ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

安中市のろうばいの郷では、ロウバイは八分咲きでした

2011年01月16日 | 季節の移ろい
 安中市松井田町にある「ろうばいの郷」ではロウバイの花が八分咲きでした。ロウバイの花は、昨年12月下旬から咲き始めたそうです。


 訪れた1月16日は、日本列島が強い冬型の気圧配置となり、各地で雪が降り、冷え込みました。群馬県の安中市松井田町は碓氷峠を通して長野県側に接しているため、気温が低く、体感温度はかなり低かったです。浅間山などがある長野県側は雪雲がかかっていて、寒風が吹き降りてきます。安中市松井田町にも数日前に雪が少し降ったようで、北斜面の陰には残雪が少しありました。

 安中市の郊外の陽当たりのいい丘陵に設けられた「ろうばいの郷」に入園すると、入り口付近からロウバイ独特のいい薫りが漂っていました。ここには1200株のロウバイの木が植えられているそうです。




 ロウバイと呼ばれるように、花は蝋細工のような不思議な透明感を感じる黄色です。

 ここのロウバイは「満月」(まんげつ)という品種が中心だそうです。このほかには「素芯」(そしん)という品種と、原木である基本種と、合計三種類が植えられています。基本種は花の黄色が淡い半面、薫りが強いそうです。逆に、満月と素芯は花の黄色が濃い半面、薫りは弱いそうです。満月は花弁の先が丸い一方、素芯は先がとんがっているとのことです。でも、満月と素芯の違いはあまりよく分かりませんでした。

 ロウバイが開花する木に野鳥が何羽か来ています。ロウバイの木の根元をひたすら掘っていたのはツグミでした。根元の暗い場所にいるため、落ち葉の褐色に、ツグミの羽根の褐色が溶け込んでいます。


 ロウバイの木の根元の日陰にツグミがいるため、美しい羽根の細部が見えません。

 このろうばいの郷の近くには、松井田町が誇る梅林がいくつもあります。2月下旬になれば、有名な秋間梅林(あきまばいりん)で梅が咲き始めます。群馬県を代表する梅林である榛名梅林と箕郷梅林も、秋間梅林の近くにあります(榛名梅林と箕郷梅林は高崎市にあります)。今度は、梅林の梅の花を見に行きたいと思っています。やはり春よ来いです。

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