ツレがギックリ腰になりました。
50年余の人生のなかで最悪、最痛、最重度のギックリ腰だそうです。
まさかこんなことになるとは思っていませんでした。
年末旅行で松島に来ていたんです。
松島で唯一だというバリ島テイストのホテルに泊まり (そりゃまあオンリーワンでしょうねぇ)、
客室露天風呂でゆず湯を楽しんだり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3e/9943ea5667ffab58e8362ba783dfce3f.jpg)
バリ島テイストというわりにはオーソドックスに和風の美味しい会席料理を、
宮城県の地酒飲み比べセットとともに楽しんだり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/48/6ca3cb30ca5846b492eb4ac4673bbefd.jpg)
朝は屋上展望風呂から日本の夜明けを楽しんだり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/bf/3915082ffe1aeefe5421aebcc1e0eca0.jpg)
強い朝の日差しのなか、再び完全に和なテイストの朝食を頂いたりしていたんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ba/a02512bf4a4b6953b14ad4cde995e3df.jpg)
ところがチェックアウトまでのほんのわずかな空き時間のなか、
私がちょっと目を離している隙に激しいクシャミをした瞬間にやってしまったそうです。
今までで一番ひどいギックリ腰とはいえ、
朝のうちはそれでもイテテと言いながらも動けていたんです。
立ち上がったり座ったりという動作は腰をかばうようにそろそろと行わなければなりませんが、
一度立ってしまえばいつもより動きは鈍いものの特に不自由を感じることもなく歩いていました。
それでちょっと油断して帰りがけ仙台の街で、
のんびりとショッピングなどをしてしまったのがいけなかったのでしょう。
買い物を終え、コーヒーショップで一息ついたあと、突然容態が悪化してしまいました。
立ち上がることも、ほんの数段の階段を上ることもままならず、
何かにつかまっていないと歩くこともできないような状態に陥ってしまいました。
しばらく同じ姿勢を続けていると、そのまま固まって動けなくなってしまうようです。
自宅に帰ってきて何とか夕食を終え、早めに就寝したのですが、
深夜2時頃ふと目覚めるとツレはベッドに腰掛けた状態のまま固まっていました。
トイレに行きたくなって目が覚め、何とか起き上がることまでできたものの、
そこからまったく立ち上がることができず途方に暮れていたそうです。
椅子を持ってきてつかまり立ちさせようとしても思うように立ち上がれず、
椅子の数や向きなどいろいろ試してみてやっとのことで立つことができたと思っても、
そこから壁を伝ってじんわりじんわり亀のような歩みで寝室の隣のトイレまで進み、
用を足して戻ってきてからもベッドに横たわるのにまたものすごい試行錯誤を繰り返しました。
尿意を覚えてからさっと立ち上がってトイレに行き用をすませてベッドに戻る。
健康なときならほんの1、2分もあればすべて完了するような作業が、
痛みに耐えながら30分以上の時間を費やす大事業となってしまいました。
その間、私は何とかツレの助けになろうと思うのですが、
いかんせんこの手の仮言命法に関してはまったくの無知ですから、
どうやって支援してあげたらいいのかが皆目見当つきません。
ものすごく痛がっている傍らでただただオロオロするばかりでした。
そうこうしているうちに自分の腰までなんだか少し痛くなってきたような気がします。
これはまさに老老介護の縮図なんだなと思い知らされました。
ふだん自分が介護されることはあっても、自分がツレを介護する側に回るなんていうことは、
これまでほとんどありませんでしたし、これからもあるとはあまり想定していませんでした。
親の面倒をみる日が来ることは想像していましたが、
ツレが私より先に弱るなんて考えたこともありませんでした。
今回はただのギックリ腰ですのでいずれ回復するでしょうが、
そんな一過性のものではすまない事態もやってこないとは限りません。
今のうちからそうした事態に備えておくことの必要性を突き付けられた一夜でした。
とりあえずギックリ腰の人の介助方法くらいは調べておきたいと思います。
