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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都千代田区の日比谷公園では、バラの花がよく咲いています

2015年05月22日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園は、周囲のビル街の狭間にあるオアシスのような都市型公園です。

 その日比谷公園では現在、多彩な花が咲いています。

 西洋庭園タイプの花壇では、いろいろな花が咲いています。





 その西洋庭園タイプの花壇の中で、バラの花があちこちによく咲いています。黄色いバラの花が並ぶ森陰の小道です。



 中央の花壇の一部でも、バラの花がよく咲いています。





 その花壇の中で、柔らかいピンク色の花を咲かせているバラは、京成バラ園芸が品種改良した「芳純」です。



 赤色がかったピンク色のバラは、フランスのメイアンが品種改良した「ローラ」です。



 日比谷公園で咲いているバラはちょうど見ごろを迎えています。

 晴天で日差しが強いために、多くの方は森陰のベンチで涼んでいます。日比谷公園はビル街のオアシスとして機能しています。

経営誌「日経ビジネス」の特集「挫折の核心 イオン」を拝読しました

2015年05月21日 | 日記
 2015年4月27日号・5月4日号合併号の経営誌「日経ビジネス」の特集「挫折の核心 イオン」を拝読しました。5月連休中の少し古い話題で恐縮ですが・・。

 この特集のリード部分は、3期連続で営業減益となったイオン社長の岡田元也さんが、2014年後半に、イオン幹部に対して「もう、“トップバリュ”というブランドなんかやめてしまおうか」との弱音を吐いたそうだとのエピソードから始まります。

 2015年4月27日号・5月4日号合併号の経営誌「日経ビジネス」の表紙です。



 規模では国内最大級のPB(プライベートブランド)の“トップバリュ”は、「質より安さ」というブランドイメージが染みつき、当初のいいものをお手頃価格でというブランドイメージが崩れだしているそうです。
 
 ここ10数年間、“トップバリュ”の売上げは年々増加し、2014年度には7800億円と成長し続けています。ところが、イオンは総合スーパー事業営業損益は、2011年度をビークに急激に下落しています。2014年度は、ついに16億円の赤字に陥ります。
 
 イオンは、2002年に経営破綻したヤオハンジャパンを「東海マックスバリュー」として傘下に収めてから、マイカルやダイエーなどのかつてのライバルのスーパーを吸収し、国内最大のスーパーに膨れあがります。イオン傘下は国内で約600店舗に膨れあがっています。
 
 販売する製品を膨大な購入量にものをいわせて、仕入れ値を安くし、全国のイオン系スーパーで大量に売ることで収益を上げるという常識的なもくろみでした。これは大量販売の原則です。ただし、消費者にとって魅力的な商品であるとの必要条件の下での話です。
 
 イオン本部が仕入れた“トップバリュ”製品を、販売の目立つ棚に並べて販売するという光景が、あちこちのイオン系スーパーで定着し、各店舗は品揃えに工夫をしなくなったようです。特に、地元の野菜や魚などの特産品に関連する商品を並べる力が落ち、イオン系は“金太郎飴”に、どの店舗も同じような品揃えになっていったそうです。
 
 販売する品揃えを考えなくなる“思考停止”状態になった各地のイオン系スーパーは、地元のライバルのスーパーの品揃えに負け始めます。例えば、四国でスーパー第一位の地位を持つマルナカは売上高が2000億円(2009年度)と、第二位のスーパーの420億円を圧倒的に引き離す規模を持っています。このため、より規模の大きさを求めて、2011年にイオンと資本業務提携し、イオン傘下に入りました。
 
 ところが、“トップバリュ”製品が並ぶようになったマルナカは、「売り場が面白くなくなった」との声が消費者から上がるほど、品揃えの魅力を失っていったようです。

 こうしたイオン傘下の各スーパーの再建策については、Webサイトの「日経ビジネスONLINE」に続編のインタビュー記事などがいくつか載っています。

 例えば、2015年5月15日には「トップバリュ優先から抜け出す」というイオン九州社長の柴田祐司さんのインタビュー記事が載っています。営業利益を回復させる事業戦略を語っています。

 それ以前には、2015年5月5日には「イオンの商品改革、半年先には成果出す」というイオン執行役の柴田英二さんが語る、商品政策180度転換策のインタビュー記事を載せています。

 規模拡大という大企業病にかかったイオンが今後、どう再生していくのかという点で興味は尽きません。かって総合スーパーとして君臨した“ダイエーの二の舞”にはならないという教訓を活かしてほしいものです。


