ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市郊外にある伊佐沼で、夏鳥のコアジサシの行動を観察しました

2018年04月28日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼に、飛来している夏鳥のコアジサシを観察しに行ってきました。

 伊佐沼は田植えシーズンが近づき、農業用水として蓄えている水量を最大限にしています。

 ハス田の上にかかる歩道橋越しに、満杯に蓄えている、伊佐沼の水面が見えます。



 今回、見た感じでは、夏鳥のコアジサシはこの時は5、6羽程度飛来していました。農業用水が満杯になっても少し水面に出ている“島”の手前にある、水面から顔を出している杭の上に、1羽のコアジサシが留まっています。





 歩道橋から、この杭まではかなりの距離があり、肉眼ではコアジサシは小さくしか見えません。



 チドリ目カモメ科のコアジサシは、ツバメに似たスマートな体型で、黒い頭と白い身体が目立ちます。全長は約24センチメートルです。

 杭の上に留まっているのは、メスのコアジサシです。



 オスのコアジサシは、水面近くにいる小魚を狙って、水面に飛び込んで捕ます。メスに、その捕った小魚を“プレゼント”します。







 この“プレゼント”行為は、コアジサシの求愛行動です。



 毎年の初夏の様子では、伊佐沼にはコアジサシはもう少し多くの数が集まります。

 その飛来したコアジサシを観察しようと、熱心な野鳥観察愛好家の方々が集まります。その狙いは、コアジサシの求愛行動の撮影です。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コアジサシ (イケリン)
2018-04-28 06:32:22
かなり距離の離れたコアジサシの行動を見事に捉えられました。
プレゼント作戦で求愛しているようですね。
この恋の行方や、いかにですね。渡す瞬間の画像。貴重なものですね。
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イケリン様 (ヒトリシズカ)
2018-04-28 07:01:48
イケリン様

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

今回は、川越市郊外の伊佐沼に偶然、立ち寄ったところ、コアジサシが遠くにいました。

適当に撮影したところ、求愛活動のプレゼントシーンを遠目に撮影できました。

このコアジサシの番は、これから伊佐沼の草陰に巣をつくり、産卵します。ヒナが無事にかえることを願っています。
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コアジサシ (BIRD)
2018-04-28 07:27:09
夏鳥のコアジサシが来て、独特の求愛行為を見せてくれますね。オスは小魚を捕まえ、プレゼントすることが求められ、大変そうです。
伊佐沼は大きいので、小魚もたくさんいそうです。このため、いろいろな水鳥もやって来そうですね。
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BIRDさま (ヒトリシズカ)
2018-04-28 07:43:59
BIRDさま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

川越市郊外にある伊佐沼には、これから飛来するコアジサシの数が増えると予想されます。

コアジサシの番の求愛活動を観察しようと、早朝から熱心な野鳥観察愛好家の方々が集まります。

伊佐沼の水位が田植え後は下がります、この水位の変化が巣作りに影響を与えます。

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決定的瞬間 (fukurou0731)
2018-04-28 09:04:59
ヒトリシズカ様
おはようございます。
コアジサシの求愛行動の決定的瞬間ですね!
かなり遠い距離なのにその瞬間をばっちり撮影なさっているのは、さすがですね。
その後この雄の求愛はうまくいったのでしょうか?(笑)
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fukurou0731さま (ヒトリシズカ)
2018-04-28 09:33:03
fukurou0731さま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

川越市郊外にある伊佐沼には、コアジサシはまだ数組の番しか飛来していないので、メスはオスを選ぶ環境ではない感じです。

それよりも、伊佐沼は田植え時期なので、伊佐沼の水位が大きく変化します。このため、水位が下がると、巣の場所のいい悪いが問題になります。
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コアジサシ (紅組)
2018-04-28 17:04:55
伊佐沼に来ている夏鳥のコアジサシは、精悍な体つきです。
オスは水面下に潜って小魚を捕るので、池に住む魚の脅威ですね。
人間のオスと同様に、メスの関心を引くには、プレゼント作戦が有効なのですね・・
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紅組さま (ヒトリシズカ)
2018-04-28 18:10:03
紅組さま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

農業用水を蓄えている伊佐沼には、漁業権を持つ方々がおられて、伊佐沼に小舟を出して、フナを捕っているようです。

冬などには多くのカモ類が飛翔して、小魚を食べていますので、多くの魚が生息している模様です。このため、冬でも夏でも水鳥が集まると考えています。

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