まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

ジョン・ロック飲み

2014-12-30 16:54:30 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
昨日はまさおさまゼミの卒業生との飲み会でした。
「卒業生飲み」 と言えば例年この時期に集まってくれる代の人たちがいるのですが、
昨日集まってくれたのはそのメンバーではありません。
その代の人たちからは今年は珍しく何の連絡もなく、
そろそろみんないい歳だし年末を一緒に過ごす相手がそれぞれできたのかなと、
むしろ彼らから連絡がないことに少し安堵感すら感じていたのでした。
(どうやらそうではなかったことが後に判明しましたが、それはまた別の話ということで。)

昨日集まってくれたのは、このあいだの3月に卒業したばかりの社会人1年生のメンバーです。
(うち1名は大学院生。)
男2人、女2人の4名の代でしたが、この代は在学中からミョーに仲が良く、
まさおさまゼミ史上初めての卒論ゼミ合宿を企画・運営してくれたのも彼らでした。
卒業後はそれぞれ岩手、仙台 (×2名)、神奈川とみんな福島を離れてしまったのですが、
すでにゴールデンウイークと夏休みにみんな福島に集まって飲み会を開いています。
4人のうちひとりの卒論テーマがジョン・ロックの社会契約論で、
彼女は私の20年間の指導歴のなかでも最も分厚く、きわめて優秀な卒論を書き上げたのですが、
同期のなかでも彼女の毎回のレジュメは印象に残っていたのでしょうか、
このメンバーで飲むときの名称がいつの間にか 「ジョン・ロック飲み」 で定着するようになりました。
そしてこの年末に今年3回目のジョン・ロック飲みが開催されることになったのです。

本来なら旧・卒業生飲みのように我が家で私の手料理でみんなを歓迎してあげたいところですが、
翌日には東京に移動しなければならなかったので今回は外飲みにしてもらいました。
西口の 「千年の宴」 で九条鍋のコースを堪能しながら旧交を温めた後、
メンバーのひとりが就職先で上司からワインの手ほどきを受けているとのことだったので、
この機会に他のみんなもワインに親しんでおいたほうがいいだろうと思い、
「ワイン酒場」 でワイン講習会を開くことになりました。
と言ってもすでにみんな飲み放題でベロベロになっていますから、まともな講義は期待すべくもなく、
白、赤、赤とハイペースでボトルを空けていきました。



ちなみに後ろのほうに写っている 「中合」 の買い物袋は、
みんなから頂戴したバースデープレゼント兼勤続20周年のお祝いの品で、
たまに料理をする私のために選んでくれたエプロンでした。



なんだかとてもリッパなエプロンです。
来年はこれ付けてリッパな手料理を振る舞ってあげなくてはならないでしょう。
さらにあるひとりは私のブログで 「極ゼロ」 がこの辺に売っていないという話を読んで、
近所のスーパーでたまたま売っていたからとわざわざ仙台で買って持ってきてくれました。
たいへん有り難いことです。
しかし、こうしたグッズを頂けたことにばかり感謝しているわけでなく、
飲み会のなかでみんなが口を揃えて、卒論ゼミで学んだことが卒業後も役に立っている、
と言ってくれたことが本当に有り難かったです。
フォトリーディングやマインドマップの手法は仕事のなかでも自然と使っているそうですし、
卒論ゼミでは誰かが発表したときに他の全員が何か意見や疑問点を述べない限り、
私からのコメントを始めないようにしていましたから、
職場や大学院でペーパーを渡されてその場ですぐに何かを発言しなくてはいけないときに、
ゼミで培われた瞬発力が役に立っているそうです。
そのように言ってもらえるというのは教育者冥利に尽きます。
大学で身に付けた力を駆使してますます社会で活躍していただきたいと思います。

新しい年になってもこのメンバーはまた足繁く集まるのでしょう。
現役のゼミ生たちよりも飲み会の回数が多いというのは、
社会人として大丈夫なのかと若干心配に思わないわけではありませんが、
仲がいい仲間がいるというのはとても素晴らしいことだと思います。
職場や大学院の愚痴を言いつつ、互いに支え合って生きていってほしいと思います。
今回はありがとうございました。
次回のジョン・ロック飲みも楽しみにしています。

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