長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原では、ズミの木の花が満開です

2015年05月20日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、標高1100メートルから1200メートルあるために、雑木林の木々は新芽を出し、日に日に緑を濃くしています。

 佐久荒船高原は佐久市の東端にあり、群馬県甘楽郡下仁田町と県境を接しています。佐久荒船高原の端を通る林道は、下仁田側の神津牧場の端を通っています。その林道の眼下に見える神津牧場の一部は、新緑に包まれています。



 牛を放牧する部分は、飼料の草がよく育っています。この東側の先には、妙義山系が望める場所です。今回は春霞が濃く、妙義山系を見ることができませんでした。

 佐久荒船高原では現在、リンゴに似ている白い花を咲かせるズミ(別名コナシ バラ科リンゴ属)の木々が満開です。陽当たりのいい尾根部分では、ズミの木があちこちで満開になっています。





 森陰部分などでは、ヤマツツジが所々で咲き始めています。


 
 実は、佐久荒船高原はレンゲツツジの花の名所です。今年は5月下旬にはレンゲツツジは花を咲かせそうです。
 
 佐久荒船高原では、いろいろなヤマザクラやサトザクラの木が花を咲かせますが、当然、既に花は咲き終わっています。こうした中で、何本かのヤエザクラ(八重桜)の木が花を咲かせています。
 


 この時期にヤエザクラの花を鑑賞できて、得した気分です。
 
 草原部分に出てきたアナグマの子供です。佐久荒船高原で初めての出会いです。




 
 春本番を迎えた佐久荒船高原では、動物も動きを活発化しています。

(追記)
 当初、今回出会った動物は、タヌキかハクビシンではないかと推定していましたが、アナグマ(ムジナ)だとご指摘するコメントをいただき、訂正しました。
Webサイトで、アナグマの画像を調べてみました。確かに、アナグマの画像でした。


長野県佐久市の東にある佐久荒船高原では、ニホンサクラソウが咲いています

2015年05月19日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、標高1100メートルから1200メートルあるために、雑木林の木々は新芽を出し、日に日に新緑が濃くなっています。

 その中で、ニホンサクラソウ(日本桜草)が森陰でよく咲いています。

 夜明け後のいくらか明るくなった早朝の荒船山(標高1423メートル)です。荒船山の最高地点の経塚山(1423メートル)の部分が見えています。



 これから7月ごろまでは、朝霧が佐久市あるいは下仁田町から上がって来て、荒船山や佐久荒船高原は霧に包まれます(必ずしも毎日ではありませんが)。

 午後の日差しがよくあたっている荒船山の艫岩(ともいわ)です。



 弊ブログの2015年5月12日編でも、ニホンサクラソウが森陰でよく咲いていますとお伝えしました。この時は、比較的陽当たりがいい場所での話でした。

 現在は、少し森陰の草むらの中で、ニホンサクラソウは可憐な花を咲かせています。森陰を少し探さないと見つかりません(逆にいうと、見つかりにくい場所なので、盗掘を逃れています)。





 最近では珍しいほどのニホンサクラソウの大群落です。



 森陰では、ナルコユリも咲き始めています。





 佐久荒船高原では、雑木林の木々の葉が茂る前に、草原で咲く野草は花を次々と咲かせています。

群馬県渋川市にある県立伊香保森林公園で、キセキレイを観察しました

2015年05月19日 | 旅行
 群馬県渋川市の西側山麓にある県立伊香保森林公園に野鳥観察に行って、クロツグミやキセキレイなどを観察しました。

 県立伊香保森林公園は、高崎市榛名山町の“榛名山”と呼ばれる榛名富士(標高1390メートル)・榛名湖地域の東側に位置する二ッ岳(雄岳・雌岳の総称)山麓に広がる広大な森林公園です。

 県立伊香保森林公園は標高1000メートルから1300メートル程度あり、深い森になっています。


 
 ヤマツツジがちょうど見ごろです。



 “もみじの広場”の近くにある、自然のたまり水でできた小さな池で、野鳥が水浴びに来るのを観察しました。実は、キセキレイが2、3羽、池の水辺にずっといます。



 このキセキレイは、水浴びではなく、エサを探しているようです。






 
 お目当てのオオルリやキビタキは水浴びに来ませんでした。ホオジロやシジュウカラなどが水浴びに来ました。

 水浴びするホオジロです。





 お目当ての野鳥のキビタキは,近くの木々までは近づきます。美しい鳴き声を頭上から聞かせます。
 
 自然のたまり水の観察場以外にも、野鳥が観察できる場所を探して、県立伊香保森林公園を散策してみたいと考えています。