50年余の人生のなかで最悪、最痛、最重度のギックリ腰だそうです。
まさかこんなことになるとは思っていませんでした。
年末旅行で松島に来ていたんです。
松島で唯一だというバリ島テイストのホテルに泊まり (そりゃまあオンリーワンでしょうねぇ)、
客室露天風呂でゆず湯を楽しんだり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/3e/9943ea5667ffab58e8362ba783dfce3f.jpg)
バリ島テイストというわりにはオーソドックスに和風の美味しい会席料理を、
宮城県の地酒飲み比べセットとともに楽しんだり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/48/6ca3cb30ca5846b492eb4ac4673bbefd.jpg)
朝は屋上展望風呂から日本の夜明けを楽しんだり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/bf/3915082ffe1aeefe5421aebcc1e0eca0.jpg)
強い朝の日差しのなか、再び完全に和なテイストの朝食を頂いたりしていたんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ba/a02512bf4a4b6953b14ad4cde995e3df.jpg)
ところがチェックアウトまでのほんのわずかな空き時間のなか、
私がちょっと目を離している隙に激しいクシャミをした瞬間にやってしまったそうです。
今までで一番ひどいギックリ腰とはいえ、
朝のうちはそれでもイテテと言いながらも動けていたんです。
立ち上がったり座ったりという動作は腰をかばうようにそろそろと行わなければなりませんが、
一度立ってしまえばいつもより動きは鈍いものの特に不自由を感じることもなく歩いていました。
それでちょっと油断して帰りがけ仙台の街で、
のんびりとショッピングなどをしてしまったのがいけなかったのでしょう。
買い物を終え、コーヒーショップで一息ついたあと、突然容態が悪化してしまいました。
立ち上がることも、ほんの数段の階段を上ることもままならず、
何かにつかまっていないと歩くこともできないような状態に陥ってしまいました。
しばらく同じ姿勢を続けていると、そのまま固まって動けなくなってしまうようです。
自宅に帰ってきて何とか夕食を終え、早めに就寝したのですが、
深夜2時頃ふと目覚めるとツレはベッドに腰掛けた状態のまま固まっていました。
トイレに行きたくなって目が覚め、何とか起き上がることまでできたものの、
そこからまったく立ち上がることができず途方に暮れていたそうです。
椅子を持ってきてつかまり立ちさせようとしても思うように立ち上がれず、
椅子の数や向きなどいろいろ試してみてやっとのことで立つことができたと思っても、
そこから壁を伝ってじんわりじんわり亀のような歩みで寝室の隣のトイレまで進み、
用を足して戻ってきてからもベッドに横たわるのにまたものすごい試行錯誤を繰り返しました。
尿意を覚えてからさっと立ち上がってトイレに行き用をすませてベッドに戻る。
健康なときならほんの1、2分もあればすべて完了するような作業が、
痛みに耐えながら30分以上の時間を費やす大事業となってしまいました。
その間、私は何とかツレの助けになろうと思うのですが、
いかんせんこの手の仮言命法に関してはまったくの無知ですから、
どうやって支援してあげたらいいのかが皆目見当つきません。
ものすごく痛がっている傍らでただただオロオロするばかりでした。
そうこうしているうちに自分の腰までなんだか少し痛くなってきたような気がします。
これはまさに老老介護の縮図なんだなと思い知らされました。
ふだん自分が介護されることはあっても、自分がツレを介護する側に回るなんていうことは、
これまでほとんどありませんでしたし、これからもあるとはあまり想定していませんでした。
親の面倒をみる日が来ることは想像していましたが、
ツレが私より先に弱るなんて考えたこともありませんでした。
今回はただのギックリ腰ですのでいずれ回復するでしょうが、
そんな一過性のものではすまない事態もやってこないとは限りません。
今のうちからそうした事態に備えておくことの必要性を突き付けられた一夜でした。
とりあえずギックリ腰の人の介助方法くらいは調べておきたいと思います。
はやく快復するよう願っています。