は富士山の別のエリアを探検したら楽しそう。
という訳で、秋の恵みを感じられた週末でした。

剱岳本峰南壁A2稜登攀

2010-08-02 11:16:04 | 山のぼり
剱岳に行ってきました。
今年の夏、最大の目標だった「剱岳チンネ左稜線」登攀のためです。

しかし、登山中ずっとぐずついた天気に祟られチンネは断念。
結局、距離の短い剱岳本峰南壁に目標を変更しました。
でも、このルートも剱に直接突き上げる素晴らしいもので、すごく充実した登攀を楽しむことが出来ました。



金曜の朝、一番のバスで室堂へ。
そこから延々、今夜の宿泊地、真砂沢ロッジを目指します。
500m登って、1000m下る長い行程。
通常だったらバテバテになるところですが、今回は超軽量化を計っていたため、心配していたほどは疲れませんでした。
とにかく荷物を軽くするため、安全に関わるギアは減らしませんでしたが、快適になるための防寒具などは最低限しか持たず、これまでたくさん行ってきた山行中、一番軽量化できたと思います。
なにしろ、お箸まで持っていくのをやめたくらい徹底しました。

で、真砂沢ロッジは小さな山小屋でしたが、ご主人の人柄も良く、快適に過ごせました。
なんと、「かけ湯」のサービスもあって汗を流せたのも良かったです。

翌朝、2:30に起床し出発するも、小雨が降ってきたりして天候が良くありません。
事前の予報では「晴れ」のはずだったのに・・・。

それでも、長次郎谷の雪渓を登り続けます。
右手には霧の中に八ツ峰の岩峰群が並んでいて壮観。
しかし、稜線に出て、今回はチンネを諦める事にしました。
理由は天気。
ずっと雨が降り続いていて、これから岩に取り付くには安全性に疑問があるとの事で断念。
ちょっと下ったところで早めにビバークして翌日の天候回復を待つことにしました。

その日の夜遅くまで雨は断続的に降りましたが、翌朝は回復。
岩場からも立山がよく見えました。



で、チンネの代わりに選んだのが、剱岳本峰南壁A2ルート。
剱岳の山頂直下にダイレクトに突き抜ける気持ちの良いルートでした。
それ程、登る人はいないのか、岩がもろく、落石も危なかったのですが、僕のレベルでも何とか登れます。
剱岳名物、カニのヨコバイを通過している登山客からも良く見えるルートで、その視線も感じながらピッチを稼ぎます。

支点は少なめで、怖いところもありましたが古い残置ハーケンを使いながら6ピッチほどで終了。
ザイルのいらない岩場を少し登れば剱岳山頂に到着です。
山頂では他の登山者が拍手で迎えてくれました。

で、時間もないのですぐに下山。
途中、天候が再び悪化。雨の中、長い長い上り下りを繰り返してようやく室堂到着。
帰りの新幹線の時間も迫っていたので、温泉にもよらずに帰京。

という訳で、目的のチンネ登攀は叶わなかったものの、渋い好ルート、剱岳本峰南壁を楽しむことが出来て大満足でした。
やはりアルパインクライミングは緊張感があって面白いです。
来年こそはチンネ登攀を目指して、今からトレーニングをはじめたいと思いました。

新潟にクライミング

2010-07-23 23:58:30 | 山のぼり
新潟にクライミングに行ってきました。

火曜日の夜、会社からそのまま新幹線で新潟へ。
翌日、内ノ倉の岩場というゲレンデで遊んで、帰りに温泉で汗を流し、お寿司を食べて、最後は市内のレトロ銭湯で締めるという短いけれど大充実のツアーでした。

内ノ倉の岩場は、たぶん新潟周辺のクライマーしか行かない小さな岩場。
今夏、計画している岩登りのリーダーが良く行くとの事なので、事前練習のため集まったのです。
でも、ダム湖に面した絶好のロケーション。
平日なので他のクライマーもいなくて、傾斜も緩く登りやすい花崗岩の岩場で実に快適でした。
こんな岩場が東京周辺にあったら大行列でしょう。

久し振りなのでロープワークのおさらい。
が、けっこう忘れてしまっていて焦ります。
何十年も続けているのに情けない。

まあ最後は何とかスムーズに捌けるようになって一安心。
という訳であとは本番まで体力をつけるだけです。

クライミングのあとは、源泉掛け流しの三川温泉。
新潟市内に戻り美味しいお寿司を食べたあと、本町通の「いずみ湯」という銭湯に。
昭和30年に建てられた小さな銭湯。
入り口には浴衣地で作られた真っ白な暖簾がかかっていて涼しげ。
けっこう熱くてビックリでしたが、常連さんが続々詰め掛けてきます。
女将さんが僕の持っている手ぬぐいに反応してくれて話が弾みました。
最後はヤクルトまでご馳走になってしまいました。
旅先のこうした小さな出会いは嬉しいですね。

という訳でちょっとした旅でしたがなかなか面白かったです。
時々こういうのもいいですね。

滝子山登山@山梨県

2010-07-19 10:06:18 | 山のぼり
昨日は山梨で山登りでした。
初狩駅からすぐの滝子山(1590m)。

この山は、富士山の眺めが良いことで知られ、また、少し足を伸ばせば天目山温泉と言う日本一の高アルカリ性の温泉があるようなので、下山路に大谷ガ丸を通ってこの温泉を目指すことにしました。

出発が遅れてしまい、初狩駅を出たのが10:30。
遅れを挽回すべく、ペースを上げようとしましたが、まったく力が出ません。
今夏の登山のためのトレーニングとして大きな荷物を持って出かけたのですが、その荷物の重さでもうヘロヘロ。
自分の体力が本当に低下していることに気がつき、真剣に「やばい」と思った登山になりました。

とは言え、緑鮮やかな山はやはり気持ちよいもの。
期待していた山頂からの富士山は雲に隠れて少ししか見えませんでしたが、静かな山道を辿っているだけで心落ち着きます。
15:00下山開始。
滝子山から大谷ガ丸への山道は、山の懐深くに来ている感じで特に気持ちが良いコース。



コース上には、源為朝が自害した場所という伝説のある祠や米背負峠という名の峠があったりして、古くから使われてきた山道と言うことが分かります。
こういう山道の歴史を調べるのも面白そうです。

下山はペースを上げて頑張ります。
そのご褒美か、富士山を見ることも出来ました。



最後は、天目山温泉に18:15到着。
閉館時間が近かったのですが、なんとか間に合いました。
日本有数の高アルカリ性温泉と言うことで、なんだかぬるぬるした泉質が不思議な感じ。なかなか良い温泉でした。

という訳で、かなり疲れましたが充実した山行となりました。
でも、本気でもっとトレーニングしなくちゃ。